【若葉は日々に濃くなる。
森の梟の鳴き声もしらべ高くのびやかになってきた。能登のほうに行きたいと思う。わけもなく、いきなりそう思う。大江山を廻って丹後の海を見たいー。
若葉が濃くなると、毎年、少年のようにどこかへ旅したくなる。】
でも、前登志夫氏は大阪にいた。
何度読んだかわからない「若葉の旅を」と題した一編の冒頭部分(『吉野山河抄』)。


3月下旬にこの企画展を知り、岩手県まで行ってみたいと思った。
仏師ではない、その土地の大工や職人さんたちの手で刻まれた素朴なカミさまやホトケさまが、寺の本堂ではない小さなお堂や祠、または民家の神棚でまつられてきた。そうした民間仏と呼ばれる130体と出会える。
行ってみたいよなあ。
行くなら宮沢賢治記念館だけはあわせて訪れてみたいところだ。
もともと連休を利用しての移動は考えていなかったし、時季的には今のほうがより良いのかもしれない。でもねー、そう思った時に何かしらの行動に出ないと、旅への憧れで終わってしまいそうだ。移動も「べらぼうに時間がかかる」か。やっぱり遠いのお。
「ふらんすへ行きたしと思へども ふらんすはあまりに遠し」
今日は朔太郎忌だった。
地図や時刻表を開いての空想の旅は尽きないけれど、「気ままなるたびに出でてみ」たいものよ。
羽黒山五重塔拝見には、何年も思いを温めての実現だった。でも今そんな悠長なことはねえ…。
うーん、気持のあるなし。行くか!?

はたまた近場なところで葵祭の見学で終わるかな…。
先日の競馬(くらべうま)の馬場が向こうに見える上賀茂神社境内。
森の梟の鳴き声もしらべ高くのびやかになってきた。能登のほうに行きたいと思う。わけもなく、いきなりそう思う。大江山を廻って丹後の海を見たいー。
若葉が濃くなると、毎年、少年のようにどこかへ旅したくなる。】
でも、前登志夫氏は大阪にいた。
何度読んだかわからない「若葉の旅を」と題した一編の冒頭部分(『吉野山河抄』)。


3月下旬にこの企画展を知り、岩手県まで行ってみたいと思った。
仏師ではない、その土地の大工や職人さんたちの手で刻まれた素朴なカミさまやホトケさまが、寺の本堂ではない小さなお堂や祠、または民家の神棚でまつられてきた。そうした民間仏と呼ばれる130体と出会える。
行ってみたいよなあ。
行くなら宮沢賢治記念館だけはあわせて訪れてみたいところだ。
もともと連休を利用しての移動は考えていなかったし、時季的には今のほうがより良いのかもしれない。でもねー、そう思った時に何かしらの行動に出ないと、旅への憧れで終わってしまいそうだ。移動も「べらぼうに時間がかかる」か。やっぱり遠いのお。
「ふらんすへ行きたしと思へども ふらんすはあまりに遠し」
今日は朔太郎忌だった。
地図や時刻表を開いての空想の旅は尽きないけれど、「気ままなるたびに出でてみ」たいものよ。
羽黒山五重塔拝見には、何年も思いを温めての実現だった。でも今そんな悠長なことはねえ…。
うーん、気持のあるなし。行くか!?

はたまた近場なところで葵祭の見学で終わるかな…。
先日の競馬(くらべうま)の馬場が向こうに見える上賀茂神社境内。