「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

中央区議会第三回定例会請願結果。給食安全:趣旨採択、月島一丁目再開発、月島3丁目児童遊園:不採択

2011-09-15 18:39:21 | マニフェスト2011参考資料

 本日中央区議会第三回定例会 本会議第一日目、
 提出されていた3件の請願の採決がなされました。
 以下の通りの結果がでましたので、こちらでもお知らせいたします。

 以前も書きましたhttp://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/db85dfe8173bca8d06b0939a91e73072が、「区内全保育所・全区立学校における給食の安全に関する請願」の趣旨採択は、論理に矛盾がないかと考えています。「趣旨採択」なるものは、規定をされておらず、議決結果には、「採択」と「不採択」のどちらかしか規定をされていないところからくる矛盾です。http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/480fc9f523c78b258492e87cec9ffd54

 それは、さておき、「学校給食や保育園の給食において、弁当持参にも配慮する」ということが議会で認められたことは大きかったと考えます。

 残りの二つの請願は、不採択となりました。
 区のまちづくりにおける情報公開の不備が問題点として両請願とも指摘をされていました。
 情報公開をきちんとし、住民の合意形成のもと、まちづくりを行っていくべきであり、議会もそれらがきちんと行われていることを、チェックしていかねばならないと考えます。


 以下、議会本会議の結果

一、請願3号「区内全保育所・全区立学校における給食の安全に関する請願」
「区内全保育所・全区立学校における給食の安全に関する請願」のうち区内全保育所に関すること
平成23年6月27日 受理
平成23年6月30日 福祉保健に付託
平成23年7月25日 趣旨採択
平成23年9月15日 本会議 趣旨採択
内訳)
趣旨採択賛成 中央区議会自由民主党議員団
       中央区議会公明党
       日本共産党中央区議会議員団
       民主党区民クラブ
       絆

趣旨採択反対 中央区議会みんなの党



「区内全保育所・全区立学校における給食の安全に関する請願」のうち全区立学校に関すること
平成23年6月27日 受理
平成23年6月30日 区民文教に付託
平成23年7月25日 趣旨採択
平成23年9月15日 本会議 趣旨採択
内訳)
趣旨採択賛成 中央区議会自由民主党議員団
       中央区議会公明党
       日本共産党中央区議会議員団
       民主党区民クラブ
       絆

趣旨採択反対 中央区議会みんなの党


一、請願2号月島一丁目3、4、5番地区市街地再開発事業の手続き中断を求める請願
平成23年6月27日 受理
平成23年6月30日 環境建設に付託
平成23年9月7日 不採択
平成23年9月15日 本会議 不採択
内訳)
採択賛成   中央区議会みんなの党

採択反対   中央区議会自由民主党議員団
       中央区議会公明党
       民主党区民クラブ
       絆

採決時退席 日本共産党中央区議会議員団


一、請願1号「月島3丁目児童遊園スーパー堤防化工事」の情報開示及び計画見直しを求める請願
平成23年6月27日 受理
平成23年6月30日 環境建設に付託
平成23年9月7日 不採択
平成23年9月15日 本会議 不採択
内訳)
採択賛成   中央区議会みんなの党
       日本共産党中央区議会議員団

採択反対   中央区議会自由民主党議員団
       中央区議会公明党
       民主党区民クラブ
       絆

以上、

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9/16、9/20中央区議会本会議一般質問 予定7議員の質問事項について

2011-09-15 18:13:45 | 政策・マニフェスト
 9/16と9/20は、中央区議会本会議の一般質問が行われます。
 一般質問通告として、議会ホームページに掲載されたものをこちらでもお伝えいたします。
http://www.kugikai.city.chuo.lg.jp/shitsumon/h2303_teirei.html

 新しく議員になられた皆様も、たくさん一般質問に立たれるようです。
 自分も、議員になってはじめての一般質問は、4年前のこの議会でした。
 そのとき自分が取り上げたテーマが、その後の議員活動の重要なテーマとして四年間存在し続けそして今も続いております。
 新たな視点から、区政を分析されますことを、期待いたします。がんばってください。

質問日 順序 質問者(会派) 質問事項
16日
金曜日
1 田中広一議員
(公明党)
•経済対策について
•災害に強い街づくりについて
•環境・エネルギー施策について
•食育の推進について

2 山本理恵議員
(みんなの党)
•災害時のペット対応について
•自転車を活用した安全なまちづくりについて

3 田中耕太郎議員
(みんなの党)
•区民第一主義の徹底と行財政改革について
•子育て支援と幼児・児童教育のあり方について
•シェアリング(共有化)について
•東日本大震災の教訓と被災地支援について

4 奥村暁子議員
(日本共産党)
•福島第一原発事故と放射能対策について
•労働スクエア跡地に建つ大型複合施設について
•教育問題について

5 加藤博司議員
(日本共産党)
•築地市場「移転」問題と中央区の取るべき姿勢について
•子どもの健やかな成長のため、公的保育の充実と「子ども・子育て新システム」について
•介護保険制度など社会保障制度の充実について

20日
火曜日
6 渡部恵子議員
(民主党区民クラブ)
•災害予防計画について
•発災時の災害応急対策計画について
•災害復興・復旧計画について

7 染谷眞人議員
(自由民主党)
•スポーツ推進について
•地域スポーツクラブの推進について
•スポーツ施設の整備と拡充について
•スポーツ推進の体制について
•築地市場について


以上、
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老老介護の悲劇を生まない都市型地域ケアの構築を。認知症の妻74歳の首絞め死なせる…容疑の77歳逮捕

2011-09-15 11:50:04 | マニフェスト2011参考資料
 老老介護のひとつの悲劇ではないでしょうか。

 このような悲劇を生まない都市型ケアシステムの構築を早急に行わなければなりません。


****読売新聞(2011/09/15)*****
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110915-OYT1T00388.htm

認知症の妻の首絞め死なせる…容疑の77歳逮捕

 14日午後10時40分頃、東京都目黒区自由が丘の民家から「妻の首を絞めて殺した」と110番があった。

 警視庁碑文谷署員が駆けつけたところ、この家に住む無職広瀬京子さん(74)が1階寝室で倒れており、搬送先の病院で死亡した。同署は、現場にいた夫の無職広瀬末次容疑者(77)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕し、容疑を殺人に切り替えて調べている。

 同署幹部によると、京子さんは認知症で、広瀬容疑者が介護をしていた。広瀬容疑者は同署の調べに対して容疑を認め、「妻の看病に疲れた」と供述しているという。

(2011年9月15日11時12分 読売新聞)
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築地市場も移転計画白紙を検討してみては?老朽化の柏市公設卸売市場 移転計画白紙、改修へ

2011-09-15 09:48:02 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
 以下の新聞記事は、柏市の公設卸売市場の例です。
 移転計画を白紙にしたということです。
 

 築地市場の場合、移転候補地豊洲6丁目東京ガス工場跡地の土壌汚染問題において大きな課題が残されています。
 このたびの、東日本大震災においてその移転候補地にも液状化現象が生じ、土壌汚染対策の計画にも大きな影響を与えることになることが考えられます。十分な調査もせず、計画を続行することに疑義が残ります。
 都民に約束されたリスクコミュニケーションも、なされる兆しがございません。

 どのような市場をつくるか、そもそも移転すべきか、市場内で働く皆様の合意形成も行われていない状態です。

 築地市場移転計画も今一度、立ち止まるときに来ていると考えます。

*****東京新聞(2011/09/15)****
老朽化の柏市公設卸売市場 移転計画白紙、改修へ
2011年9月15日

 施設老朽化のため移転計画が持ち上がっていた柏市若柴の市公設総合地方卸売市場について、同市の秋山浩保市長は「改修でやっていきたい」と計画を白紙に戻し、既存施設を耐震改修して活用する方針を示した。

 公設市場は一九七一年開設。主力の水産物に青果、花きの三部門の昨年度取扱高は約二百五十六億円で、流通環境の変化で一九九八年度のピークから半減した。

 前市長時代に他市場との統合を含めた移転計画が浮上。百億円を超える財政負担が焦点となり、二〇〇九年十一月の市長選では計画見直しを公約に掲げた秋山市長が当選した。

 秋山市長は移転のため民間資本を活用する方策も検討していたが「大震災で打撃を受けた水産業は流通の仕方が変わってくることもあり(民間が)投資スタンスを決めるのは難しい状況になった。これ以上(結論を)引っ張ることはできない」と話した。耐震改修などにかかる費用は約二十億円と見込まれている。 (横山大輔)

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