「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

5月10日 広瀬隆氏 ご講演 原子力発電所事故問題。質疑では、地熱発電の可能性/子ども達の集団疎開

2011-05-10 17:46:44 | NPO・地域力
 5月10日16時から、川内博史・辻恵議員主宰で、講師は広瀬隆氏が講師の東日本大震災勉強会が開催されました。
 http://www.ustream.tv/channel/iwakamiyasumi3
 から、中継の状態が不安定ながら視聴をさせていただきました。

 地熱発電について触れられておりましたが、
 1)地震誘発
 2)温泉の枯渇の課題
 などの課題がありますが、ひとつの代替エネルギーとしての可能性は十分に検討の価値があるのではないかと思っています。

 質疑応答で、児童への20msVまでを許容する問題もとり挙げられました。
 広瀬氏は、「集団疎開をさせてでも子ども達を守るべき」と主張されました。
 参加されていた国会議員は、「20msVまでを許容してはならない」という立場で行動をすると述べられていました。
 大人よりも放射線への感受性が高い子ども達への被曝は慎重の上に慎重を期さねばならないと考えています。
 「集団疎開」の考え方は、子ども達を被ばくから守るためにはやむをえない施策であると賛同いたします。


*学童疎開について書かれたブログ
ジャーナリスト 木下黄太のブログ  「福島第一原発を考えます」
同一県内でも地域的な差が大きい放射能の危険、及び福島の学童疎開についての作業
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/3085a9712e58d8725f408c5ff102d4ad
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6月30日開催:乳幼児精神保健学会 特別セミナー「東日本大震災後の子どものこころのケア」

2011-05-10 09:33:35 | 小児医療
 以下、東日本大震災後の子どものこころのケアに関連した重要なシンポジウムのお知らせをいただきました。
 その重要性を鑑みこちらでも掲載させていただきます。

****掲載****

緊急告知 FOUR WINDS 乳幼児精神保健学会 特別セミナー
東日本大震災後の子どものこころのケア

 ルイジアナ州立大学小児科・精神科教授で乳幼児精神保健の世界的リーダーであるジョイ・オソフスキー先生ご夫妻が、東日本大震災後の日本の子どもたちのために緊急来日されます。

 オソフスキー先生は、第3回世界乳幼児精神医学会ストックホルム大会(1986)会長を務め、その後世界乳幼児精神保健学会(WAIMH)理事および会長(1992―1996)として乳幼児精神保健の発展に寄与されてきました。昨年まではWAIMH学会誌のInfant Mental Health Journalの編集長を務められました。

 オソフスキー先生は、アメリカのスラム街の困窮家庭における虐待や犯罪による子どものトラウマの専門家として、母親が目の前で父親に殺された乳幼児のPTSDの治療など研究されてきました。2005年にご自身がハリケーン・カトリーナに被災されて以来、ルイジアナだけでなく世界各地の被災児のPTSDの予防とケアに取り組んでおられます2008年の中国四州省の地震の際には、中国政府に招聘され、現地で指導をされています。

 渡辺久子先生とは1989年にフランス議会に招聘され「働く母親と子ども」のシンポジウムでともに発表しあって以来の友人です。東日本大震災翌日の3月12日渡辺先生あてに、日本の子どもたちへの支援の申し出のメールが届きました。すぐにオソフスキー先生の最新の論文や資料を送って頂きましたが、それらは福島県の「郡山市震災後子どものケアプロジェクト」の立ち上げにつながり、現在郡山市の保育園、幼稚園や学校現場で子どものケアに活用されています。そのような経緯の中で、私たちFOUR WINDSは、オソフスキー先生と被災地を結ぶシンポジウムを行います。これから長期にわたる子どもたちのこころの支援の基礎として、この時期に皆様とともに学びたいと思います。

 保育士、幼稚園教諭、教師、保健師、看護師、医師、ケースワーカー、心理士、児童相談所職員、児童施設職員、乳児院職員、行政職員など、あらゆる子どもの心の成長発達に携わる方々の参加をお勧めいたします。

 慶應義塾大学医学部小児科学教室 渡辺久子先生の通訳付きです。
 お誘い合わせの上、奮って、ご参加ください。

日 時   :平成 23年 6 月 30日 (木)
時 間   :18時30分~20時30分
場 所   :慶應義塾大学 日吉キャンパス
プログラム :シンポジウム ジョイ・オソフスキー先生ご夫妻
              現地からの声
              渡辺久子
参 加 費  :一般 3000円   学生 1500円
(緊急講演会のため、会員・非会員を問いません)

定員   : 500名 (先着順)

申 込 方 法  : タイトルを「特別セミナー参加申込」とし、必要事項(氏名、住所、電話、FAX、メールアドレス、所属、職種)をご記入の上、メールまたはFAX でお申し込み下さい。その後、下記の口座に参加費をお振り込み下さい(お振り込み後の返金は行いませんので悪しからずご了承下さい。また、恐れ入りますが振込手数料は各自ご負担頂きますようお願い致します)

振 込 口 座 :三菱東京UFJ 銀行 経堂支店(店番号091) 普通口座
口座番号  0557841    名義  カワバタユウジ
224-0032 横浜市都筑区茅ヶ崎中央24-10 クレストセンター南401 エコアド内



    FOUR WINDS 乳幼児精神保健学会事務局
      TEL /045-532-6907 FAX/045-532-6908
      E-mail/fourwinds@ecoado.jp HP/www.fourwinds.jp

(転載終わり)
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