九里陸上部 指導者日記

九里学園陸上競技部の指導者によるブログです。
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勘違い。

2012年02月22日 20時30分27秒 | 観戦・感想(投稿者・忍者)
今日も良い天気でした。さっそく中長距離はロード走に入りました。今日の全体練習は体育館での種目サーキットです。15時40分ピタリに練習開始して4セット終了が18時00分でした。最近部員達の動きが力強くなり、成長が確かめられるほどに勢いもあります。冬期練習も後半戦です。だらけることなく最後まで突き進むことを期待しています。新聞やネットで仙台育英駅伝部10名の集団転校が報道されています。「震災で練習環境が悪いから転校する」と言うのは?マークです。もう少し早い時期なら分かりますが、監督の退任事件の後だけに「何かある」と思われても仕方がありません。そもそも県内選手が一人も出場しないで、全国各地から優秀選手を集めて来たのと、留学生で勝っている学校です。学校も大変なお金が動いているだろうし、勝たなければ名は揚がりませんので、負けたら金をかける意味がないのは当然の事です。それよりも指導者が見当違いをしている人が多いと言うことです。強い選手を集めれば勝つのは当然です。強いことが自分の指導力だと勘違いしている監督の多い事。世間もその辺が分からないので、全国で有名になるとあちこちの講演会で話をしています。私から見れば「普通の高校の陸上部を指導して強くしてみなさい」と言いたい。強い高校の監督が優秀なのではなく、優秀な選手を集めることが出来る環境にあると言うことです。それらの学校の監督は、自分を有名にしてくれた学校に感謝するのが筋なのかも知れません。
コメント
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