裁判をするということは、とても大きな意義があると思います。
もちろん、しなくて済むのであれば、それが第一で、そのようにしていくことが、例えば、地域社会のことであるならば、周囲の議員の役割であったりします。
それでも、行政が強引なる計画を打ち立て、民意としては同意や賛意を示していないにも関わらず、さらには、強引な手法も用いながら、計画ありきで進められていくことがあったりします。
築地市場移転問題も、そのひとつであると認識をしています。
いま、何も決められていないし、農林水産省が市場開設の認可をしていないにも関わらず、移転が決まったかのごとき“空気”が漂っています。
裁判を行う意義。築地市場移転問題弁護団代表梓澤和幸弁護士が述べられていたことを咀嚼して書きます。
ひとつは、論壇をつくるということ。
法廷という公開の場で、十分な審議がなされていないことを明らかにすることができます。
日常では、真正面から立ち向かえない巨大な相手であろうと、法廷という論壇では、その論理性を用い、十分立ち向かえることが可能になります。
二つ目は、情報を引き出すことができるということ。
こちらから、相対する行政弁護側に問いただせば、かならず反論の根拠を出してきます。
でなければ、私たちの主張を認めたことになるからです。
議会では、できるだけ出さないようにできた資料も、逆に、弁護のために積極的に出さざるを得なくなります。
例えば、東京都相手に行っております「築地市場移転候補地豊洲汚染土壌コアサンプル廃棄差止め(汚染証拠隠滅)差止裁判においても大事な情報を引き出すことができました。
東京都が認めたことは、
*豊洲が汚染された場であり、食の安全安心への影響がでる可能性があるということ。
*築地市場で働く業者と、豊洲新市場で働く業者とは、移転を境として別個のものではなく、築地市場から連続して関係性があるということ。ゆえに、現段階で、市場業者に東京都は安全配慮義務があるということ。
など。
おかしな“空気”の中、道を誤らぬよう、市場で働かれている皆様と力を合わせ、あるべき方向に向かって進んでいきたいと思います。
食の安全、安心は、これからもずっと守り続けねばなりません。築地のブランドも、これからも、ずっと築地の地で。
築地市場は、現在地での再整備です。
もちろん、しなくて済むのであれば、それが第一で、そのようにしていくことが、例えば、地域社会のことであるならば、周囲の議員の役割であったりします。
それでも、行政が強引なる計画を打ち立て、民意としては同意や賛意を示していないにも関わらず、さらには、強引な手法も用いながら、計画ありきで進められていくことがあったりします。
築地市場移転問題も、そのひとつであると認識をしています。
いま、何も決められていないし、農林水産省が市場開設の認可をしていないにも関わらず、移転が決まったかのごとき“空気”が漂っています。
裁判を行う意義。築地市場移転問題弁護団代表梓澤和幸弁護士が述べられていたことを咀嚼して書きます。
ひとつは、論壇をつくるということ。
法廷という公開の場で、十分な審議がなされていないことを明らかにすることができます。
日常では、真正面から立ち向かえない巨大な相手であろうと、法廷という論壇では、その論理性を用い、十分立ち向かえることが可能になります。
二つ目は、情報を引き出すことができるということ。
こちらから、相対する行政弁護側に問いただせば、かならず反論の根拠を出してきます。
でなければ、私たちの主張を認めたことになるからです。
議会では、できるだけ出さないようにできた資料も、逆に、弁護のために積極的に出さざるを得なくなります。
例えば、東京都相手に行っております「築地市場移転候補地豊洲汚染土壌コアサンプル廃棄差止め(汚染証拠隠滅)差止裁判においても大事な情報を引き出すことができました。
東京都が認めたことは、
*豊洲が汚染された場であり、食の安全安心への影響がでる可能性があるということ。
*築地市場で働く業者と、豊洲新市場で働く業者とは、移転を境として別個のものではなく、築地市場から連続して関係性があるということ。ゆえに、現段階で、市場業者に東京都は安全配慮義務があるということ。
など。
おかしな“空気”の中、道を誤らぬよう、市場で働かれている皆様と力を合わせ、あるべき方向に向かって進んでいきたいと思います。
食の安全、安心は、これからもずっと守り続けねばなりません。築地のブランドも、これからも、ずっと築地の地で。
築地市場は、現在地での再整備です。