「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

【重要】パブリックコメント、締め切り、本日中です!!

2008-01-15 19:58:55 | 政策・マニフェスト
以前からお知らせして参りましたが、
(ブログ:2008-01-06 15:06:20)
区の大事な計画を立てるにあたり、
区民の皆様の声をお伺いするパブリックコメントの
締め切りが、本日中です。

0:00まで、大丈夫ですから、
どうか、メールで、中央区まで、
皆様の声を届けてください。

クリニック職員が考えた意見は、あらためて掲載します。

計画の内容は、中央区のホームページから、ご覧下さい。
(探し方:トップページ ⇒ 区政を知ろう!参加しよう! ⇒ パブリックコメント(区民意見提出手続き制度)⇒ 意見募集中の計画・施策等)

本日15日、締め切りのパブリックコメント。

①中央区基本計画2008(仮称)
⇒送付先:企画課企画主査 sinkeikaku@city.chuo.lg.jp

③中央区高齢者生きがいづくり推進検討会中間報告
⇒送付先:福祉保健部高齢者福祉課高齢者福祉係 ikigai@city.chuo.lg.jp
 
④ 中央区男女共同参画行動計画
⇒送付先:総務課女性施策推進係 kyoudousankaku@city.chup.lg.jp

⑤中央区住宅マスタープラン(中間報告)
⇒送付先:都市整備部住宅課計画指導係 jutaku_01-01@city.chuo.lg.jp

以上、よろしくお願いいたします。

ちなみに、20日が、締め切りの計画。
②子ども読書活動推進計画
⇒意見募集期間:平成19年12月20日(木) ~ 平成20年1月20日(日)
 送付先:中央区立京橋図書館 dokusyo@city.chuo.lg.jp
     TEL 3543-9025 FAX 03-3546-9553
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「中央区男女共同参画行動計画」への当院スタッフの意見

2008-01-15 19:56:32 | 子育て・子育ち
<スタッフAさん>

 男女固定的な役割分担意識の変革が必要であると思います。
 『男は仕事、女は家庭』の固定概念を取り除くには、母親学級など父親参加し女性センターの施設を実際に使用するなど。

 また、近年、企業の社宅でみられる掃除の義務化、地域の清掃を父子担当で義務化を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 子ども園や家庭支援センターに父子コーナー、遊び(伝承遊び)を教えるコーナーの設置を希望します。

 女性も体験職職業訓練のように管理職クラスの職業経験や日曜大工講座など男性としての出来る経験をできるシステムの場があるといつも男性がやっていることを経験をすることで男女平等、子育て育成においてメリットがあると思います。(豊洲ららぽーとキツザンア大人版)

 国際的視点においては、ピースボートのボランティアの若者の体験談などを話す交流サロンがとても有意義だと思います。

 「ブーケ21」をエコまつりや区民祭り、フリーマーケットなど利用頻度をあげて認知度を高めたらいかがでしょうか。

以上。


<スタッフBさん>

 出産後の職場復帰・再就職を希望する人が多い中、区立などの公立の保育母が足りない現実が問題だと思います。しかし、延長保育の時間を延ばせば良いという問題とも思えない。
 その分、子どもは、親との過ごす時間が短くなってしまい朝食・夕食を家庭で食べるという大切な時間がなくなってしまうと思う。
 なぜなら、子ども達にとって子どもの頃家族で過ごす時間、親と過ごす時間はかけがいのない大切な時間だと思うからです。
 子どもが、受ける影響の時など休みやすい環境(就業規則)を作れるのが理想です。
 環境の整備の強化をおねがいいたします。

 男性が育児・家事に参加する気持ちはあるもののなかなか実現できない現状も環境が原因の1つになっているものと思うので個人個人の働きかけでなく会社または、社会全体が理解を示さなければ難しいと思います。

 子育てをする中での身近な相談できる場があるのはとても良いと思います。特定の相談所へ行くには、大変だし勇気がいると思うので、幼稚園・保育園・小学校・児童館・中学校・に相談員や、心理士がいると気軽に親も相談でき子ども自身も受診できるので良いと思う。
 また、子育ての情報交換のできる場で母親同士・父親同士・体験談・失敗談を話しできることまた、先輩ママ・パパからの子育てのヒントを得ることができたらよいと思う。

 地域活動において行政が行なっていることがわかりづらい。男性が育児・地域に参加できるきっかけが作り、親子で参加できる遊び場、「パパと子ども」を対象とした場を提供をして欲しい。

 高齢者の社会生活促進などは、児童館・保育園に招き放課後や延長保育時間など子ども達と一緒に遊ぶ機会があるといいと思う。
 昔ながらの遊びを子ども達に伝えてもらうことで室内遊びから人との触れ合い、マナーなど知る良いきっかけになると思う。
 一緒に食事をつくれば食育にも繋がってよい。

以上。



    
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「中央区高齢者生きがいづくり推進検討会中間報告」への当院スタッフの意見

2008-01-15 19:51:08 | 医療
当院スタッフの意見

 高齢者クラブ・敬老館とは具体的にどんな活動をしているのか?

 「高齢化社会」についてまだ実際実感がないのですが、私個人的には「高齢者いきがいづくり」という言い方はどうかなと思います。
 これから高齢者になるにあたって人それぞれ「どういう生き方をしたいのか」構想とか計画を考える必要があると思います。

 高齢者自身の主体性が必要また高齢者の声が反映された方が良いと思います。
 そのためには、「気軽に集まれる場所の提供」をどんどん増やしていったほうが良いと思います。

 「高齢者社会」はもっと元気な高齢者がどんどん積極的に生きる社会ではないかと思います。そのようにサポートするのが「高齢者生きがいづくり」といえるのではないでしょうか。

以上。
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『中央区基本計画2008』への当院スタッフの意見

2008-01-15 19:48:45 | 政策・マニフェスト
『中央区基本計画2008』への、当院スタッフの意見を掲載いたします。

当院スタッフ

 まず、計画事業がこれだけ多岐に渡って細かくあることに驚きました。
安心で快適で賑わいのある生活を目指すのはとても大変なことだと思いました。

 子ども、成人、高齢者、障害者がそれぞれの問題を抱え、それに対応する対策、事業計画はキチンと成されているのでしょうか。
 グループホームや保育所など施設を新設するハード面の充実は、もちろんですが是非保育内容の充実、子ども家庭支援センターのネットワークもあわせてすすめて欲しいと思います。

 「地球にやさしい環境作り」の「温室効果ガス排気抑制システム」について具体的にわかるように示していただきたいと思います。
中央区の特性を活かしてほしいです。

 商店街の活性化や伝統工芸の保存・観光施設の整備など昔からの中央区を残しつつ新しい中央区に取り込んで欲しいと思います。

 計画案自体あまりの多くの項目があります。主要なところは、もう少しわかりやすくしていただきたいと思いました。

以上。
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街を守る

2008-01-15 16:39:01 | NPO・地域力
昨日14日午後11時30分ごろ、
私達の地域、月島三丁目で、
火事があった。
消防団として、駆けつけた。
地域の消防団員4-5名が集まっていた。
幸いにして、すぐに消火できたようで、
とっても小さく済んだようである。

感じたことは、なんでもそうなんだけど、
「災いは、一番起こってほしくない時に起きる。」
私も、昨日はご存知の成人式の日。
朝、クリニックの急病対応し、
昼前からの成人式に駆けつける。
成人式が終って帰ると、少しして、
たまたま医師会の応急診療所のお手伝いの当番日。
午後5時から午後10時。
重症患者もいなく終了。
帰って、さあ、夕食でもと思って、
ゆっくりしようと思った矢先の、
けたたましいサイレンと消防署員のマイク音。
マイクの声が、あせっているのが伝わってくる。
現場に駆けつけることに。。。

大学病院の小児科時代の当直でも、
よくあった話。
重症な子が、入院し終わった後、朝方近く。
さあ、ほっと一息しようとした時に、
さらなる重症な子が運ばれてきたりしたものだった。


もう一つ、感じたことは、
消防署、警察の皆様とともに、
「消防団の皆様、お疲れ様」ということ。
翌日、仕事がある人が多い。
場所柄、築地市場にお勤めの方は、
午前から仕事ゆえ、
駆けつけることが出来なかった人もいると思う。
厳しい寒さの中、作業。
久々に当直明け勤務という感じを今日味わっている。
そういえば、この冬、初めて寒いって、感じた体験だった。



最後に、情報について。
「災害現場とか、情報は混乱する」ようだ。
「出火もとは、○階だ。」と当然のように、
近所の人が話していた。
実は、近所の人がいっている階とは、違うところに
火元はあった。
災害時の情報管理は、正しく伝えていくことが
難しいことを実感した。


いずれにしろ、
負傷者など出ずに、本当によかった
早朝には、友達との大事な約束もたまたまあったけど、
それも無事クリアーでき、何よりな一日。





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中央区のAED(自動体外式除細動器)配置状況。でも、大事なのはいざという時、使えること!!

2008-01-15 12:43:46 | 医療
先の記事にありました心臓しんとうで倒れた方、
不整脈の発作で倒れた方などを救う器具、
AED(自動体外式除細動器)。

この器具がなければ、はじまりません。
ただし、器具が合っても使える人がいなければ、だめです。

子育て中の親御さん、そして小学生、中学生のうちから、
使えるように、年に一度は、体験の場を作って行きたいと考えています。

注目すべきことは、中央区は、
町会・自治会等が実施するイベントにAEDを貸し出してくれるそうです!!
大きな大会を開催する時は、お忘れなく。
<貸し出しの要件>
・基本的心肺蘇生法(心臓マッサージ・人工呼吸等)の講習等を受講された方がいる団体


現在の中央区内のAED設置場所を載せます。
(2008年1月15日区のお知らせに一覧表が載っています。)
http://www.city.chuo.lg.jp/koho/200115/05_03/index.html


区の関連する施設には、配置が十分整っているように考えられますが、
どこか、設置すべき箇所がございましたら、ご指摘下さい。

*区役所関連
中央区役所 子ども家庭支援センター「きらら中央」
日本橋区民センター 月島区民センター
中央区保健所 日本橋保健センター 月島保健センター
中央清掃事務所

*学校関連
中央小学校 明石小学校 明正小学校 京橋築地小学校 常盤小学校
日本橋小学校 有馬小学校 阪本小学校 久松小学校 佃島小学校
月島第一小学校 月島第二小学校 月島第三小学校 豊海小学校
泰明小学校 城東小学校 宇佐美学園
晴海中学校 佃中学校 日本橋中学校 銀座中学校

*児童館
築地児童館 新川児童館 勝どき児童館


*保育園・幼稚園関連
月島幼稚園
桜川保育園 明石町保育園 八丁堀保育園 人形町保育園 築地保育園 日本橋保育園 浜町保育園 つくだ保育園 月島保育園 かちどき西保育園 勝どき保育園 晴海保育園 
月島聖ルカ保育園 みちてる保育園
ナーサリールームベリーベアー日本橋 さわやか保育園・プラザ勝どき
ちゃいれっく月島駅前保育園  さわやか保育園・日本橋浜町
キッズプラザアスク晴海園 マミーズエンジェル月島保育園
キッズプラザアスク人形町駅前園 ピノキオ幼児舎月島園
ポピンズナーサリー京橋 グローバルキッズ水天宮前園

*福祉関連施設
シニアセンター
リハポート明石 マイホーム新川 マイホームはるみ
社会福祉協議会
シルバーウイング新富 認知症高齢者グループホーム「相生の里」
特別養護老人ホーム「晴海苑」 桜川敬老館


*区民館関連
産業会館 セレモニーホール
中央会館「銀座ブロッサム」
京橋区民館 京橋プラザ区民館 銀座区民館 新富区民館 明石町区民館
八丁堀区民館 新川区民館 人形町区民館 久松町区民館
浜町区民館 新場橋区民館 佃区民館 月島区民館 勝どき区民館
豊海区民館 晴海区民館


*スポーツ施設
浜町高齢者トレーニングルーム  総合スポーツセンター
月島運動場 晴海運動場
月島スポーツプラザ  日本橋小学校温水プール
温浴プラザ「ほっとプラザはるみ」

*文化・教育施設
築地社会教育会館  日本橋社会教育会館
アートはるみ 女性センター「ブーケ21」
京橋図書館 郷土天文館「タイムドーム明石」
リサイクルハウスかざぐるま箱崎町
京華スクエア 十思スクエア

*区のその他施設
館山臨海学園  柏学園
伊豆高原荘  区民健康村「ヴィラ本栖」

以上。



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心臓震盪(しんぞうしんとう)とAED

2008-01-15 11:54:23 | 医療
 胸に軽くボールなどが当たり、心臓の脈がおかしくなり、死にいたる『心臓しんとう』。この事故から、子どもを救うには、誰もが救命措置(BLS、一次救命処置)を行えることと、AED(自動体外式除細動器)をスポーツ現場や公共施設などに常備し使えるようになることが大切です。
 中央区のAED配置状況は、次のブログに載せます。

****胸に打球、救命措置遅れ後遺症と県を提訴
(1月9日(水)信濃毎日新聞)より転載****

2005年に下伊那農業高校(飯田市)1年の野球部員男子=当時(15)=が練習試合で胸に打球を受け、「心臓振とう」を起こして今も後遺症があるのは引率教員の救命処置が遅れたためとして、男子とその両親が8日までに、県を相手に慰謝料など総額約1650万円の損害賠償を求める訴えを地裁飯田支部に起こした。

 訴状によると、05年6月に名古屋市内の高校で行った練習試合で、守備についた男子は打球を胸部中央やや右寄りに受け、倒れた。脈を打っていなかったため下伊那農高の生徒が心臓マッサージをし、その後に到着した救急隊員が除細動を実施、心拍が戻った。この心臓振とうの後遺症で現在、介助がなければ日常生活を送ることができない体の状態としている。

 原告側は、野球では球が当たることやそれによる心臓振とうは予測できたのに、引率教員は自動体外式除細動器(AED)を持ち運ばず、救命処置が遅れたと主張。代理人は「胸に打球を受けて倒れた場合、心臓振とうとみて、引率者が人工呼吸や心臓マッサージなどをすべきだったのにこれをせず、安全配慮義務を怠った」としている。

 被告側は「対応を検討している」(県教委高校教育課)としている。下伊那農高の上沼衛校長は「訴状を見ていないのでコメントできない」と話している。

****転載終わり****

****用語解説:心臓震盪から子供を救う会より 転載****
心臓震盪とは:
 心臓震盪は胸部に衝撃が加わったことにより心臓が停止してしまう状態です。
多くはスポーツ中に、健康な子供や若い人の胸部に比較的弱い衝撃が加わることにより起こるのですが、あまりよく知られていません。

 心臓震盪は衝撃の力によって心臓が停止するのではなく、心臓の動きの中で、あるタイミングで衝撃が加わったときに、致死的不整脈が発生することが原因と考えられています。

 アメリカでは2002年に128例の心臓震盪症例のデータが集積されましたが、多くは18歳以下に起こっています。子供は胸郭が軟らかく、衝撃が心臓に伝わりやすいからです。野球やソフトボール、アイスホッケー、ラクロスなどの球技や、アメリカンフットボール、サッカーなどコンタクトスポーツにおいて発症していますが、日常の遊びのなかでも起こり得ます。ドッヂボールやサッカーボールの胸でのトラップなど大きく柔らかいボールでは発症しないようです。日本では報告もほとんどなく、実態を把握できていません。
 心臓震盪から子供を救う会が、知り得た日本国内の症例は12例(2005年5月31日現在)で、野球のボールが当たり発症したのが7例、ソフトボール(革製)が1例、拳が1例、手掌が1例、肘が1例、バットが1例です。10例が17歳以下の子供に発症しています。この中に、心臓マッサージと早期除細動処置により心拍が再開し、社会復帰した人が二人います。また、1例は心室細動ではなく、完全房室ブロック(脈が遅くなる不整脈)でした。

◇心臓震盪から命を救うために!
 野球やソフトボールをする時は、まわりに子供が遊んでいないところでするように指導しましょう。子供達に周囲の人への配慮や優しさを教えることも大切です。バットを振るときも近くに人がいないか確認するように教えましょう。
 発症を予防するにはヘルメットなどで頭部を衝撃から守るように、胸部も衝撃から守る事が必要です。空手やアイスホッケーなどではもちろん、野球でも胸にパッドを当てるなどの工夫が必要です。現在、メーカーも製品を試作中です。

◇もしも発症してしまったら
 一刻も早くBLS(一次救命処置)を開始することです。特に、心室細動に対し除細動を実施することです。ですから、子供たちの指導者はもちろん、子供たち自身や関係者はBLSを実施できるよう定期的に訓練を受けるべきです。また、AED(自動体外式除細動器)をスポーツ現場や公共施設などに常備すべきです。

心臓震盪から子供を救う会より
http://narumi-ecl.co.jp/shinzou-shintou/index.html
****転載終わり****


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メディア・リテラシーを子ども達に

2008-01-15 10:31:05 | メディア・リテラシー
メディア・リテラシーを是非、子どものうちから、その目を養ってほしいと思う。
我々、大人になって、それが、とっても大事なものになるから。

その目を養う場の一つが、学校であり、図書館です。
現在、「中央区こども読書活動推進計画」が策定中ですが、
メディア・リテラシーの目を養うための図書館の役割という
視点を、忘れず入れて行きたいと考えています。

小児医療系メーリングリストで、
メディア・リテラシー関する判りやすい投稿があり、
筆者にご承諾いただいて、転載します。

*****以下、転載****
Media literacy (メディア・リテラシー)

(ものしり英語塾(講師 マーシャ・クラッカワー)から抜粋、一部変更)
 Media literacy (メディア・リテラシー)という言葉耳にしたことありますか。
 media (メディア) とは情報を伝える媒体、例えばテレビ・ラジオなどの放送、新聞・雑誌などの出版物が代表的です、町の広報誌やひよこ新聞も含まれます。
 literacy (リテラシー) は文字の読み書きが出来る能力のことです。
 メディア・リテラシーは「メディアから発信されるさまざまな情報を読み取る力、さらにメディアを通して自ら発信する力」を指します。情報化時代の現在この能力の有無で、「メディアから情報を読み取る力がある」人 (media leterate) と、そうでない人 (mediailliterate) に分けられます。好むと好まざるに関わらず多様なメディアの中で生活している現在、メディア・リテラシーがあるかないかは各個人の人生に影響を与える可能性が大きく、また社会全体にも影響が及ぶものと思います。

 メディア・リテラシーが大切な理由は、メディアが伝える情報は現実そのものではなく、必ず誰かの目を通って出てきたものであるからです。メディア・リテラシーは情報の送り手がどのような目的や主観で現実を切り取り、私たちに伝えているかを探る手段なのです。
 メディア・リテラシーを高めるための一つの方法を紹介します。それはメディアと接するときに次の質問を自らに問いかけてみることです。

《誰が、何を、誰に、どんな手段を使って言っているか、そしてその効果は?》。

 新聞の記事、司会者のコメント、NHKのニュース、~の紹介(例えば商品、旅館、健康法...)..その一つ一つに送り手側の、伝えたい理由、期待する効果があるのです。そんなふうにメディアを批判的に見ると良いと思います。そして、それを子どもの頃から身につけることが理想的だと思います。


 現在、この言葉はあまり浸透していないし、義務教育の場で触れられることもほとんど聞きません。ぜひ家族から子どもへ教えて欲しいと思います(かたい話題ですが、とても大切なことです)。


****以上、転載終わり****
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