いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

ウチワヤンマ

2021-08-07 19:40:49 | ウチワヤンマ

今日8月7日は立秋、秋の始まりとされる日ですね。

ですが、とてもとても秋を感じられる様な気配がどこにも無いような。。。

今日まで、もう~ず~~っと雨は全く降らず、

最高気温34~5℃の厳しい暑さの毎日で、

いささか暑さ疲れが貯まってきています。

食欲の減退に至って無いので、何とかしのげていますけど。

来週にはazami地方でも、台風9号の影響で雨マークが見られ

その後、朝晩だけでも少し涼しくなってくれると良いんですけどね。



トマトの収穫に行ったら、カラス除けに張り巡らした、

ネットのてっぺんに、ウチワヤンマが止まっていた。

・・・ので、大急ぎでカメラを持ち出して来て、パチリ。

逃げられず間に合って良かった! 



結構、長い時間トマトのネットの上に居てから、

近くのイノシシ除けの鉄柵に移動しました。



ウチワヤンマは比較的ですが、

杭や枝に止まっている時間が長いと言うか、

人の気配に鈍感(?)なのか、写真に撮り易いような。。。



ウチワヤンマの、お腹の端っこにあるウチワ状の広がりは、

黄色を黒色で縁取られていますが、

よく似たタイワンウチワヤンマの、ウチワ状の広がりは

黒一色で、少し小さいそうです。



ウチワヤンマは、「ヤンマ」と名が付いていますが、

ヤンマ科のトンボでは無くて、サナエトンボ科のトンボです。

ヤンマ科の複眼がくっついているのに対して、

ウチワヤンマやコオニヤンマのサナエトンボ科は複眼がくっついていません。



そして、ヤンマ科のトンボが長い時間、飛び続けるの対して、

サナエトンボ科のトンボは、ある程度飛んだら、

すぐに止まって休むと言う違いがあります。

(なので、写真を撮れるチャンスが多い)



オニヤンマの全長は90~110mm位で、日本で最大のトンボですが、

ウチワヤンマの全長は70mm~87mm位なので、

見た目の大きさが明らかに違います。スマートだし。



小さな虫を食べた瞬間でしょうかね?

滑稽な顔になっていますね~。




我が家の畑周りで、私が写真に撮れるのは、

シーズン中に1度か2度くらいしかないんですが、

出会わないだけで、もっと頻繁にやって来ているのかも。







ゲエッ~!!凄い顔して~~、

これも間違いなく獲物をゲットした口元でしょうね~。




そうそう、脚にも黄色の斑があるんですよ。

体だけじゃないのね。




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光るホタルの幼虫

2021-08-04 22:22:48 | 幼虫

今日は午前中の暑さが厳しくなる前にと、

お墓掃除に行って来ましたが、それでも汗がダラダラ流れて、

途中、何度か水分補給をしながら、掃除を済ませました。

この所の暑さは半端ないので、熱中症の危険を感じますよね。

皆さんも、十分に気を付けてお過ごしくださいね。



7月30日に紫陽花の葉っぱの上に居る

ホタルを載せたばかりですが、

今日は、一番よく見かける溝の縁で光るホタルと、

初めて見つけて、その姿にビックリ仰天した、

幼虫を見て頂こうと思います。



家の裏の生活用水を流す細い溝の

コケが生えている場所で光っているので、



その光がなるべく液晶画面の真ん中に来る様に目当てにしてに、

真っ暗な中でシャッターを押して撮っています。



さて、皆さんはホタルの幼虫ってご存知でしょうか?

見たことがある方は驚かれないでしょうけど、

私の様に初めて見る方は・・・

かなりの衝撃的な気持ち悪さだと思いますので、

ここから下☟☟は、何を見ても平気な方、

勇気のある方、怖い物見たさの方のみ!ご覧になってくださいね。

では、では、参りますよ~。



これがあの魅惑的な光を放つ、ホタルの幼虫です。

まさか?信じがたいですよね~。

気色悪いでしょう~。ちょっとね~鳥肌もの!?


ムカデの足みたいなものが・・・

溝の僅かに水がある場所で光っているので、

こんな場所で~と、不思議に思いながら撮ってみたら、

こんな写真が撮れて、コレは何だ!?と調べて見たら、

ホタルの幼虫だと分かったのです。

(妹はホタルの幼虫を見たことがあるって!)



ホタルは、卵も幼虫もサナギも成虫も光るんですってね。

成虫の場合はオスとメスの出会いの為らしいのですが、

成虫以外の幼虫などが光るのはなぜなのか?

分かっていないそうです。



ヘイケボタルは、ゲンジボタルが生息する渓流より、

田んぼや、湿原、などの止水域を繁殖地としているそう~。

だから、こんな汚い溝の周囲で見ることが出来るんですね~。

ちなみに、この溝の左端は行き止まり(?)になっていて、

いつも水が少し貯まっているような所です。



6~7月頃に産卵、1ヶ月後位で孵化した幼虫は、

水場に入って幼虫で越冬して、

翌年の5~6月頃に水際の斜面に土まゆを作ってサナギになり、

20日前後で羽化し成虫になるんだそうです。

つまり、卵から成虫になるまで約1年かかるわけですね。

成虫の寿命は2週間ほどだとか。



幼虫のエサは、モノアラガイ、ヒラマキミズマイマイ、

ヒメモノアラガイ、外来種のサカマキガイ、

そして、水生昆虫の幼虫、弱ったオタマジャクシや

ミミズなんだそうです。

ここの溝に写真に写っている様な貝が居るなんて、

今まで、全く気が付いていませんでした。



ゲンジボタルの幼虫のエサは、カワニナと言われていますが、

ヘイケボタルはいろいろな物を食べるんですね~。



この溝とその周りで、何年もホタルを見てきたけど、

それは、いつも9月~10月頃のことだったからか?

今まで一度も溝の僅かにある水の中や、その淵にいる幼虫が、

光っているのを見ることが無かったのかもしれません。

この時期、ここで見た沢山の幼虫たちは、

溝の縁へ上がって、サナギになりに行こうとしてた子たちなのかな?



今年、この場所で例外的に6月下旬頃からホタルが見られたので、

まさか?の光る幼虫にも出会えたのかも・・・です。

いや~初めての出会いって、まだまだあるものなんですね~。


昨日、一昨日も、コマユミの葉っぱの上でキラッ~キラッ~と

光っていたのは、多分メスのホタルだと思います。

まだ当分の間は、ホタルを楽しんで見られるかもです。




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カラスアゲハ?

2021-08-02 22:19:19 | カラスアゲハ

毎日厳しい暑さが続いて、もう~そろそろ一雨欲しいよ~と、

切実に願ってしまう今日この頃です。

今日は嬉しいことに、従兄がでっかいスイカを届けてくれました。

婆3人ではどうしましょう~って程の大きさでした。

この暑い盛りのスイカは本当に嬉しい頂き物で、

早速、夕食後にいささか食べ過ぎくらい食べて大満足です。

冷やしてもとても甘かったスイカ、大好きです。

○○さん、いつも美味しいフルーツをありがとう~です。



もう~1ヶ月も前の7月5日、

インパチェンスの花にやって来た、

カラスアゲハ(?)です。

右側の尾状突起が無くなってる~



モンシロチョウの写真を撮っていた時、

目の端を黒い大きな何かが飛んだのが見えて、

飛んだ先を見たら、あれ!?嬉しや~ 

玄関先の花に、この子が止まっていたのです。



ナミアゲハ、クロアゲハに比べると、

滅多に出会えない翅の青色がとても綺麗な、

大型のアゲハチョウです。



カラスアゲハなのか?ミヤマカラスアゲハなのか?

貧相な私の知識で見分けるとすれば、

後翅の裏側に白い帯があるのが、ミヤマカラスアゲハなので、



この個体の後翅の裏側には、白い帯が見えないので、

多分、カラスアゲハではないかと思われます。








う~~ん、何て美しい~!!!

メタリックに輝くような青い翅の色。

自然って凄いですよね~。



ちなみに、

カラスアゲハの大きさは前翅長は45~80mm、

ミヤマカラスアゲハの前翅長は38~75mm、

大きさ的には、ほぼ同じ位のようです。















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