「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

【協働 UPDATE8】第二回 協働推進会議 開催

2008-01-31 17:19:22 | NPO・地域力
待ちに待った、協働推進会議が開催されました。

委員長、副委員長は、
日本のNPOにおける第一人者であり、かつ、
地域活動を実際に取り組まれている方などが、
委員となられた委員会であり、
話される内容は、
本当に勉強になりました。

委員会を傍聴しながら、
私が考えたことを述べます。
断っておきますが、ここに書きますのは、
会議の内容ではなく、
あくまで、私見です!!

①プラットフォームの可能性
様々なNPOが参加し、情報交換をする場を設ける。
それをプラットフォームという。
それは、様々な可能性に満ちている。
例えば、政策提言の場となりうる。
現行の「選挙選出の中央区議会議員による中央区議会」のように、
「NPO代表者による中央区議会」と題して、
区の抱える課題を話し合ってもおもしろいかもしれない。
そして、その課題が見えてくれば、
今度は、その解決に向けて、
参加者自らのNPOが
それぞれの持ち味を生かして動き、
解決していくのである。
場所もなんなら、議論の場は、
中央区議会議場を多目的使用の一環として
使っていただいてもよいかもしれない。

②顔を合わすことの大切さ
行政とNPOとの協働は、
信頼関係から始まる。
さて、その信頼関係は、何から生まれるか。
“顔を合わすことから生まれる”
ということは、
プラットフォームを作るべき場所は、
自ずと決まってくる。
是非、中央区役所内に、
NPOのプラットフォームを作って
いただきたいと個人的には考える。

③「子育て支援債」ならぬ、「NPO活動応援債」の発行
金融商品としての公債、かつその使用目的の明確化にて、
「子育て支援債」は、無事完売された。
同様に、「NPO活動応援債」を発行してもよいのでは。
利率は、ほとんど0%。
将来、原資だけは保証される。
えられる満足は、priceless!
NPOが解決していった課題が、
出資者に満足を与えるのである。
私は、中央区には、このような条件でも、
十分応えてくださる“思い”を持った人が多いと
感じている。

④中央区の強みを生かしたNPOとの協働
1)中央区は、歌舞伎、映画、文学、様々な文化が
いたるところにある。
2)また、中央区は、全国展開のNPOの本部が
おかれている。
文化関連の協働で、他地域ではできない、
ユニークな取組みができるであろう。
また、全国展開のNPOが、
プラットフォームで、連携をすれば、
日本全体の社会の課題を解決する力を、
ここ中央区から、発信できるであろう。

⑤中央区の課題“住民間のつながりの希薄化”を解決するためのNPOとの協働
マンションが建ち、そこにいきなり街が生まれる。
古くからある町会・自治会とのつながりは、
希薄な住民が増えてしまう。
そのあたりをうまく仲介するかたちで、
NPOが存在することが、できるのではないか。
行政が住民同士を結び付けるより、
うまく結びつけるきっかけを提供できるであろう。

以上、私がひとりで考えたことではなく、
委員会で話された内容が、
さらに私の頭の中で、
ぐるぐる回って出てきた考えであります。

いずれにしろ、
これからも、
この協働推進会議は続いていきます。
夏には、一つの提言が出される予定です。
是非、注目していきましょう。
どんなのがでるか、とっても楽しみです。

NPOとはなにか、その課題などを
考えている人にとって、
この協働推進会議は、
本当に勉強になる会であると思います。
傍聴して損はありません。
次回、ご一緒にいかがですか?

*傍聴ほど疲れ、かつ、
フラストレーションのたまることはない。
特にこのように盛り上がっている会議を聴く時は特に。
自分も議論の輪の中に、入りたいのに、
この我慢しなくてはならない辛さといったら。。。。
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本日、第二回協働推進会議!

2008-01-31 08:39:19 | NPO・地域力
以前もお伝えいたしましたが、本日31日、
協働推進会議が開催されます。

日程 H20.1.31(木)PM2:00~4:00 
場所 区役所 別館6階 A会議室

前回、第一回は、ブログ(2007-11-10 07:31:19)で、
ご報告させていただきました。
本日も、フォローさせていただければと考えています。

社会の課題を、NPO・ボランティアも解決する時代になってきました。
個人ひとりひとりが、
NPO・ボランティアに参加することで、
社会参加が可能な時代になってきました。

行政だけでなく、
行政にまかせるだけでなく、
自分達の手で、社会の課題を解決していく。

その基盤整備のために、
とても重要な会議と見ています。

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【お知らせ】魚市場(流通業者)から見た「魚食の安全・安心」

2008-01-31 04:35:43 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
日本科学者会議・日本環境学会主催による
シンポジウムの情報を得ました。

シンポジウムの中あります野末氏、畑氏らのご講演は、
豊洲土壌汚染の問題を明らかにする点で、
非常に有意義なものになると考えます。

ご関心のございます方は、参加なさってはいかがでしょうか?

以下、日本科学者会議ホームページからの情報の転載です。

*****転載*****
1.テーマ:食品汚染シンポジウム―有害物質による魚介類汚染問題―

2.日 時
  2008年2月2日(土)、午後1時15分~5時30分 (開場:午後1時)
3.会 場
  文京シビックセンター4階シルバーホール
  (文京区春日1-16-21、03(3812)7111)
  交通機関:東京メトロ丸の内線・南北線後楽園駅徒歩1分
       都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅徒歩1分
       JR総武線水道橋駅徒歩8分
  周辺図:http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_shisetsukanri_shisetsu_civic.html

4.報告のテーマと報告者
◇EU、JECFA、コーデックス委員会などの国際動向 
   藤原寿和氏(化学物質問題市民研究会代表)(予定)

◇ダイオキシンによる魚介類汚染の実態と問題点
   中下裕子氏(弁護士、ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議事務局長)

◇メチル水銀による魚介類汚染の実態と問題点  
   小野塚春吉氏(元東京都健康安全研究センター、日本科学者会議公害環境問題研究委員会委員、日本環境学会副会長)

◇魚市場(流通業者)から見た「魚食の安全・安心」
 ―東京都中央卸売市場の東京ガス豊洲工場跡地移転問題とも関連して―  
   野末 誠氏(「市場を考える会」総務役員)
   コメント:畑 明郎氏(大阪市立大学、日本科学者会議公害環境問題研究委員会委員、日本環境学会会長)

5.参加費
1人500円 (資料代等。報道関係者を含む。当日会場で申し受けます)
6.定 員 105人(先着順)
7.協力団体(2007年12月17日現在)
  化学物質問題市民研究会、家庭栄養研究会、久保医療文化研究所、市場を考える会、  食の安全・監視市民委員会、政経研「環境・廃棄物問題研究会」、日本科学者会議食糧問題研究委員会、オリンピックを考える市民の会
8.後援団体(2007年12月17日現在)
  ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議、日本消費者連盟、(財)東京保健会・病体生理研究所
9.その他
  ◇当日は、なるべく公共交通機関をご利用ください。
  ◇当日排出したゴミ(廃棄物)は、それぞれお持ち帰りいただくようお願いします。
  ◇会場内は、禁煙とさせていただきます。

【問い合わせ先】
このシンポジウムに関する問い合わせは、下記にお願いします。
 日本科学者会議 〒113-0034 東京都文京区湯島1-9-15 茶州ビル9階
 電話:03-3812-1472、FAX:03-3813-2363、
 電子メール:mailアットマークjsa.gr.jp
(注)
 このシンポジウムの開催案内は、日本科学者会議及び日本環境学会のホームページに掲載されており、自由にダウンロードできます。
日本科学者会議ホームページ http://www.jsa.gr.jp
日本環境学会ホームページ http://www.jaes.sakura.ne.jp/

*****以上、転載終わり*****
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