「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

不活化ポリオワクチンを当院でも実施いたします。ご希望の方は、ご連絡をください。

2011-05-16 16:16:59 | 小児医療
 3月の第一回中央区議会定例会において、「日本国内での不活化ポリオワクチンの早期導入を求める意見書」が全会一致で採択されました。

 画期的な意見書であると考えます。

 今、日本で実施されているポリオワクチンは、「経口生ポリオワクチン」であり、副反応としての四肢麻痺などの報告がなされています。
 より安全性の高いワクチンとして「不活化ポリオワクチン」を導入していくことが国のなすべき施策の方向性です。

 ただ、国全体の施策の方向転換にはまだまだ時間がかかることが予想されます。

 日本全国の議会で意見書を届けるなり、専門学術団体が要望書を届けるなりして、少しでも早く切り替えられることを求めていかねばなりません。
 一部クリニックでは、個別に「不活化ポリオワクチン」実施がなされているところであり、私のクリニックでもかかりつけの患者様方から強く導入のご要望が従来からございました。

 このたび、当クリニックでも、ご希望の患者様に、「不活化ポリオワクチン」を実施いたします。
 そして、ここ中央区でも、「不活化ポリオワクチン」早期導入の声を大きくしていくことができればと思っております。


 ご希望の方は、クリニックへお問い合わせください。
 お電話03-5547-1191

**以下、中央区議会が厚生労働大臣及び内閣総理大臣あてに出した意見書*****
http://www.kugikai.city.chuo.lg.jp/seigan/iken/iken65.pdf

日本国内での不活化ポリオワクチンの早期導入を求める意見書

 わが国におけるポリオの予防は、「経口生ポリオワクチン」を用いた予防接種により行われていますが、今、世界では欧米諸国をはじめ多くの国々が「不活化ポリオワクチン」を使用しています。これは、国立感染症研究所が昨年七月に発表した「ポリオワクチンに関するファクトシート(報告書)」においても述べられているとおり、「不活化ワクチン」は「生ワクチン」と比較し、安全性と優位性が認められているからにほかなりません。
 現在、国内で使用されている「生ワクチン」については、厚生労働省が昨年八月に発表した「予防接種後副反応報告書」によると、接種者二百十二万八千八百四十八人中、四肢の麻痺六件、その他の副反応症例九件、計十五件の事例が認められたと報告されています。一方、「不活化ワクチン」については、既に導入した各国において麻痺の副反応の比率が極めて少ないことが明らかになっています。こうした状況から見ても、わが国も早急に「不活化ワクチン」の導入を図る必要があります。
 これまでも「不活化ワクチン」については、日本医師会、患者家族会などが国に対し予防接種への導入を強く要望してまいりましたが、ワクチンの承認は未だ、実現されておりません。そこで、国が承認するまでの間、当面、「不活化ワクチン」を輸入して対応することを認め、重症な副反応による被害者をこれ以上出さないようにすべきと考えます。
 よって、本区議会は、国に対し早急に予防接種法を抜本的に改正し、「不活化ワクチン」を導入するよう強く要望します。
 右、地方自治法第九十九条の規定により、中央区議会の総意をもって意見書を提出します。

平成二十三年三月十七日

厚生労働大臣
内閣総理大臣 あて
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1歳頃の赤ちゃんの歯の健康相談、早く生える子は、保健所へのお電話で相談受付早めること可能

2011-05-16 12:37:05 | 小児医療
 東京都中央区では、赤ちゃんの歯の健康相談を行っています。
 はがき通知は、1歳頃の相談受診を目標に送られています。
 
 歯が生えるのは、個人差の幅が大きく、早い子は、6ヶ月頃から。
 そういう子には、保健所にお電話いただくことで、歯の健康相談を早めることが可能です。

 歯の健康管理も、早くからお願いします。

****以下、中央区ホームページより*****
http://www.city.chuo.lg.jp/kurasi/hokenzyo/kenkosoudan/sika/akatyanhasodan/index.html


赤ちゃんの歯の健康相談
 生後10から11か月頃に歯の健康相談を行います。
 該当する赤ちゃんには、ハガキで通知します。

 ※母子健康手帳をお持ちください。


会場と日程 赤ちゃんの歯の健康相談

場所      日程
中央区保健所    偶数月第1木曜日
          午前9時30分から11時まで受付

日本橋保健センター 偶数月第4木曜日
          午前9時30分から11時まで受付

月島保健センター  第4火曜日・第4水曜日
          午前9時30分から11時まで受付

※無料
 
※都合により日程は変更になる場合があります。




【申込(問合せ)先】
 中央区保健所健康推進課予防係
  電話 03-3541-5930
 日本橋保健センター健康係
  電話 03-3661-5071
 月島保健センター健康係
  電話 03-5560-0765


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東京都水道局:浄水場発生土の放射能測定結果について ~第78報~5月13日

2011-05-16 07:00:00 | 防災・減災

 関東方面への放射性物質の飛散状況の参考資料にもなります。
 フォローしていく必要があり、こちらでも掲載いたします。

 浄水場発生土の処理も、これ以上の拡散をさせないように慎重を期さねばなりません。


****東京都水道局ホームページより****
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/press/h23/press110513-2.html

平 成 23 年 5 月 13 日
東 京 都 水 道 局
浄水場発生土の放射能測定結果について ~第78報~

 東京都水道局では、福島第一原子力発電所の事故以降、数回にわたり浄水場発生土の放射能測定を行ってきました。

 平成23年5月12日に原子力災害対策本部が『「福島県内の下水処理副次産物の当面の取扱いに関する考え方」について』を公表したことを受け、以下のとおりこれまでの測定結果をお知らせします。

 

【 放射性物質測定結果 】

単位:Bq/kg

試料採取日 項 目 金町浄水場    朝霞浄水場    小作浄水場     東村山浄水場
平成23年3月28日
ヨウ素-131      88,400       -            -             -
放射性セシウム    14,650       -            -             -

平成23年4月14日
ヨウ素-131       11,200      5,410        996         1,100
放射性セシウム      5,430      6,120       689          738

平成23年4月27日
ヨウ素-131         2,440       446       355          620
放射性セシウム       6,570     2,320       866         1,635

※ 放射性セシウム: セシウム-134とセシウム-137の合計値

※ 今後とも、概ね2週間毎に測定し、当局ホームページで公表します。

(参考)
原子力災害対策本部が示した、平成23年5月12日付け『「福島県内の下水処理副次産物の当面の取扱いに関する考え方」について』によると、「脱水汚泥のうち、10万Bq/kgを超える物など測定された放射能濃度が比較的高いものについては、可能な限り、県内で焼却・溶融等の減容化処理を行った上で適切に保管することが望ましい。なお、焼却灰については飛散防止のため、容器に封入する等の措置が必要である。」とされています。


  【問合せ先】
水道局お客さまセンター(区部) (8:30~20:00)
電話番号 03-5326-1101 
水道局多摩お客さまセンター(多摩) (8:30~20:00) 
    電話番号  0570-091-101[ナビダイヤル]
※042-548-5110
※ナビダイヤルを御利用できない場合 
 

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