「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

あと、一週間

2009-08-23 23:00:00 | シチズンシップ教育
 あと、一週間ですね。
 暑い中、皆様、がんばってください。
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Googleの企画

2009-08-22 12:16:00 | シチズンシップ教育

Googleの企画、参考になります。

http://www.google.co.jp/intl/ja/landing/senkyo2009/index.html

 

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都市は誰のものなのか

2009-08-22 07:40:14 | 街づくり
 都市は誰のものなのか?まちは誰のものなのか?

 街が健康でなければ、そこで生活するひとは、健康になりません。

 都市の豊かさがひとりひとりの生活するひとに還元される都市開発でなければなりません。


 しかし、今までの日本は、いくつかの誤解を抱いたまま街づくりを行ってきました。

一、厳密な検討もしないままに、都市における開発は住民の利益になると考える誤解
 日本では、十分な「環境アセスメント」は行われていません。

一、「民間活力の活用」に頼れば、都市を再生できると考える誤解
 幅広い住民参加を保障しながら、自治体が自主的に都市計画を行う権利を有し、積極的な規制と誘導を行って初めて、安価な住宅供給、開発に伴う雇用創出、生活環境の悪化防止、コミュニティの景観保護が達成しうるのです。

一、「高度利用は善なり」という誤解
 「高度利用」すなわち、「指定されている容積率をめいっぱい使い、最も収益性が高い利用を行うこと」のみを目指していてよいのでしょうか。
 「高度利用」が、地価の上昇、居住の場の衰退と住環境の悪化、道路や鉄道など都市基盤施設の混雑の激化をもたらしました。
 「高度利用」が「有効利用」とは限りません。公共的視点に立った「土地の最適利用」を考えねばなりません。

一、「都市開発への規制は都市を衰退させる」という誤解
 都市開発を都市の質と住民生活の向上に寄与するものにするためには、適正な制御が不可欠です。
 開発制御により都市の魅力と生活の質を高めることこそが、その都市の安定的な発展の道です。


 これらの誤解をうちやぶり「公正で開かれた開発」を行わねばならないと思います。
 決して、「民活」「規制緩和」自体をすべて否定しているのではありません。
 情報がきちんと公開され、住民の合意形成にもとづき、「民活」や「規制緩和」を有効に利用したまちづくりがなされなければならないことを申し述べたいのです。


 「プランニング(都市計画)はプロセスなり」といわれています。

 公正で開かれた開発プロセスの条件とは、

①質量ともに高い情報の入手が容易であること(情報公開)

②ルールが明確で誰にも納得のいくものであること(過程が透明であること)

③客観性を維持する制度であること(独立した監視機能があること)

④住民の実質的参加があること


 日本の地方自治の限界があり、なかなか制度的にも多くの課題が残っていますが、ひとつひとつ解決を目指して行きたいものです。


 都市で豊かな生活環境を築いていく権利は、大手の開発業者や大土地所有者のみにあるのではなく、ひとりひとりの住民にもあるのです。
 住民のためのまちづくりの視点を大切にしていきたいと思います。

 『都市開発を考える―アメリカと日本』 で、著者らは述べています。「 先見の明と、都市づくりの人間的特性を重視する勇気を持つ政治家やビジネスリーダーの存在、幅広い市民参加の実現、自治体の徹底した情報公開、そして皆の「やる気」があれば、人間のための都市づくりについての合意形成は可能なはずである。」

*参考文献 『都市開発を考える―アメリカと日本』 (岩波新書) (1992年第1刷)  大野 輝之 (著), レイコ・ハベ・エバンス (著)
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まちづくりにご関心のある皆様へ、都市計画法改正をテーマのシンポです。

2009-08-22 04:00:42 | 街づくり

まちづくりにご関心のある皆様へ、都市計画法改正をテーマのシンポジウムです。
http://machi-kaeru.com/cn23/pg183.html

私も、聴講し、勉強してきます。


***以下、案内****

なぜ、こんなに傍若無人に高層マンションが建つのか?
なぜ、こんなに都市は醜くなったのか?
それは都市計画法、建築基準法に根本的問題があるのだと考えます。
私たちが望む法とは、どんな法律でしょうか?
各界の提案に基づいて法改正のあり方を検討します。
また、市民運動の取り組みについて提案します。

日時:8月24日午後6時~
場所:主婦会館(四谷駅麹町口正面)

―問題提起―
五十嵐敬喜(法政大学教授)

―パネリスト―
五十嵐敬喜(法政大学教授)
大西隆(東京大学教授)
日置雅晴(早稲田大学法科大学院教授)
辻利夫(NPOまちぽっと)
小枝すみ子(千代田区議)

司会
福川裕一(千葉大学教授)

会費1200円

※準備のためにできるだけ参加申し込みをお願いします。
※詳細、申し込みは以下をご覧下さい。
http://machi-kaeru.com/
ファクスでの申し込み
(03)5228-0392

 

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【協働 UPDATE17】「中央区協働推進会議中間報告 意見書」 提出いたしました。

2009-08-21 08:49:02 | マニフェスト2011参考資料
「中央区協働推進会議中間報告 意見書」


小児科医師・中央区議会議員
小坂和輝(42歳)
中央区月島3-30-3
電話03-5547-1191

 
 平成16年の「NPO・ボランティア団体交流サロン」の開設、平成18年の「地域との協働指針」の策定、そして、この度の協働推進会議の平成19年11月から本年6月までの11回の会合の末、この「中間報告」へとようやく至りました。協働推進会議の委員の皆様をはじめ、関わられた多くの皆様のご努力・ご尽力に敬意を表します。
 この度の報告書にありますように、「これからの行政には、住民自身が公共的なサービスの担い手となる協働を取り組むことにより、よりきめ細やかな行政サービスを提供することが求められています。」(3ページ記載)
 本年11月提出予定の「最終報告書」に向けて内容をさらに充実させ、来年度からの本格的な報告書記載事項の実現のために、実際の行動を開始することを是非ともお願いしたく考えます。
 「最終報告書」の充実に少しでも役立つことができればと考え、勉強会も開催(平成21年8月20日19時~21時15分、10名出席)して、現場の声をお伺いしながら以下の意見書を作成いたしました。
 ご検討いただけますように、よろしくお願い申し上げます。

 
1.中央区の協働推進における現状と課題について
①NPO・ボランティア等協働条例の制定
 大きな課題として、中央区とNPOの協働を定めた条例が必要だと考えます。
 理由のひとつは、条例を制定する過程で、民主性、公開性を基本に、議会も一緒になって、協働を議論することができるからです。
 もうひとつの理由は、条例にすることでこそ、憲法適合性を確保しつつ、自治体がNPOと協働し、NPOに対して資金助成等の積極的な支援を行っていくためのよりどころとすることができるためです。

②今までの区の協働事業の整理
 現在、どの分野で、どの活動団体と、どのような形態の協働をしているのか、整理した表を、つけていただきたいと思います。

③協働の理念
 区が協働推進を図っていく、その意図を明確に再確認する必要があると考えます。
 当然のごとく、単なる「行政の下請け」として、社会貢献団体を区は位置づけてはいないわけであり、先だって策定された「地域との協働指針」の中の理念を詳述すべきと考えます。

④都の協働指針
 区を取り巻く状況として、都の協働に関する動向や方針についての要約も、掲載していただければと思います。
 例えば、東京都の報告書『行政と民間非営利団体(NPO)』(平成8年)では、自治体とNPOとの協働意識のあり方について、非常に参考になる記載があります。
「自治精神の視点:市民の自立的活動の発展が地方自治の成熟に結びつくように努める
 使命検証の視点:社会の状況にあわせ、常に相互の領域と使命を検証する
 発展の視点:NPOは発展・変容するものであることを認識する
 平等互恵の視点:NPOの自主性を尊重し、権利として対等の立場であることを認識する
 特性発揮の視点:協働にあたっては、NPOと行政の特性を相互に最大限に生かすことに努める」

⑤用語解説
 基本的な事項であるものの「NPO」、「NGO」、「ボランティア」等の用語解説を入れるべきであると考えます。


2.「中央区協働推進会議」について
①議事録の公開
 貴重な話し合いの中で、この「中間報告」が作成されたと思います。
 この「中間報告」へいたった経過を振り返り、理解を深めるためにも、中央区協働推進会議の議事録を公開いただきたいと思います。


3.協働の推進に向けた4つの提案について
(1)中間支援のあり方について
①区役所内のNPO活動拠点設置
 区役所内にNPO活動拠点を置くと協働の推進が図れると考えます。
 実際に「東京湾大華火祭実行委員会事務局」は区役所内に設けており、区も協働における区役所内活動拠点の有益性は認識されていることと思います。

②就労支援の観点からの協働
 「70歳就労社会の実現」や「障がいのある方の就労支援」との関連で、高齢者事業や障がい者事業と連携をどのようにとっていくお考えでしょうか。
 例えば、中間支援拠点に、それらスタッフも入っていただくなどで連携するとよいのではないかと考えます。

③ボランティア人材の確保
 人手としてボランティアが必要なときに、その情報を取りまとめ発信する機能も中間支援拠点にもっていただきたいと考えます。(「中央ボラネット」のように)

④資金調達支援
 機能の一つに、「協働に関する専門相談の実施」とありますが、相談においては、もっとも困難なことのひとつである資金調達に対しての助言・指導の充実を図るべきであると考えます。

⑤先進事例
 具体例として、「中間支援拠点」の先進事例の記載をお願いします。


(2)協働の仕組みづくりについて
①さまざまな形態の協働
 協働の形態には、さまざまあります。「中間報告」では、「委託」の形態を中心に書いています。
 他の形態(直接的な協働活動として;委託、補助・助成、後援、共催、事業協力、仲介・調整、政策提言・提案 / 間接的な協働活動として;NPO活動支援、条件整備)も書く必要があるのではないでしょうか。

②既存の活動団体への活動支援
 既存の活動団体への、「中間支援組織」による支援を詳しく明記してください。
 本報告書のメインは、協働でもっとも難しいことのひとつ「活動団体が区の予算付けのある委託事業をなすプロセス」を書くことにあったと認識しています。
 ただ、もっとも「中間支援組織」に求められるであろうことは、既存のNPO・ボランティア組織や町会・自治会などの活動団体が、その活動の充実を図れるように、「中間支援組織」が支援することであると考えます。
 どのような支援が可能かをもう少し詳しく書いていただきたいと考えます。

③災害時の協働
 今後、災害時の連携も想定した協働や「災害時における協働計画(仮称)」の策定を、「中間支援組織」を中心に行ってはいかがでしょうか。

④インキュベーションセンター機能
 NPO立ち上げ時の一定期間の事務所機能(住所、電話など)を有し、立ち上げに伴う相談支援体制も整えているインキュベーションセンターの必要性を考えます。
 「中間支援拠点」に是非併設いただきたく考えますがいかがでしょうか。

⑤23のステップの大分類:仕組みにおける23のステップの理解の手助け
 ひとつひとつの作業を忠実に述べると“23”になってしまうのは仕方がないのですが、“23”のステップを、もう少し大きな段階でまとめていただきたいと思います。(大きな段階でくくって、理解を手助けするネーミングをつけていただきたい。)
例えば、
ステップ1~5 ⇒計画段階1 :提案の誕生 
ステップ6   ⇒計画段階2 :提案の審査
ステップ7~9 ⇒計画段階3 :提案書(案)の作成
ステップ10~16⇒計画段階4 :正式な提案書の作成
ステップ17、18⇒実施 :実施
ステップ19~23⇒評価と改善:事業終了後評価

⑥23のステップのストーリーの例示
 23のステップをイメージしやすくするために、例示できないでしょうか。
 例えば、「子育て中のお母さん方があつまって、こどもを預かる場を提案しそれが、事業化されていく」などのケースを想定し、具体的にストーリーにする。
 漫画でそれが書かれればなおよいと思います。

⑦区の課題の吸い上げ
 区の課題の吸い上げでは、大きく間口を広げていただきたいと思います。
 活動団体だけでなく、区民から広く提案を受けて、ニーズを掘り起こしていただきたいです。
 活動団体による政策討議の場も作っていただければなお良いと考えます。

⑧事業やNPO自体の自立までの支援
 事業を行った後、事業報告書が作成され、その事業を評価することになっています。
 一回で終わりと言う事業はあまりなく、その後も事業は継続することが多いと思いますが、委託の形で、お金が入ることが逆に、その事業やNPO自体の自立を妨げることにもつながります。
 事業やNPO自体の自立までも視野に入れた支援が必要と考えます。

⑨既存協働事業の自立支援
 上記⑧と同時に、現在行われているすべての協働事業も改めて評価し、自立の方向への支援をしていく必要があると考えます。

⑩協働推進に向けた区役所内での横断的に連携できる組織のあり方について
 提案された事業内容は、各課各部にまたがって関連することが多々発生すると思われます。
 区役所内の各課各部の横の連携を深めていく必要があるのではないでしょうか。
 いかに、横の連携をとっていくのかその手段・方法を述べてください。

⑪協働推進のための区民部「協働推進室(仮称)」設置
 上記⑩を考えた場合、区民部の下に、強力な「協働推進室(仮称)」なるものをおき、各部局への招集権を併せ持つ必要があると考えますがいかがでしょうか。

⑫委託事業化が至らないケースのフォロー
 うまく委託事業化へいたらなかった提案(A行政課題に合致しているか? B公共性があるか? C団体の活動実績、事業遂行能力はあるか?など、「協働事業選定基準」に合致せず、委託事業化が進まなかった場合)に対して、その提案へも十分なフォロー体制をもつべきと考えますが、そのフォロー体制についても、さらに詳細な記載の充実をお願いします。

⑬「協働事業選定基準」の例示
 最終報告書では、上記⑫の「協働事業選定基準」も、“案”の段階で構わないので、例示すべきと考えます。


(3)選定・評価方法について
①事業構築の段階での「第三者審査機関」による評価
 「第三者審査機関」の評価には、3つの重要な役割があると考えます。
)事業構築の段階(「協働事業選定基準」をもとにした評価)
)事業提案書の審査
)事業報告書の審査
 仕組みの中では、を想定していないように見えますが、の段階でも、「第三者審査機関」の評価があった方がよくはないでしょうか。

②「第三者審査機関」の構成メンバー
公募区民やPTAなど広く区民代表も入っていただくべきではないでしょうか。

③審議の公開
「第三者審査機関」の審議は、公開にすべきと考えます。


(4)協働のための人材育成方法
①人材育成の仕組み
 ここがひとつの肝であると考えます。
 各項目について、さらなる解説を入れていただきたいと思います。
 また、理解を深めるために、各項目で、各地の先進的な取り組みの事例があればあげていただきたいと考えます。

②専門講座の相互乗り入れ
 「市民活動団体を組織する人の人材育成」「活動団体間をコーディネートする人の人材育成」の講座は非常に専門性が要求された高度な内容になります。
 区独自の開催だけでなく、都や他区との同時開催や、他の領域、例えば、区職員の新人研修との共同開催などの形で実施することで、講座の充実に力を入れていただきたいと思います。

③専門講座をキャリアとして活用できるように
 「活動団体間をコーディネートする人の人材育成」での講座は、非常に専門性が高くなります。
 「大学や研究機関との連携」と記載されているように、その習得技術は、たいへん高度で専門的であるがゆえに、キャリアとして有効活用できるように認定したり、実際に学会発表や専門誌記載までの支援をすべきであると考えます。

④協働推進に向けた区職員の意識啓発
 21ページで、「区職員に対する意識啓発等の研修も実施し、区内における協働事業の推進に向けた基盤整備を進めることが必要です。」と記載されています。
 現状では、協働推進に向けた本区職員の意識は高いものと推察いたすものの、この基盤整備はたいへん重要だと考えます。
 協働推進のために、どのような研修を実施するのか、もう一歩踏み込んでの記載をお願いします。


(5)協働のイメージ
①透明性について
 基本的にすべての段階が、公開されるべきと考えますが、透明性をどのように担保していくのか教えてください。


4.今後のスケジュールについて
①来年度予算化
 報告書記載内容の来年度からの実施に向け、予算付けを
 すなわち、「中間支援拠点選定とその運営費」、「第三者審査機関立ち上げとその運営費」の予算化をお願いいたします。

②「最終報告書」の発表会の開催
 「最終報告書」が出来上がった段階で、理解を深めるために、報告書発表会を開催いただきたいと思います。
 報告書を読むだけでは、理解しづらいと思いますので、よろしくお願いいたします。


以上、
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市民3分間議会演説制度

2009-08-20 23:00:00 | 議会改革
 市民の声を、どれだけ議会が反映できるか、議員の日々の努力によります。

 それと合わせて、このような方法で、市民が実際議会で訴えることができるとさらに声が届くようになると思います。


*****毎日新聞(09/08/20)より*****

名古屋市長:「市民3分間議会演説制度」創設申し入れ

 名古屋市の河村たかし市長は20日の定例記者会見で、マニフェスト(公約)に掲げる「市民3分間議会演説制度」について、市議会正副議長に創設を申し入れたことを明らかにした。河村市長は、姉妹都市締結50周年記念に訪問した米ロサンゼルス市で視察した市民スピーチについて「これぞ民主主義」と述べ、改めて実現に意欲を見せた。

 河村市長によると、構想では、希望する市民が議会で3分間、考えをスピーチできる機会を設ける。今月11日の訪米直前、吉田隆一議長らに申し入れたという。会見で河村市長は「誰が市政を支えているのか。それは市民で、(制度は)民主主義の根幹。9月議会で実現させたい」などと述べた。

 一方、吉田議長は毎日新聞の取材に「訪米し視察した副議長から報告を受け、各党団長らとも協議してから。何も決まっていない」としたうえで「委員会開会前に委員長が認めれば可能な口頭陳情・請願とどう区別するかなど課題は多く、9月議会の実現は難しい」と慎重な姿勢を示した。【岡崎大輔】

*****以上******

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【障がい者施策UP DATE 4】明日の勉強会において、障がいのある方々への支援策(一具体案)検討

2009-08-19 12:00:11 | NPO・地域力
 本日8/19、以前から連携をしていた方が、突然、訪れられました。
 その方とお話して、話題が大きく発展しました。
 ご自身は、内部障がい者であられます。

 明日の『NPO・ボランティアの地域貢献を考える勉強会』において、「障がいのある方々への支援の仕組みづくり」としてのNPO・ボランティア活動の視点を入れさせていただきたいと考えます。

 NPO・ボランティア活動の活動の分野として、障がいのある方々への支援は、大きなウェートをしめると考えています。

 具体的に展望を形にできるように明日8/19の勉強会でつめていきたいと思います。

 NPO・ボランティア活動で、福祉分野にご関心のある方、ぜひ、お力をお貸しください。
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智弁和歌山、高嶋監督、おめでとうございます。甲子園58勝

2009-08-19 09:18:36 | 仲間・先生

 私の母校、智弁学園和歌山中学高等学校。私は、中等部二期生でした。

 この夏も甲子園でがんばっているようです。

 かつて、高校時代、応援団で、母校を応援していました。
 春夏のこの季節は、母校の活躍に、胸がそぞろになります。心では応援しているのだけど、球場に駆けつけることができず心苦しいです。

 高嶋監督が来られて、地方大会コールド負けのチームが、ぐんぐん成長して行ったのを覚えています。
 甲子園初出場は、自分が、智弁学園6年間過ごし卒業した春でした。しかし、甲子園で優勝できるチームになろうとは、夢にも思いませんでした。
 甲子園出場自体が夢の話であり、あの当時、和歌山には、甲子園常勝の箕島高校の壁があり、越せないと思っていました。

 高嶋監督には、体育の教師そして生活指導教官としてお世話になりました。

 これからもご活躍を期待いたします。
 今年は、甲子園最多勝監督の栄誉とともに、優勝の栄冠を勝ち取ってください。


****時事ドットコムより****
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009081801128&rel=y&g=spo

智弁和歌山の高嶋監督、最多タイの58勝-高校野球

 智弁和歌山の高嶋仁監督は、18日の札幌第一戦で監督として春夏通算58勝目を記録し、PL学園(大阪)の中村順司元監督が持つ最多記録に並んだ。内訳は春23勝、夏35勝。智弁学園(奈良)監督時代に7勝、ほかは智弁和歌山で記録した。 (2009/08/18-18:16)

智弁和歌山・高嶋監督 守りで浮き足立ち、最初から苦しかった。九回の先頭打者の北畠がよく出塁してくれた。監督の甲子園の通算最多勝記録に並んだことは、選手に感謝します。
 札幌第一・菊池監督 悔しい。選手たちは本当によくやったが、最後は伝統校に競り負けた。もう一度強いチームを作って、後輩たちとここで戦えるようにしたい。(2009/08/18-18:01)

****以上******

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【再掲】明日、『NPO・ボランティアの地域貢献を考える勉強会』 開催のお知らせ

2009-08-19 08:41:16 | NPO・地域力

『中央区協働推進会議中間報告』への意見募集の締め切りが8/21に迫りました。

 『中央区協働推進会議中間報告』では、区民福祉の向上の鍵となるとても大切なことがらが、述べられています。
 社会貢献団体(NPO、ボランティア、町会・自治会、地元企業など)と中央区が力を合わせて“公共のしごと”を行っていくことが、これからの区政の方向性として必要であり、その方向性を決める報告書です。

 勉強会では、日ごろの活動で困っていることや、こうあってほしいということの意見交換をするとともに、いっしょに『中央区協働推進会議中間報告』の内容を考えてみたいと思います。

 NPO・ボランティアの活動をなさっていらっしゃる皆様、活動をなさっていなくても関心のある皆様、お気軽にご参加ください。


            記

NPO・ボランティアの地域貢献を考える勉強会 

日時:平成21年8月20日(木)
   19時~21時

場所:みんなの子育て広場 あすなろの木
   中央区月島3-30-4 飯島ビル1F
  (こども元気クリニック 向かって左隣り)

内容:
①日ごろのNPO・ボランティア活動で困っていること、こうあってほしいと思っていることの意見交換

②『中央区協働推進会議中間報告』について
http://www.city.chuo.lg.jp/kusei/paburikku/boshuuankenn/tiiki_20090717165430675/index.html

参加申し込み:直接、会場へお越しください。
       途中参加、歓迎。

参加費:無料

お問い合わせ:みんなの子育て広場 あすなろの木
       代表 斉藤    03-5547-1191

以上、

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日本の典型的な商店街の衰退

2009-08-18 10:41:52 | 街づくり

 日本の典型的な商店街の衰退の仕方かもしれません。
 この春、銚子市でもみた悲しい風景でした。

 私は、顔の見える商店街の関係を地域が大事にしなければならないと考えます。

 築地市場の豊洲移転に伴う“物流センター計画”もこの流れの一端にあるのでしょう。

 下線、太字は、小坂による。


****以下、山梨日日新聞から****

山梨県内のニュース(山梨日日新聞から)/主要

2009年08月11日(火)
増穂SC計画地 都市地域変更に同意
国土審、県に答申へ 地元商店街は不安

 
 大型ショッピングセンター(SC)の進出計画がある増穂町内の農地約19ヘクタール用途変更を協議してきた、県国土利用計画審議会は10日、SC出店が可能となる都市地域への変更に同意した。変更申請した町は今後、所定の手続きを進め、エリアとなる中部横断自動車道増穂インター周辺の開発を進める考え。一方、通行量が減少する国道52号沿いの既存商店街は、峡南地域最大といわれるSC計画が前進したことで、不安が広がっている。
 審議会は1月の会議で「周辺商店街に影響が出る」などとして結論を先送りしていた。この日の会議では、町が周辺自治体に増穂インター周辺の都市計画方針などを説明して一定の理解を得たこと、県が大型集客施設の適正立地に向けた研究会を立ち上げたことなどの説明を受け、農地から都市地域への変更を全会一致で了承した。
 ただ、1月の審議会で難色を示した甲府市の宮島雅展市長が「今後山梨の商圏が様変わりし、地元が四苦八苦する時代が来る」などと苦言を呈する場面もあった。
 今後、審議会が県に答申、国土交通省に用途変更の同意を求める。町は都市計画審議会にSC出店予定地の「近隣商業地域」指定を求める
 町などによると、変更が認められたエリアは青柳町、大椚の両地区。SCチェーンのベイシア(本社前橋市)が店舗面積約1万平方メートルのSC出店を計画している。
 SC計画を含めたインター周辺エリアが用途変更されれば、国道52号沿いの商店はさらに打撃を受ける可能性が高い。
 同町青柳町の自営業男性(40)は「(審議会の同意は)残念。品数などで勝る大型店ができれば小売店へのダメージは計り知れない。鰍沢町の商店街への影響も避けられない」と、厳しい表情で話していた。

****以上、*****

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衆議院議員選挙 立候補予定者 公開質問状 築地市場現在地再整備の賛否

2009-08-17 22:29:42 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
(NPO法人市場を考える会 2009年8月 実施 )

立候補予定者(09年7月末日)114名実施、

有効回答48(現在地再整備賛成47、現在地再整備反対1)



【問】築地市場の豊洲移転を中止し、現在地で再整備することに賛成ですか?反対ですか?(どちらかに、○をしてください。)
1.賛成である 2.反対である   その回答を選んだ理由も、合わせてお書きください。(自由記述)


1区
与謝野 馨 自民 無回答

海江田 万里 民主 賛成 つきじは築地。現在の場所で再整備を!

冨田 なおき 共産 賛成 土壌調査で重大な汚染があることがはっきりした豊洲に築地市場を移転するのは、都民にとって食の安全と健康を守るためにやるべきことではありません。日本共産党は、都議会などでこの危険性を追求してきました。東京都が調査した中で、ベンゼンだけでなくベンゾピレンまで高度で検出されていたことを隠していたことなど、移転の危険性が時間を追うごとに明らかになっています。町のお寿司屋さんなど築地に仕入れに行っている業者から、豊洲に移転したら廃業するという声が出されており、その影響は深刻です。豊洲移転は中止し、現在地での再整備を進めるべきです。

田中 じゅんこ 幸福 無回答

又吉 光雄 無所属 無回答


2区
深谷 隆司 自民       無回答
   
中山 よしかつ 民主 賛成 私自身が移転反対、現在地再整備を主張したオリジナルだから

中島 つかね 共産 賛成 日本共産党は都民の皆さんと力をあわせて豊洲への移転の危険性を徹底的に追求してきました。ベンゼンより発ガン性の強いベンゾピレンが高濃度で検出されたことを都がかくすなど、都の土壌調査の信憑性に疑問があり、その汚染対策にも有効性が疑問視されています。その中で都が「豊洲はきれいになった」といっても消費者は納得できません。たとえ「きれいになった」としても「汚染されていた東京ガス跡地で扱った魚」という「風評被害」が予想されます。豊洲での新市場建設計画はキッパリと中止すべきです。都議会民主党は「現在地再整備が無理であるなら移転先を探す」ことに言及しているのは問題です。築地以外の場所につくる市場は大手スーパーや商社のための流通センターとなるとともに大量の輸入食料品を扱う基地となり、今の仲卸は排除されるか大手の下請けになる心配があります。築地を再整備してこそ「食の安全」は守られ仲卸業者の経営と生活が守られ、市場が果す集荷、迅速な分荷、適正な価格形成などの役割を発揮できます。世界的に有名な築地市場が銀座の近くにあることは、消費者にとっても観光客にとっても大変重要です。貴重な都心の都有地をゼネコンや財界に売り払うことをせず、関係者・専門家の知恵をあつめて、リフォーム、リニューアルが可能です。みなさんと力をあわせて築地市場を守ります。

加藤 文康 幸福 賛成 ①築地市場、及び場外商店街の方々の民意を第一に尊重すべきである。②「築地」というブランドは、今や日本の魚市場、及び小売業、寿司販売業者にとって、守るべき大切なシンボルでもある。③長期にわたる再整備工事と、営業への悪影響の問題については、工事計画の再検討により回避可能と考える。④各家庭の食の安全を考えると、豊洲の土壌汚染の問題は見のがせない。 築地市場は、私加藤文康(文京生まれ文京育ち)が立候補を予定している地元選挙区・東京2区にある、大切な伝統ある街です。築地、月島に再三足を運び、多くの方々のお声を聞いて参りました。私は断固移転反対を主張致します。

3区
石原 宏高 自民 無回答

まつばら 仁 民主 無回答

沢田 英次 共産 賛成 市場は、安全、安心、なによりも食への信頼が必要。深刻な土壌汚染が明らかになっている場所に、築地市場を移転することは、まちがっています。都民の食の安全、命を守る立場から、絶対に許されません。これまでも、みなさんと力をあわせて、豊洲移転の危険性を告発、追求してきました。最近も、発がん性の強いベンゾピレンが高濃度で検出されるなど、危険性は明らかです。豊洲移転は中止し、現在地での再整備をすすめるべきです。

いちくら 洋一 幸福 無回答

4区
平 将明 自民 無回答

藤田 のりひこ 民主 賛成 移転計画地の豊洲が、東京ガスの工場跡地であり、極めて高い濃度の有害物質で汚染されている可能性が指摘されている以上、現在地で再整備することが現状ではより良い案だと思うので。

渋谷 要 共産 賛成 重大な土壌汚染が明らかになった場所に、都民の台所である築地市場を移転することは、都民の食の安全、健康と命を守る立場から絶対に許されません。日本共産党は、都民の皆さんと力をあわせて、豊洲への移転の危険性を徹底的に追及してきました。その中で、最近もベンゼンより発がん性の強いベンゾピレンが高濃度で検出されていたことを都が隠していたことや、地下の粘土層にとぎれがあり、そこから汚染が深部にまでひろがっている可能性が強いことが明らかになりました。都民が怒りの声を上げているのは当然です。豊洲移転はきっぱり中止し、現在地での再整備を進めるべきです。

下川 きくえ 幸福 無回答

宇佐美 登 無所属 賛成 中止に賛成。豊洲移転案を含めて、再度白紙から 将来のあり方を再検討すべき。

5区
佐藤 ゆかり 自民 無回答

手塚 よしお 民主 無回答

宮本 栄 共産 賛成 現在地での再整備については関係者の合意も得られていたことであり、その方向で進めるべきです。豊洲は土壌汚染が明らかになっており、都民の食の安全、健康と命を守る立場から反対です。しかも豊洲には築地のように魚市場に欠かすことの出来ない海水の確保も不可能であり、更に、移転に伴う、民営化計画によって、永年の運動の中で確立してきた、公的市場としての性格もゆがめられてしまいます。

木下 まこと 幸福 無回答

6区
越智 隆雄 自民 無回答

小宮山 洋子 民主 賛成 築地は、東京だけでなく、日本の台所として、これまでつちかわれてきたブランド、食を支えてきた実績があります。これからも、日本の食の発信地としての役割を負っていただきたい、と考えています。

佐藤 なおき 共産 賛成 ベンゼンより強い発がん性をもつベンゾピレンが高濃度で検出されるような危険な地に移転するなどとんでもない。都民の食の安全を守るために、豊洲移転は中止すべきである。

中岡 陽子 幸福 無回答

7区
松本 文明 自民 無回答

ながつま 昭 民主 無回答

太田 のりおき 共産 賛成 重大な土壌汚染が明らかになった場所に、都民の台所である築地市場を移転することは、都民の食の安全、健康と命を守る立場から、絶対に許されません。

与国 秀行 幸福 無回答

8区
石原 伸晃 自民 無回答

沢田 俊史 共産 賛成 移転予定地の土壌汚染の度合いは基準を丈巾に上まわっています。これは都民の食を守るうえでも移転は絶対に行ってはならないことです。現在の市場を改修すれば十分に運営できるものと考えます。

植田 誠一 幸福 無回答

保坂 展人 社民 賛成 豊洲の土壌汚染は深刻。強い発ガン性を持つ有害物質が高濃度で検出され、地下深くまで汚染が広がっている危険性も指摘されている。「食の安全」だけでなく、市場を大手スーパー優先に変え、仲卸業者も死活問題になっている。移転を中止し、現在地での再整備を求める。

9区
菅原 一秀 自民 無回答

木内 たかたね 民主 無回答

岸 良信      共産 無回答

沖原 ただひろ 幸福 無回答

10区
小池 百合子 自民 無回答

えばた たかこ 民主 無回答

山本 としえ 共産 賛成 東京都民の台所である築地市場は食の文化を守るところでもあります。大切な都民の食物を扱う場所が汚染されている事がはっきりしている以上、移転は中止すべきです。現在の場所での再整備をすすめるべきではないでしょうか。

泉 としひこ 幸福 無回答

小林 興起 無所属 無回答

11区
下村 博文 自民 無回答

とくとめ 道信 共産 賛成 都民の台所であり、もっとも食の安全が問われる場所としては、重大な土壌汚染がわかった以上、絶対にやめるべき。私は移転反対の集会に参加したりして、現在地での再整備を訴えてきました。個人的にも大学時代に、築地市場の乾物屋で1年近くアルバイトの仕事をしていたこともあり、現在地に愛着を感じており、観光地としても「築地ブランド」を守るべきである。

前田 こういち 幸福 無回答

有田 芳生 新日 賛成 まずもって、築地市場は日本が世界に誇る文化であること。しかも、移転先が発ガン性物質による土壌汚染などで社会問題になっていること、「安全」神話には根拠がないことなど、断固として反対の立場です。さらにいえば、移転のための個々の商店の費用は何も保償されていないと聞き、とんでもないことだと考えております。

12区
太田 昭宏 公明 無回答

池内 さおり 共産 賛成 重大な土壌汚染が明らかになったところに都民の台所である築地市場を移転することは、食の安全、健康と命を守る立場から絶対に許せません。豊洲移転は中止し、現在地での再整備をすすめるべきです。

あえば 直道 幸福 無回答

13区
鴨下 一郎 自民 無回答

平山 たいろう 民主 無回答

渡辺 修次 共産 賛成 ベンゼン4万3000倍とか、シアン930倍など重大な土壌汚が明らかになった場所に都民の台所である築地市場を移転することは都民の食の安全、健康と命を守る立場から絶対に許されません。日本共産党は豊洲への移転の危険性を徹底して追及してきました。その中でベンゼンより発がん性の強いベンゾピレンが高濃度で検されていたことを都が隠していたことや、地下の粘土層がとぎれており汚染が深部にひろがっている可能性がつよいことなどが明らかになりました。又土壌汚染や地下水汚染の改良が強調されていますがその保証はまったくありません。都民の怒りの声がひろがっているのは当然であり、豊洲移転はただちに中止し現在地での再整備をすすめるべきです。

藤山 かずまさ 幸福 無回答

14区
松島 みどり 自民 無回答

木村 たけつか 民主 賛成 移転が予定されている豊洲地区は土壌汚染問題を抱えております。みなさんが口にする食材の安全の担保がなくなる恐れがあると考えるからです。

伊藤 文雄 共産 賛成 移転が計画されている豊洲は、重大な土壌汚染が明らかになっており都民の食の安全を考えれば、危険な場所への移転は許されません。現在の築地市場を再整備するのが適切だと考えます。

吉田 まさふみ 幸福 無回答

15区
木村 勉     自民 無回答

東 祥三 民主 賛成 そもそも、築地市場をなぜ移転させるのか、ということについて、結論に至るまでの調査や議論がされていない。現市場をそのまま使用するとどういう問題が生じるのか、またそれを改善する方法として現地での再整備は不可能なのか、ということについて、更に調査をする必要がある。移転についての議論は、その調査結果が移転以外に市場の機能を担保することができない、との結論に達しない限り到底進めるべきではない、と考える。また、現在の国政の状況下では、これらの許認可権を中央省庁が握っているが、我々が政権を担当すれば、地域の実状を政策決定に反映できるよう、地方分権を進める方針である。

吉田 としお 共産 賛成 貴会の移転反対の運動に心から敬意を表します。築地市場の東京ガス豊洲工場跡地への移転は、先の都議選でも江東区では地元の問題として大きな争点となりました。日本共産党区議団は土壌汚染の再調査と食の安全の確保を求め、区長に受け入れ方針の撤回を申し入れました。そして、市場関係者のみなさんの移転反対、現地での再整備を求める集会にも参加しました。私自信、40年前、石川島播磨重工から東京ガス豊洲工場に派遣され、耐震装置据付工事で息もつけないガス臭のなかで働きました。ガスタンク周辺の汚染物質を分析器で検査し、猛毒のシアン、ヒ素、鉛などが検出されたことを鮮明に記憶しております。石原都知事のトップダウンで、無駄な税金を使い、食の安全を無視した築地市場の移転は絶対に許すことはできません。貴会の運動に賛同し、区民のみなさんに訴えてまいります。

いでら 英人 幸福 無回答

柿沢 未途 みんな 賛成 1.土壌汚染問題で、安全性が担保されない現状を考えると移転を軽々に決定すべきでない。2.築地市場は、東京の大切な観光スポットであり若干問題(マナー)を生じているものの、外国人ツーリストが、一番に訪れたい場所であるので現状の築地市場の防災性を高める努力をすべきである。

16区
島村 宜伸 自民 反対 施設の老朽化や過密化により、高度な品質・衛生管理が難かしくなっているのではないか。都民の食生活を支える基幹市場として、近未来の流通構造の変化に対応するためにも移転し、時代に即応した新市場を再構築すべき。

初鹿 あきひろ 民主 賛成 土壌汚染問題の解決策が見当たらない

かわい 恭一 共産 賛成 重大な土壌汚染が明らかになった東京ガス跡地に、都民の台所である築地市場を移転することは、都民の食の安全、健康と命を守るためにも絶対に許せません。日本共産党は、都民のみなさんと力をあわせて、豊洲への移転の危険性を徹底的に追及してきました。最近も、ベンゼンよりも発ガン性の強いベンゾピレンが高濃度で検出されていたことを都が隠していたことや、地下の粘土層がとぎれており汚染が地下水にも広がっている可能性がつよいことなど明らかになりました。怒りが広がっています。豊洲移転は中止し現在地での再整備をすすめるべきです。中央区長も種地を用意するといっていますので再整備は可能です。

小島 一郎 幸福 無回答

17区
平沢 勝栄 自民 無回答

早川 久美子 民主 賛成

新井 杉生 共産 賛成 最近もベンゾピレンが高濃度で検出されていたことを都がかくしていたことが明らかになりました。都民の食の安全を守る立場から、深刻な土壌汚染がこれだけ明らかになっている場所に、都民の台所を移転するなどということは許せません。

ふかお 一平 幸福 無回答

18区
土屋 正忠 自民 無回答

菅 直人 民主 賛成 築地市場の移転については、移転先の豊洲地区からの高濃度の汚染物質が検出されるなど、安全が確認されておらず、また、関係者の合意も得られていないことから、強引な移転に反対します。民主党は多くの都民が望んでいる現在地再整備について、改めて検討するとともに、シンポジウムや公開討論会など、都民の声を幅広く聴く場を設けるべきだと考えています。

小泉 たみじ 共産 賛成 重大な土壌汚染が明らかになった場所に、都民の台所である築地市場を移転することは、都民の食の安全、健康と命を守る立場から、絶対に許されません。日本共産党は、都民の皆さんと力をあわせて、豊洲への移転の危険性を徹底的に追及してきました。そのなかで、最近も、ベンゼンより発ガン性の強いベンゾピレンが高濃度で検出されていたことを都が隠していたことや、地下の粘土層がとぎれており、汚染が深部にひろがっている可能性がつよいことなどが明らかになりました。都民の怒りの声が広がるのは当然であり、豊洲移転は中止し、現在地での再整備をすすめるべきです。

森 こうじゅ 幸福 無回答

19区
松本 洋平 自民 無回答

末松 義規 民主 賛成 築地市場の移転については、移転予定地から高濃度の汚染物質が検出されるなど、安全性が確認されていません。また、関係者の合意も得られていないことから、民主党は、強引な移転に反対します。民主党は、多くの都民が望んでいる現在地再整備について、改めて検討するとともに、シンポジウムや公開討論会など、都民の声を幅広く聴く場を設けるべきだと考えています。

清水 あきお 共産 賛成 重大な土壌汚染が明らかになった場所に、都民の台所である築地市場を移転することは、都民の食の安全、健康と命を守る立場から、絶対に許されません。豊洲移転は中止し、現在地での再整備をすすめるべきです。

石田 真一郎 幸福 無回答

20区
木原 誠二 自民 無回答

加藤 公一 民主 無回答

池田 真理子 共産 賛成 重大な土壌汚染が明らかになった場所に、国民の台所である築地市場を移転することは、国民の食の安全、健康と命を守る立場から絶対に許せません。日本共産党は国民のみなさんと力をあわせ、豊洲への移転の危険性を追求してきました。その中で、ベンゾビレンが高濃度で検出されていたことを都当局 が隠していたことや、地下の粘土層が途中でとぎれており汚染が深部に広がっている可能性が強いことなどが判明しています。国民の怒りの声が広がっているのは当然であり豊洲移転は中止し、現在地での再整備をすすめるべきです。

阿部 たかゆき 幸福 無回答

21区
小川 友一 自民 無回答

長島 昭久 民主 賛成

星 あつまろ 共産 賛成 汚染が明らかになった場所で、市場を整備することは、都民の食の安全、健康を守る立場から認められない。築地ブランドは世界に誇るもので安易に移転してはならないと考える。

山本 あつし 幸福 無回答

22区
伊藤 達也 自民 無回答

山花 郁夫 民主 無回答

吉岡 正史 共産 賛成 重大な土壌汚染が明らかになった場所に、都民の台所である築地市場を移転することは、都民の食の安全、健康と命を守る立場から、絶対に許されません。日本共産党は、都民の皆さんと力をあわせて、豊洲への移転の危険性を徹底的に追及してきました。その中で、最近も、ベンゼンより発がん性の強いベンゾピレンが高濃度で検出されていたことを都が隠していたことや、地下の粘土層がとぎれており、汚染が深部にひろがっている可能性がつよいことなどが明らかになりました。都民の怒りの声がひろがっているのは当然であり、豊洲移転は中止し、現在地での再整備をすすめるべきです。

辻村 ともこ 幸福 無回答

23区
伊藤 公介 自民 賛成 現在地で困難であれば白紙にして都民が広く安心できる場所を捜して全く問題のない方法で決めた方が良いのでは。

くしぶち 万里 民主 賛成 十分な情報公開もなされない中で、豊洲移転を促進することは、“食の安全安心”の観点から承諾できない。

古橋 よしやす 共産 賛成 土地汚染が明らかになり大きな問題となっています。また歴史的にも価値のある築地市場の移転には絶対に反対です。豊洲移転はやめ、現在地での再整備をすすめるべきだと思います。

まつお 洋平 幸福 無回答

24区
萩生田 光一 自民 無回答

あくつ 幸彦 民主 賛成 土壌汚染が深刻な豊洲へ、日本の海産物の中心地を移転させることは反対。現在の場所でスペースを有効に利用し、短期間で改修工事を行なうことが一番であると思う。世界的ブランド名「築地」を失ってはならない。

長谷川 あきら 共産 賛成 重大な土壌汚染が明らかになった場所に、都民の台所である築地市場を移転することは、都民の食の安全、健康と命を守る立場から考えると認められません。日本共産党は、都民のみなさんと力を合わせて、豊洲への移転の危険性を徹底的に追及してきました。その中で、最近も、ベンゼンより発がん性の強いベンゾピレンが高濃度で検出されていたことを都が隠していたことや、地下の粘土層がとぎれていて汚染が可能性がつよいことなどが明らかになりました。都民の怒りと不安の声がひろがっているのは当然であり、豊洲移転を中止し、現在地での再整備をすすめるべきです。

小野沢 ともこ 幸福 無回答

25区
井上 信治 自民 無回答

鈴木 おさむ 共産 賛成 ベンゾピレンの高濃度汚染が明らかになっており、都民の食の安全を守るためには、絶対に移転すべきでないと考えます。

こぶな 将人 幸福 無回答

まさご 太郎 国新 賛成 豊洲の移転のため、ドジョウおせんに600億を使って移転する意味はない。都知事は豊洲、新銀行の問題でやめるべきである。

比例区
笠井 亮 共産 賛成 重大な土壌汚染が明らかになった場所に、都民の台所である築地市場を移転することは、都民の食の安全、健康と命を守る立場から、絶対に許されません。日本共産党は、都民のみなさんと力をあわせて、豊洲への移転の危険性を徹底的に追及。私も、2008年5月14日の衆議院外務委員会などで、繰り返し政府の姿勢をただしてきました。これに対して、所管省庁である農水省の平尾豊徳・総合食料局次長は、「(市場開設の)認可の基準に合わなければ、認可するかどうかということはあり得る」と答えています。豊洲移転は中止し、現在地での再整備を進めるべきです。

谷川 智行 共産 賛成 重大な土壌汚染が明らかになった場所に、都民の台所である築地市場を移転することは、都民の食の安全、健康と命を守る立場から、絶対に許されません。日本共産党は、都民の皆さんと力をあわせて、豊洲への移転の危険性を徹底的に追及してきました。そのなかで、最近も、ベンゼンより発がん性の強いベンゾピレンが高濃度で検出されていたことを都が隠していたことや、地下の粘土層がとぎれており汚染が深部にひろがっている可能性がつよいことなどが明らかになりました。都民の怒りの声がひろがっているのは当然であり、豊洲移転は中止し、現在地での再整備をすすめるべきです。

高木 美智子 公明 無回答

高木 陽介 公明 無回答

池田 一慶 社民 賛成 移転予定地から基準値の4万倍以上の有害物質が検出されました。さらに都は、高濃度発ガン性物質検出の情報を隠ぺい。豊洲移転は、都民のいのち・健康を危険にさらすものです。「食の安全」だけでなく、市場を大手スーパー優先に変え仲卸業者は死活問題に。移転は中止し現在地での再整備を求めます。

大川 隆法 幸福 無回答
ドクター・ 中松 教授 幸福 無回答
河口 純之助 幸福 無回答
さとう ふみや 幸福 無回答
さいとう 忠彦 幸福 無回答
城取 孝司 幸福 無回答

以上、114名。
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日本文明の病理、『文明論之概略』より

2009-08-17 20:02:38 | シチズンシップ教育
 福沢諭吉は、「自由は不自由の際に生ず」といいます。

 いろいろな自由がお互いに牽制しあって、どの自由も絶対的な力をもたない、まさにそういうところに自由があるのだ、という一種の逆説的な命題です。

 『文明論之概略』の根底を貫くひとつの大切な考え方です。



 そのこととも関連してくるのですが、日本文明の病理とは何か?

 福沢は、五文字で言いえています。


 それは、「権力の偏重」です。

 政治権力だけでなく、金力、腕力(軍事力)、智力などあらゆる領域で当てはまります。政治権力に限定するのではなく、福沢は、“多元的”権力論者なのです。
 あらゆる領域の活動にあてはまり、それ以外の権力によって制限されないと腐敗と濫用の源になると福沢は考えます。

 生ずるすべての人間関係で上下の権力の偏重があり、かつ同時に、上が下より“偉いのだ”という価値づけも伴っています。一切の社会関係に、権力の偏重が見られます。
 男女関係、親子・兄弟など家族関係、師弟主従、貧富貴賤、新参と古参、本家と末家。大藩小藩、仏寺の本山末寺、神宮の本社末社。官僚制での上下関係。

 
 権力の偏重を生んだ原因は何か。
 日本の気候や風土や食物ではありません。
 日本の歴史的過程が原因します。


 古代は、治者と被治者が分かれ、その治者として王室へ権力が偏重しました。

 中世では、寺社の権力が相対的に大きくなり、一向一揆や法華一揆のように武力で俗権に対抗するときは一時ありましたが、続きませんでした。

 近世(徳川幕藩体制)では、権力と権威の分化は起こりますが、権力の偏重がまた続くようになります。

 「政府は新旧交代するけれども国政は変ずることなし」ということで、「日本の人民は国事に関せず」で今まで来たのです。

 明治維新でも、中央政府が、政治以外の諸価値、富価値とか学問などの文化価値を独占して、これを人民に配給するという形をとりました。上からの文明化というパターンは続きました。


 以下、丸山氏の解説を、『「文明論之概略」を読む』から抜粋します。
 「治者と被治者との間が高壁で隔てられ、軍事力にとどまらず、学問・宗教など文化の領域までもが、治者の勢力範囲に入って、その関係の相互利用によって、各々の領域での自分の権力を伸長しようとする。その結果、富価値・才能価値・名誉価値(栄辱)・倫理価値(廉恥)など一切の社会的価値が、全部治者の側に磁石のように吸い取られてしまう。治者はこれら諸価値を独占して被治者をコントロールする。そうすると、世の中の治乱とか、文明とかいっても、それは治者の支配領域に関することであって、被治者の側には、自ずから政治的無関心だけでなく、一切の社会や文化に対する傍観的態度が生まれる。
 (中略)諸領域の活動に被治者が無関心で、俺の知った事じゃないという態度だと、下からの自発的エネルギーを発揮する余地が少ない。」


 状況は、昭和そして平成の今に通じていると自分は思います。
 治者や被治者というあからさまな区別はないけれども、何事も上から与えられるのを待つ構造があるのではないかと感じます。下からの自発的エネルギーで物事が動く機会はまだまだ少ないと感じます。

 少ないと感じながらも、私はそれをあきらめません。
 築地市場の現在地再整備は、市場関係者と築地を慕い愛する人たちの力で実現へ近づくことを信じたいと思います。
 『中央区協働推進会議中間報告』へのこだわりは、NPOという道具が、下からの自発的エネルギーを形に変えてくれる手段であると信じるからです。


 そして、少しずつですが、状況が変わりつつあることも実感としてもちます。

 
 福沢諭吉は、ここまで情報技術の革新を想像し得なかったのではないでしょうか。
 インターネットを手にした私たちは、情報を瞬時に手にします。世界中の誰とでもつながります。
 上から与えられるのを待つ必要がなくなりました。


 いよいよ、日本にも、「権力の偏重」がなくなり、真に文明化した国になれるのではないかと思います。
 政治がもう少し、しっかりするという条件付ですが。。。

 日本の歴史の三つ目の転換点。
 
 明治維新、敗戦、そして今。
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【協働 UPDATE16】『NPO・ボランティアの地域貢献を考える勉強会』 開催のお知らせ

2009-08-17 11:08:34 | NPO・地域力
 『中央区協働推進会議中間報告』への意見募集の締め切りが8/21に迫りました。

 『中央区協働推進会議中間報告』では、区民福祉の向上の鍵となるとても大切なことがらが、述べられています。
 社会貢献団体(NPO、ボランティア、町会・自治会、地元企業など)と中央区が力を合わせて“公共のしごと”を行っていくことが、これからの区政の方向性として必要であり、その方向性を決める報告書です。

 勉強会では、日ごろの活動で困っていることや、こうあってほしいということの意見交換をするとともに、いっしょに『中央区協働推進会議中間報告』の内容を考えてみたいと思います。

 NPO・ボランティアの活動をなさっていらっしゃる皆様、活動をなさっていなくても関心のある皆様、お気軽にご参加ください。


            記

NPO・ボランティアの地域貢献を考える勉強会 

日時:平成21年8月20日(木)
   19時~21時

場所:みんなの子育て広場 あすなろの木
   中央区月島3-30-4 飯島ビル1F
  (こども元気クリニック 向かって左隣り)

内容:
①日ごろのNPO・ボランティア活動で困っていること、こうあってほしいと思っていることの意見交換

②『中央区協働推進会議中間報告』について

参加申し込み:直接、会場へお越しください。
       途中参加、歓迎。

参加費:無料

お問い合わせ:みんなの子育て広場 あすなろの木
       代表 斉藤    03-5547-1191

以上、
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知のありよう、『文明論之概略』より

2009-08-16 11:08:39 | 教育
 今、なぜ、福沢諭吉なのか。
 これだけ「文明化」を日本で達成しておきながら。。。

 私にとって、福沢が文明化を求めて書いた『学問のすすめ』も『文明論之概略』を、いまだに大いにうなづけるところがあるのです。

 その理由を、丸山真男が気づかせてくれました。


 丸山真男は、『「文明論之概略」を読む』のなかで、第六章「知徳の弁」の解説を終わるにあたり、補足をしています。

 
<知の建築上の構造>
information(情報)
  |
knowledge(知識)
  |
intelligence(知性)
  |
wisdom(叡智)


 福沢は、「知」という場合、「聡明叡智の働き」という言葉を使うように、全部を一緒になって言っています。知の「未分化性」、よく言えば「総合性」を示しています。
 そうではあるものの、特に下半分の「知性」や「叡智」に重きを置いて書いています。

 福沢は、智の進歩をたんに“情報量”の増加としてでなく、人間の思考様式の変化というレベルで取り上げているのです。

 なお、福沢が、どういう社会において、智を唱えたかを頭においておく必要もあろうかと思います。
 「社会問題のすべてが徳義で解決されるという建前が支配している社会」で、人々全体の知力を増すための議論を展開したのです。
 現代の社会と状況が大きく異なっている中で、福沢が著したものであることを忘れてはなりません。


 丸山は、「情報社会」の問題性は、底辺に「叡智」があり、頂点に「情報」が来る三角形の構造が、逆三角形になって、情報最大・叡智最小の形をなしているところにあると指摘しています。
 「叡智」と「知性」が「知識」にとって代わられ、「知識」がますます「情報」にとって代わられようとしています。

 おそらく、私たちが真に身に着けねばならない「知」、いまや軽んじられている「叡智」と「知性」のありようが、福沢諭吉の『学問のすすめ』も『文明論之概略』に書かれているがゆえに、私自身大いに感銘をうけるのであると思います。


 現代の教育の中で、「生きる力」「総合学習」という言葉が出てきた背景は、「叡智」と「知性」をいかに身に着けてもらうかという視点があったのだと推察します。
 「叡智」と「知性」を習得できる教育を目指したいものです。
 
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政治と学問の分業、『文明論之概略』より

2009-08-15 12:17:17 | シチズンシップ教育
 政治は、「即時に可否を決する」とか、「事物の順序を司どりて現在の処置を施し」というように、刻々起こってくる問題に優先順位をつけて即刻決断をしていかねばならない“現在性”を属性とします。

 学問は、必ずしもその場で結論を出さなくてもよく、むしろ思考と検証の“無限”のプロセスを有し、ロングレンジにものを考えていくことが不可欠です。

 
 政治と学問の分業は、どうあるべきか。


 福沢諭吉が火付け役になった論争に、「学者職分論」があります。
 
 文明開化の先頭に立つために、積極的に明治政府の中に入っていくべきか。いや、学者は政府の中に入ってはいけない、「在野」でもって学者としての職分を果たすべきではないか、という論争です。

 福沢は、『文明論之概略』の中で、「政治権力指向型を改めない限り、学者は学問の本当の職分を果たせないし、権力からの学問の独立もできないという趣旨のことを述べています。

 野にあって、「衆論」を変革することこそが学者の職分だと考えました。

 
 念のため、書きおきますが、
 上記は、“明治維新”における“福沢諭吉の考え”です。
 ここで、私は、現代においても、上記考えを適応する必要性を述べようとは、考えていません。
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