九里陸上部 指導者日記

九里学園陸上競技部の指導者によるブログです。
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ユース大会と駅伝。

2010年10月16日 19時27分56秒 | 大会関連(投稿者・コーチ)
日本ジュニア・ユース大会に出場してきました。ユースの部で110MHに出場した江口悠貴は準決勝敗退でした。能力的には優勝入賞の確率は80パーセント以上でしたが力を出せませんでした。江口はまだ怪物君にはなれません。プレッシャーに負けて惨めな走りをしたと言うのが本当の姿です。アップまでは練習の選手の中ではトップクラスでした。予選ではいつもの勢いが無く3位(14秒44)全体の9位でしたが、「リズムさえ戻れば勝てる」と踏んだ私の心とは裏腹に、江口本人は準決勝のアップも不安で一杯でした。何とか予選以上の走りにもどした後、準決勝に臨みましたが、スタートラインに立ってから準備の1台目が飛べません。2度目にチャレンジした時には3台までもの凄い早さでした。どこかおかしいとは思いましたが、スタートしたら最初からビリです。最後までリズムも遅くビリゴール(14秒98)。どうした?。と聞いたら涙目でスタート時に名前を言われた後は覚えてないと言いました。魔ものに取りつかれたのでしょう。コントロールの良いピッチャーがフォアボールを連発している様なものです。江口に限らず、国体で活躍した多くの選手が負けていました。国体少年女子Bの100mHで歴代記録を塗り替えた選手も江口同様準決勝ビリでした。「力で負けたのではない、自分一人で戦っているから勝てるはずがないのです」泣いている江口には苦しい大会でした。「泣きたいのは俺の方だ」ビリ哲学の第一弾を江口にぶつけました。でも、切り替えは早い、経験を生かしたら本物がみえる。来年に向けテビリ哲学が身に着けば怪物君になれる気がします。以上、ユース大会の報告でした。九里陸上は、本日午後男子が駅伝コースを試走しました。(女子は2度目)原田先生と多くの保護者の方々にお手伝いいただいたとの報告を受けました。ありがとうございました。短距離・投擲・跳躍・はおしょうしなマラソン前日で、招待している有名選手のクリニック教室に参加したとのことです。明日は市営グランドが使用できません。午前中、福島の信夫ケ丘陸上競技場に遠征します。尚。宮城県の高校駅伝大会が今日実施されたとのことです。女子の常盤木学園は4位(1時間16分台)で東北大会出場。仙台三高も5位(2時間16分台)で東北大会に出場するとの事です。両校の東北大会出場おめでとうございます。まだ無理かも知れませんが九里陸上も頑張ります。
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