4月1日、北海道の猛吹雪のニュース。
ここでもさーっと雨が降ったりの寒い日だった。
昼近く買い物に出た。種々値上げの幕開け月だがスーパーは混んでいる。
帰ってからもずっと家に。春、4月というのに。
寒いからじっとしていた!?
読書。
『秋の花火』(文春文庫)篠田節子著
短編集で、タイトルとなった『秋の花火』を読む。
「いつの間にか、人生の夏は駆け抜けていき、ふと秋の気配に気づいた」大学時代からの音楽仲間。「だれ一人、先生のような生き方はしたいとは思っていない」先生の死さえ直感しながらも、私とチェロ奏者とが心を通わせていく。静かな静かな描写の中で。
チェロ、ファーストヴァイオリン、セカンドヴァイオリン、ヴィオラ
「旋律が歌い交わされ」「やりとりされていく]
「切り立ったような鋭い三連符を刻み始める」
「太い弦を哀しげに甘く響かせる」
「彼の奏でる哀切な響きが耳によみがえってきた。あの抒情、
胸を震わせるような哀しみは、チェロの音によるものでも、
フレージングによるものでもなかった。彼の吐き出した
波動のようなもの...」
改めてチェロの音色を聴きたくなった。
静かに流れる音楽を背景に読み終わった感じだ。
ここでもさーっと雨が降ったりの寒い日だった。
昼近く買い物に出た。種々値上げの幕開け月だがスーパーは混んでいる。
帰ってからもずっと家に。春、4月というのに。
寒いからじっとしていた!?
読書。
『秋の花火』(文春文庫)篠田節子著
短編集で、タイトルとなった『秋の花火』を読む。
「いつの間にか、人生の夏は駆け抜けていき、ふと秋の気配に気づいた」大学時代からの音楽仲間。「だれ一人、先生のような生き方はしたいとは思っていない」先生の死さえ直感しながらも、私とチェロ奏者とが心を通わせていく。静かな静かな描写の中で。
チェロ、ファーストヴァイオリン、セカンドヴァイオリン、ヴィオラ
「旋律が歌い交わされ」「やりとりされていく]
「切り立ったような鋭い三連符を刻み始める」
「太い弦を哀しげに甘く響かせる」
「彼の奏でる哀切な響きが耳によみがえってきた。あの抒情、
胸を震わせるような哀しみは、チェロの音によるものでも、
フレージングによるものでもなかった。彼の吐き出した
波動のようなもの...」
改めてチェロの音色を聴きたくなった。
静かに流れる音楽を背景に読み終わった感じだ。