「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

国立がんセンター どんぐり保育園

2008-01-16 23:46:05 | 子育て・子育ち
国立がんセンターのどんぐり保育園

私は園医をしている。
14名の子ども達の小規模な園。
がんセンターの医師や看護師の子ども達が通う。
本日16日、健診の日で訪れた。

そこは、なんとおむつが布おむつ。
いつも、感心して健診している。

布おむつは、ぬれる感覚がわかり、
外れるのもやはやくなるという。

国立がんセンターのリネンを使って洗濯。
一ヶ月2300円の負担は、保護者もち。

布おむつのための、経費は、
20枚程度の布、そろえるのに2000円。
布を外から覆ってガードするもの。一つ7-800円。
新生児、乳児前半、後半、三つぐらいの時期があり、
各時期3つほどそろえる。

私は、常にごみの減量はどうするかという問いがあるため、
紙おむつは、結構、ごみ量をしめるのではと、考える。
布おむつが広まると、ごみの減量に良いかもと思ってしまう。

ある親御さんの話では、
専業主婦の方で、布おむつを実践されている人もいるそうである。
小児科外来の経験でも99.9%は、紙おむつである。

環境へのやさしさ、子どもの育ちへの影響、
布おむつをする手間ひま、洗うための水と電気代。
総合的に言って、どうなのかと、
今、私は、即判断できない。

小規模の園で、リネンが整えば出来るであろうが、
大規模園では難しいだろう。

布おむつを実践する園があるということを
ご紹介したく、書きました。

コメント (3)
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