Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

山梨 船山温泉 2

2008-09-28 20:00:07 | 国内旅行
旅館で楽しみな朝ごはん。朝風呂でお腹を空かせて食事処に向かうと、テーブルにはお皿がずらり。

真ん中の鍋には左から抹茶粥、豆腐、お味噌汁。他に小鉢、サラダ、野菜の煮物、温泉卵に虹鱒の塩焼きと盛りだくさん。特に抹茶粥とお豆腐がおいしくて、母など昨晩の食事より気に入った様子。

しっかりお腹を満たしたところで、天気もいいのでドライブへ。
まずは宿から北へ20キロの日蓮宗総本山、身延山。
 
クラシックなロープウェイで頂上へ向かう。
車内では今時珍しく、テープではなく生声でお山の案内。ガイドさん、営業用の声で口上を述べていたが、いきなり素の声になって「あ、下に鹿がいますよ」とぽつり。これが妙に面白かった。

身延山の頂上は標高1153メートル。
 晴れてはいるが雲と靄がかかり、富士山も南アルプスも見えないのが残念。
 
奥の院には日蓮上人お手植えの立派な杉が4本あるが、建物は新しくて風情なし。

身延山はどの建物も新しくて、本堂は昭和60年の建立だし、ほとんど完成している5重の塔は現在大成建設が工事中。
 
さすが金回りのいい宗派は違う。
 有名な枝垂桜の枝ぶりを愛でて下山。

その後は道をずっと白州まで北上しつつ、道の駅とスーパーにしか立ち寄らない我が家の観光って・・・。
 しかし「まちの駅 鰍沢」の塩サンデーと塩アイスクリームはおいしかったし、塩まんじゅうも上出来。満足して再び船山温泉へ。

部屋に戻るとお布団は整えられているが敷きっぱなし。とことん、ゴロゴロしろと言うお宿。

そして2日目の夕食。
 紅鱒のマリネ、馬刺し、セロリとみょうがの甘酢和えに湯葉まんじゅう。
 鯉の洗いは意外にも前夜のイワナより味が濃くておいしい。
 鍋の鯉こくも小骨が邪魔なものの、おだしがよく出ておいしく、想像していたものと違って好評。
 今夜のイワナは素揚げ。
 お肉は鹿のヒレで、これまた前夜のビーフよりずっと好評。
 ほうとうのうどんを汁なしで食べるのは「おざら」というが、これはパスタ風。ちょっと凝りすぎ。
 最後は紅鱒と山菜の釜飯。
 デザートは蕨餅。

この旅館、高い食材は使っていないと思うし、同じ材料が重なることも多い。しかし味付けはいいし、たっぷり食べてもらおうと言う姿勢が見えて好感が持てる。
細かい備品をけちらないところもいいし、何より宿のご主人夫妻がでばらず、自ら窓拭きやら床掃除をしている姿まで見えた。お風呂もゆっくり入れるし、これで1泊16000円はコストパフォーマンスがいい。

そんなわけで翌朝もたっぷりの朝食をいただき、宿のポイントカード(10泊すると1泊無料)をいただいてチェックアウト。

帰りは勝沼に広がるブドウ畑を眺め、

農協の直売所で9種類のブドウを試食しまくってお土産を買い、
 
ブドウのシャーベットを食べて帰京。


久しぶりの家族旅行はお気楽だったが、さて、あと何回これができることやら。


にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする