気温25℃を越え夏日となった福島。米沢も20℃になりました。九里陸上はトラック練習に取り組み4日目に入ります。今日の短距離と跳躍は、スプリントの100m加速走タイムトライアルをしました。仕上がりは50%まで行きませんので期待はしていませんでしたが、男子は10秒0~10秒6台で来る部員が殆どでした。女子は11秒台は柿崎一人でしたが、12秒1~12秒5台の部員が多く先が楽しみです。スタートからではなく10m加速してからの記録ですので、プラス1秒して考えると合います。1年生については、そろそろ疲れが出て来る時期ですが、その割には男女共走りは良くなっています。トラック練習も10日を過ぎるともう少し走りに切れが出てくるはずです。時期が来るまで我慢して取り組みたいと思います。義援金の方は九里陸上だけで13万円を突破しました。封筒の中のコメントには「陸上競技を思い切りやらせてほしい」旨の内容が書かれてあり胸が熱くなります。今日はサイト管理人からの郵送もありました。山形中央高校と合わせて25万円を目標としています。御協力をよろしくお願いします。宮城県は利府も宮城の原の競技場も使えません。グランド練習は県外遠征するしかありません。もし、それ以上集まる事があれば県外遠征練習の費用が出せればとも考えています。私どもは助けてあげれる立場です。そのことだけでも天に感謝したいと思います。明日は午後(13時30分)から市営グランドで練習の予定です。
気温20℃と5月中旬の暖かさになりました。寒さを感じないで練習出来る事は嬉しいことです。昨日は風評被害について書きましたが、今度は千葉県の船橋に避難した小学生が放射能でいじめにあっているとテレビで放映されていました。どうなっているんだ日本人、今回の原発事故で一般人が被ばくしている福島県人は一人もいません。大人が間違った見方をするから小学生まで偏見を持つようになるのです。日本人の弱さを見た感じがします。今日の練習は種目練習を入れながら取り組みました。順調に仕上がっています。義援金集め3日目で5人分の内の1名分を軽く突破しました。驚くべき九里陸上のパワ-です。宮城のN先生から今度の日曜日に米沢で練習したいとの連絡がありましたが、今週の日曜日(午後)は、福島大川本先生の「頑張れ福島」キャンぺーン陸上教室があり使えません。次回に合同練習することを約束しました。グランドでの連日の練習は合宿以来です。少しづつなれながら大会に合わせて行きたいと思います。
気温が高くなりました。放課後2時間の練習は瞬く間に過ぎてしまいます。朝練習をしないと練習時間は足りませんが、ある程度基本の動きを朝練習でやっているので放課後の実践練習が生きています。市営グランド使用2日目、グランドは市内高校のほとんどが来ていますので賑やかです。今日は山形放送テレビの取材が入り九里陸上の練習を撮影して行きました。今年の活躍を聞かれましたがノ-コメントです。腹の中はあれも此れもインタ―ハイ出場のつもりですが、口先ばかりにならないように慎重に取り組んで行きたいと思います。少し余震が少なくなった福島です。瓦が崩れている家はまだどこも修復されていません。余震のたびに崩れ方がひどくなるような気がします。屋根のブルーシートが今年中に取れる事を祈るだけです。東北本線は福島~仙台が開通しました。(新幹線はまだです)山形新幹線も東京まで走れるようになりました。少しづつですが全ての面で復活しています。今日も3名の方が義援金を持ってきて下さいました。有難うございます。地元新聞に岩手県の温泉旅館の方が、福島県の人は「放射能があるから来ないでほしい」と宿泊を断られたとか。同じ被災県なのに悲しくなります。東京でもそんな事があったとか。東京の原子力発電事故なのに腹立たしく思います。風評被害を何とか正しい方向に向けて欲しい。好きで原発県にいるのではないのですから・・。
風が強く寒い日でしたが、それよりも昨日から余震に翻弄されています。昨夕から震度5台が3回、震度3や4は数えきれません。大げさではなく5分置きに家が揺れている感じでした。夜は服を着て布団に入り、何時でも逃げられるようにしたものの寝不足です。もう余震慣れしているのが怖い位です。ラジオで仙台の桜が開花したとの放送がありました。スタットレスから夏タイヤに履き替えたついでに信夫ヶ丘の陸上競技場に行くと桜は咲いていました。震災で忘れていた季節が心を和ませてくれました。午後から今年初の米沢市営陸上競技場での練習でした。初日から地元の高校と中学校が沢山来ていました。九里陸上は放牧された牛のごとく勢いよくグランドに出ました。元気のいいのに驚くほどです。スピードの上げすぎで後半は何名か足をツル部員も出ました。明日は気温も高くなる予報ですので種目練習にも取り組んで行くつもりです。今日、仙台育英高校の菅原先生と電話で話しました。電車が動かないので部員が集まるのは10名ほどですが頑張っているようです。自転車で2時間もかけて練習に来る部員もいるそうです。米沢に行き、九里陸上と練習したいと話していました。ブログで義援金の事を書きましたが、さっそくブログを見たと、複数の保護者やスポ少の指導者から義捐金を預かりました。昨日、山形中央高校の土屋先生と話し、山形中央高校も近日中に親の会に話をして協力していただくとの事です。津波被害の子供たちが陸上競技を心配なくやれるようにして上げれたら九里陸上仲間全員の喜びです。ご協力よろしくお願いします。
今日は宮城県の親戚に津波見舞いに行く筈でしたが、先日の余震で、又、道路状況が悪くなったようですので後日に伸ばしました。東日本大震災から1ヶ月が立ちました。今日も身体に感じる余震が5・6回ありました。原発の事を含めて毎日のように今回の被害状況が報道されていますが、気になるのは仲間の学校です。仙台三高は4月22日に始業式が行われることになったそうで、ようやく学校での練習を開始したそうです。津波で何もかも失った部員が2名出たそうです。仙台育英(駅伝部を除き)の方は、今年は宮城県の中学校卒業短距離上位者の殆んどが仙台育英に集まり、オール宮城の様相であるとの事です。部員も初年度4人の部員が昨年14名になり、今年は40名を越えそうだとの事です。菅原先生の人徳でしょう。そんな勢いが今回の震災で苦しんでいます。仙台育英の入学式は4月28日、始業式は5月2日、との事です。津波で家を流された部員は2名と聞いています。今回の仲間の学校の中で津波で家を流されてしまった部員は5名です。練習着も買えない状況です。さっそく義援金集めをします。目標は被災者一人5万円。25万円が目標です。足りない時は指導者が分担して出します。九里陸上、部員関係者と卒業生、山形中央高校陸上部にも協力をお願いします。特に文章は出しません。ブログで逐次報告していきます。今日は休養日の九里陸上です。明日の放課後からはようやく米沢市営陸上競技場で今年の初練習をします。
天童で練習しました。九里陸上、山形中央と卒業生、常盤木学園、上杉山中学、その他1名。久しぶりの再会で、生々しい地震と津波の話を野崎先生と遠藤先生から聞きました。常盤木学園の部員の家と仙台三高の部員の家、仙台育英の部員の家、いずれも複数の部員の家が津波で流されたとの事です。部員は助かりましたが、お父さんが見つからない部員も今日練習に来ていました。慰めようがない現実です。一昨日の余震で新たに倒壊した家や学校も沢山出たとの事です。今回これなかった仙台育英と仙台三高の部員でスパイクやシューズ、練習着を失なった部員が出たら、いるかどうかまだ聞いていませんが義援金を集めます。仲間の学校は仲間の学校で助けます。宮城県の仲間達は元気でした。生き生き練習していました。見る限りではまったく心配要りません。来週の日曜日(4月17日)鶴岡での記録会に山形中央高が参加するとの事です。合宿後もグランドを走れたとのことで、部員の状況を見ると記録会でも好成績が期待できます。九里陸上は合宿後グランドには出ていません。ようやく雪が消え4月12日(火)からグランド練習に入ります。今日は良い天気でした。気温も高く身体が動きました。宮城県の仲間の学校の早い復帰を祈りつつ、インタ―ハイを目指したいと思います。頑張りましょう。【お知らせ】今春卒業の浅井智佐が、来週から山形大の方で練習することになりました。今まで後輩の指導を含め大変助かりました。本人の競技力は昨年最高に近い走りをしています。頑張れ浅井。柿崎は大学の入学式が遅くなり、もう少し九里陸上で練習の予定です。
久しぶりに雨が降りました。外に出てもさほど寒くないのは気温が10℃を越えているからでしょう。12時30分から体育館で練習しました。欠席者は無く部員全員が揃っていました。動きと走りの基本をミニハ―ドルとハ―ドルを利用して反復練習しました。(中長距離は途中から外に出ました)今日で体育館での練習が終了しました。此れからは市営陸上競技場に行きますので、朝練習以外は12月の雪が降るまで体育館を使うことはないと思います。練習前の10時過ぎにグランドを見に行きました。米沢市営陸上競技場は8レーン全てが使える状況ですが、11日から米沢市の体育施設は一斉使用させるとのことでまだ使えません。中学校数校が練習に来たようですが、グランドは使用できなかったようです。せっかく来たのだから使用させてもいいのでは・・。とも思いましたが、規定であれば仕方のない事かも知れません。明日は天童で(サブグランド)、宮城県の仲間と山形中央高校と合同練習します。山形中央高校とは鶴岡春合宿以来の再会です。元気な姿を見たいと思います。今年は震災の影響で春の記録会はことごとく中止や延期になりました。記録会を兼ねたグランド練習にして行かねばならないと考えています。
千年に一度と言われている大地震と大津波が来た東日本大震災。津波の高さが10mを越えたばかりか30mを越えたところもありました。この高さを想定した人は皆無でしょう。「まさか」が悲劇を大きくしてしまいました。被災者の皆さんの多くは、「やり直しだ」「頑張って元に戻す」と、自らを奮い立たせようとしていますし、自立しょうとしている姿も出てきました。しかし、何歳くらいまで「やり直し」が出来るのでしょうか。80歳以上(無理)70歳以上(やや無理)60歳以上(強い人でないと)50歳以上(何とかやれる)40歳以上(やれる)そんな感じがします。よく言われる、「雨の日ばかりではない晴れた日が来る」「寒い冬が終われば暖かい春が来る」「出口のないトンネルはない」などとカッコイイ台詞が出てきますが・・。「雨が上がったのに又長雨が降る」「春が過ぎ夏が来たのにストーブが必要な冷夏」「トンネルを抜けたのに又トンネル」現実はそんな風になる方が多いものです。人間の強さがあれば、叩かれても這い上がれます。虐められても向かって行く勇気があります。人の心の強さが道を決めることもあります。九里陸上の「ビリ哲学」も強い人間を作る為の取り組みです。それでも、本当に強い人間とは、自立するばかりではなく、弱い立場の人を助けることが出来る人を言うのかも知れません。今日は学校での最終練習です。頑張りましょう。
震度5強、昨夜の我が町の地震の揺れでした。グラグラではなく足の底に強力バイブレーターをあてたような振動でした。家が壊れるかも・・一瞬覚悟を決めた心境になりました。時間が短かったのが幸いしたようです。停電も断水もなく、終わればまるで嘘の様な静かな世界でした。隣町では新たに何軒か家が崩壊したと今朝の新聞で知りました。宮城県は完全復旧の無いままに大きな余震で気の毒としか言いようがありません。N先生に電話したら思いのほか心配なく元気でした。今日は九里学園の入学式でした。JRが不通でしたが停電も回復したようで無事終了したようです。九里陸上入部の皆さん御入学おめでとうございます。良き三年間になるように頑張りましょう。今日は13時30分から体育館で練習しました。新入生も8名が参加しました。2・3年生の電車通学者は登校出来ないので欠席でしたが、何名かは家族に送られて練習に来ていました。明日は1年生だけ登校日となっています。練習は12時30分から学校でやります。明日はJRも全線開通ですので全員が参加出来ると思います。4月10日の天童遠征練習会は宮城県の仲間の学校も来ますので山形中央も参加の予定です。元気を伝えることで元気になって宮城に戻ってほしいと思います。それよりも久しぶりに再会できるのが楽しみです。親交をを深めたいと思います。
気温がまたまた高くなりました。福島は23℃を越えました。学校のグランドも雪が消え始めてソフトボール部やテニス部もグランドに顔を出し始めています。今日は始業式でした。陸上競技部も学習成績優秀賞や皆勤賞、部活動の優秀賞等、数々の賞を戴く部員が多く出ました。大変嬉しい事です。明日は入学式です。新入生は陸上競技部の入部決定者は13名です。他に入学後に一人でも多く入部者がいれば嬉しい限りです。今日の練習は体育館が入学式の準備で使えませんので、14時から学校の周りの道路で練習しました。周回コース(500mと1000m)もあり懐かしい気持ちで練習出来ました。明日の入学式も14時からの練習(体育館)になります。学校での練習は今週で終わります。来週からは米沢市営グランドでの練習ですので本来の姿に戻ります。春がようやく来ました。
連日、東日本大震災のニュースがテレビや新聞で報道され、その後の復興が遅々として進まない事に日本全体が不安を感じています。津波では多くの人が命と財産を奪われましたが、地震の方も大なり小なり広範囲の被害がありました。我が家を含めてこの地区の瓦屋根のほとんどが崩れてブルーシートがかけられています。あまり多くて修理は半年後になるとの事でした。又、近所には家が住めない状況にあるお宅もありました。福島県に関しては地震・津波・の他に原発の放射能問題があります。風評も相俊って農家は(売れない作れない)まさに生き地獄で自殺者もでました。この問題は現在進行形であるのも苛立ちを感じます。現在の我が家に直接の被害は無いものの、山形県に行くと多くの人に「放射能大丈夫」と聞かれます。危なければとっくに避難しています。私が子供のころは各国が各地で「原爆・水爆」の核実験をしていました。その時の地球上は何処にいても今の1万倍の放射能が5年間以上降り注いだとの事です。中国や旧ソビエトは自国内で爆発させていたのですから驚きです。地下核爆発に変わっても今回の原発事故より放射能は多かったとの事です。土壌汚染は言うまでもありません。地球上から全ての核を無くす方法しか安全は無いのです。宮城県七ヶ浜町の従兄の家に、来週月曜日津波のお見舞いに行きます。実は2度目の津波見舞いです。私が高校3年生の時にチリ地震津波があり七ヶ浜町は全滅しました。その時の光景は今でも鮮明に覚えています。その経験が生きて避難が早く死亡者が少なかったそうです。今回も家を流されましたが、それでも元の所に家を建てるのだそうです。古里って凄いなと思います。今回の震災で被害が少なかったのは東北では秋田県と山形県です。部員達はそのことに感謝して生きなければなりません。今日は午後からの練習です。陸上競技が出来る事にも感謝しなければなりません。
避難所
86歳のおばあさんが泣いていた
一言「辛い」と言って泣いていた
今まで戦争も経験して辛い事など
沢山あった筈なのに
「辛い」と言って泣いていた。
頑張れ、頑張れ、頑張れ、
こんなに頑張っているのに
どう頑張れと言うんだ
何処からかそんな声が聞こえた
でも、頑張れに変わる言葉ってある?
挫折、我慢、慰め、諦め、勇気、希望、
励ましの全てに頑張れは入っている
頑張れ、ガンバレ、がんばれ、頑張れ、
先を頑張ろうとすると「辛い」だけだから
今を、頑張って生きてほしい
毎日、今日と、明日を、頑張ってほしい
ninjya
避難所
86歳のおばあさんが泣いていた
一言「辛い」と言って泣いていた
今まで戦争も経験して辛い事など
沢山あった筈なのに
「辛い」と言って泣いていた。
頑張れ、頑張れ、頑張れ、
こんなに頑張っているのに
どう頑張れと言うんだ
何処からかそんな声が聞こえた
でも、頑張れに変わる言葉ってある?
挫折、我慢、慰め、諦め、勇気、希望、
励ましの全てに頑張れは入っている
頑張れ、ガンバレ、がんばれ、頑張れ、
先を頑張ろうとすると「辛い」だけだから
今を、頑張って生きてほしい
毎日、今日と、明日を、頑張ってほしい
ninjya
今日も快晴無風の良い天気でした。福島の最高気温は20℃まで上がり動くと汗ばむほどです。明日が始業式と言うことで監督と原田先生は朝から職員会議です。九里陸上の強みは学校に関係のない私がコーチをしている事にもあります。会議のたびに部活動を抜けていたら、新年度の始まり等は1週間の内半分以上は部活動指導が出来ません。新入生も入り大切な時期だけにスタートでつまずく可能性は高くなります。「私がいるのは当たり前」の部員にはさほど重要には捉えていないようですが・・。練習終了後、米沢市営グランドの除雪状況を見に行きました。管理人2名と掃除のおばさんがいました。除雪機でトラック周回3レーンは走れるようにしたそうです。(ガソリン不足で3月末からは出来なかったとの事です)直線の8レーンは水を流す等して半分は消えていました。来週4月12日(火)までには使えるようになると判断出来ました。予定どうり来週からは市営グランドでの練習になります。それにしても今年は積雪が多く、国道13号線にある米沢スキー場や栗子スキー場のゲレンデは真白です。何時ものこの時期でしたら雪は殆ど消え地面の方が多く見えていました。今日の九里陸上の練習は新入生1名欠席の他は全員参加の練習でした。総勢(男女合わせて)40名を越え陸上部バスも定員オーバ-になります。想定して今冬購入した7人乗りアイシスが活躍しそうです。グランドの件が一段落してシーズンに向けての予定が立ちました。遅れないように取り組みたいと思います。
この春一番の好天で、快晴無風、気温も14℃と高く、最高の練習日よりでした。今日は天童の県陸上競技場に行きました。サブトラックの改修も終わり、直線が9レーンになっていました。少し硬めのタータンは米沢のグランドに似ています。地元の高校2校が練習していた以外は、中学生もおらず九里陸上だけでしたので使いやすい状況でした。種目練習を多くしましたが、合宿で取り組んでいた時以上の向上が見られました。特に跳躍やハ―ドルは近日中に大会をしても自己新が出そうです。短距離・中長距離もどんどん向上しています。投擲は、投げる機会が少なく始めたばかりですのでまだ6割程度の出来ですが、感覚的には良いものが見られますので心配ないと思います。今年の1年生は意欲十分です。上級生と変わらない取り組みをしています。慌てないでジックリ向上させたいと思います。春先の取り組みですので怪我が心配ですが、現在まで大きな怪我をしている部員はおりません。学校は4月7日(木)が始業式、4月8日(金)が入学式です。次回の遠征は4月10日(日)になります。今日は仙台育英の菅原先生と連絡を取りました。自宅を流された部員はまだ練習にこれない状況にあり、多賀城の校舎は津波の被害はすくなかったものの、宮城野校舎が地震そのもので崩壊し新学期を始める事さえ無理との事でした。とにかく部員が全員無事であることがせめてもの救いでした。
合宿後、1日ぶり部員達と再会しました。中・長距離は上杉公園の周りをランニング、投擲はウエートとチュウーブ引き、ターン・グライドの動き、他は、体育館で基本と九里陸上としてはほとんど取り組んではいない走りのドリルをしました。シーズンに入るのにこれでは向上しません。米沢市営陸上競技場に行くと、「東日本大震災の為閉鎖します」との張り紙がありました。何も被害を受けてないのに、どうゆう意味なのか市の方にTELすると、他の体育施設が避難所になった所もあり、11日から全て開場するとの事でした。グランドには積雪が30cm~50cmほど残ってるのでそのことを聞いたところ、管理している警備保障会社の方に連絡してくれとの事、警備保障会社にTELすると、除雪機を入れて12日(火)に間に合わせるようにしたいと話していました。それでも間に合わないときは部員に手伝ってほしいとの事でした。それなら最っと早くから取り組めば雪は消えたはずです。誰かが動かないと4月末までグランドは使えなかったでしょう。常にこんな連絡を九里陸上がしている様な気がします。明日の練習は、午前中天童の陸上競技場に行きサブトラックで練習して来ます。部員は1日の休養日で元気になっていました。指導者の方はまだ疲れが残っています。若さが羨ましい日でした。
春合宿が終了して今日は休養日です。合宿も最終日ともなると部員は乳酸がたまり歩行困難な姿も見られました。指導者側から見れば、普段の練習で乳酸がたまるほどの練習はしませんので此れも合宿の成果?かも知れません。走り込みが出来た事に一安心です。来週の日曜日に宮城県の仲間の学校と天童で合同練習する事を計画してみました。東日本大震災の津波をまともに受け家が流され避難生活をしている部員もいると聞いています。心が休まるのは陸上競技に取り組んでいる時だけではないでしょうか。失ったものが大きいだけに元気を分けてあげたいと思います。合宿中、校長先生がヒョコリ顔を見せてくれました。こちらの方で会議があったとのことです。夜は親しく懇談させていただきました。今回の合宿は何と言っても櫻井先生の存在は大きいものでした。部員たちは新鮮な気持ちで陸上競技に取り組めたと思います。明日から練習再開です。市営グランドがどの様になっているのか、何時から使えるのか、予定が分からないと練習計画も立てられません。せっかくオールウェザーになったトラックもプラスチックとかゴムで出来た雪はきを使う事さえ許されません。全国の陸上競技場で只一つ米沢だけの珍事だと思います。丁寧に大切にグランドを使用すると言う事は、こんなことを言うのではないような気がするのですが・・。