12月26日 続き
風の宮殿の屋上から西側を見ると、大きな中庭を一つはさんで巨大なオブジェが立ち並んでいる一角が見える。
これが昨年世界遺産に登録されたばかりのジャンタル・マンタル(天文台)。
1734年、ジャイプールの町を作ったジャイ・シング王は学問に熱心で、サマルカンドのウルグ・ベク天文台をモデルにデリーをはじめあちらこちらに巨大な天文観測施設を作ったが、ジャイプールのものがその中でも一番規模が大きいのだそうだ。
宮殿から見えたのですぐに行けるだろうと思ったジャンタル・マンタル、表通りから行こうとしたら入り口がわからなくて迷いまくる。実はシティパレスの隣にあるのだが、その入り口がまたわかりにくい。こんな時だけはガイドがいたら便利だと思う。
世界遺産に登録されたばかりだからか、夕方でも入り口はインド人観光客で大混雑。横入りしようとするインド人と格闘しながら入場券を買って入り口を入ると
まるでエッシャーの絵が立体的になったかのような建造物の数々。
一体どのように使って何を測るための器具なのか
それぞれに英語の説明はついているし、ガイドは熱心に説明していてインド人の皆さんも一生懸命に聞いているが、何しろ天文学の知識が皆無なので、おそらく日本語で説明されてもわからないだろう。
これらの器具は今でも測定に使えると言うことだが、単なるオブジェとしても魅力的で、装飾だらけの建築物ばかり見てきた目にはとても新鮮に映る。
日も傾いてジャンタル・マンタルを追い出された後はジャイプールの町をうろついてお買物。
買いたかったのはキルティングのお布団。
どこのホテルでも使われていたお布団は軽くて、インドらしいプリント柄がかわいらしい。
安いものは数百円で買えるけれど、ちょっと良い品を置いていたこの店でのどが痛くなるまで兄ちゃんと値段交渉して買ったハンドプリントのものは2000円。まだ高かったかもしれないけれど、夏掛けとして活躍してくれるだろう。
電球に煌々と照らされたマリーゴールドのお供え屋台を通り過ぎ
夕食に選んだのはこちら
LMBレストラン
入り口を入るとお菓子のショーケースがずらりと並んでいるが
奥まですすむと立派なおひげのドアマンがいて、その先がレストランになっている。
ファミレスのような感じのカジュアルなレストランだが、ガイドブックにも載っている有名店なので外人観光客もいっぱい。
メニューを開いて何を頼もうかと迷うが、ここはラジャスタンの料理がいろいろ食べられるターリにしよう。
まずは辛酸っぱいスープが来て
ど~んと12種類の小皿が載った巨大なターリ盆が登場。
隣にいたヨーロッパ人に「写真撮らせて」と言われるほどの迫力。
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しかしこのターリは実は失敗。注文する時、「辛さはどうする?」と聞かれて「中ぐらい」と答えたら、これが辛いのだ。辛すぎて辛いのと甘いのぐらいしか味がわからない。正直、お昼のレストランの方がずっとおいしかった。
アイスクリームもジョドプールの市場の方がおいしかったなあ。
それでも食後にショーケースを見るとお菓子も試してみたくなる。
と言っても日持ちのしないものは買えないので
クッキーを買って日本に持ち帰った。
そして後日食べてみてびっくり。6種類も入っていたクッキーと言うかパイのようなお菓子、これがまたどれもスパイシーで辛いのだ。
インドの辛さをなめてはいけないのであった。
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風の宮殿の屋上から西側を見ると、大きな中庭を一つはさんで巨大なオブジェが立ち並んでいる一角が見える。
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これが昨年世界遺産に登録されたばかりのジャンタル・マンタル(天文台)。
1734年、ジャイプールの町を作ったジャイ・シング王は学問に熱心で、サマルカンドのウルグ・ベク天文台をモデルにデリーをはじめあちらこちらに巨大な天文観測施設を作ったが、ジャイプールのものがその中でも一番規模が大きいのだそうだ。
宮殿から見えたのですぐに行けるだろうと思ったジャンタル・マンタル、表通りから行こうとしたら入り口がわからなくて迷いまくる。実はシティパレスの隣にあるのだが、その入り口がまたわかりにくい。こんな時だけはガイドがいたら便利だと思う。
世界遺産に登録されたばかりだからか、夕方でも入り口はインド人観光客で大混雑。横入りしようとするインド人と格闘しながら入場券を買って入り口を入ると
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まるでエッシャーの絵が立体的になったかのような建造物の数々。
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一体どのように使って何を測るための器具なのか
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それぞれに英語の説明はついているし、ガイドは熱心に説明していてインド人の皆さんも一生懸命に聞いているが、何しろ天文学の知識が皆無なので、おそらく日本語で説明されてもわからないだろう。
これらの器具は今でも測定に使えると言うことだが、単なるオブジェとしても魅力的で、装飾だらけの建築物ばかり見てきた目にはとても新鮮に映る。
日も傾いてジャンタル・マンタルを追い出された後はジャイプールの町をうろついてお買物。
買いたかったのはキルティングのお布団。
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どこのホテルでも使われていたお布団は軽くて、インドらしいプリント柄がかわいらしい。
安いものは数百円で買えるけれど、ちょっと良い品を置いていたこの店でのどが痛くなるまで兄ちゃんと値段交渉して買ったハンドプリントのものは2000円。まだ高かったかもしれないけれど、夏掛けとして活躍してくれるだろう。
電球に煌々と照らされたマリーゴールドのお供え屋台を通り過ぎ
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夕食に選んだのはこちら
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奥まですすむと立派なおひげのドアマンがいて、その先がレストランになっている。
ファミレスのような感じのカジュアルなレストランだが、ガイドブックにも載っている有名店なので外人観光客もいっぱい。
メニューを開いて何を頼もうかと迷うが、ここはラジャスタンの料理がいろいろ食べられるターリにしよう。
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隣にいたヨーロッパ人に「写真撮らせて」と言われるほどの迫力。
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しかしこのターリは実は失敗。注文する時、「辛さはどうする?」と聞かれて「中ぐらい」と答えたら、これが辛いのだ。辛すぎて辛いのと甘いのぐらいしか味がわからない。正直、お昼のレストランの方がずっとおいしかった。
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それでも食後にショーケースを見るとお菓子も試してみたくなる。
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そして後日食べてみてびっくり。6種類も入っていたクッキーと言うかパイのようなお菓子、これがまたどれもスパイシーで辛いのだ。
インドの辛さをなめてはいけないのであった。
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