Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

リアルタイム入院日記と映画「一命」

2012-02-17 15:26:45 | 雑談
知り合いの皆さんにはご心配をおかけしましたが、おかげさまで無事に手術を終了し、看護師さんたちに言わせるとびっくりするほど回復が早いのだそうだ。

それにしても初めて体験して感心するのは麻酔の威力。

手術の前日には「手術室の音楽は何がいいですか」(なんと、好きなジャンルの有線を流してくれるんだそうな)なんて聞かれたが、何のことはない、背中に硬膜外麻酔のための針を入れ、マスクをかけられたと思う間もなく、気が付いたら手術が終わって病室に戻されていた。音楽を聴く暇なんてありゃしない。

手術の後も硬膜外麻酔がよく効いて、腹かっさばかれたというのにほとんど痛みを感じない。
現代医療とは大したもの。これが享受できる日本に住んでいることの幸運に感謝。


腹かっさばくと言えば、先日の香港からの帰り、機内で映画「一命」を見た。
この映画の中で瑛太が竹光で切腹をする場面があるのだが、これが全身真っ赤にしてめちゃくちゃ痛そう。この場面を筆頭に、この瑛太という俳優は実にうまいと思う。

「悪人」で感心した満島ひかりが今度は正反対の役でまたうまく、特にまんじゅうを食う場面は鬼気迫る。
役所広司は言わずもがなだし、となるとどうしても映画に不慣れな市川海老蔵は不利な訳で、大体瑛太の父親役にたった5歳しか年の変わらない海老蔵は無理。目力は大したものだと思うが。


とにかく竹光で腹切られなくてよかった、という話。

うろちょろはできるようになったが、まだ水一杯飲ませてもらえないのがつらい。


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コメント (2)
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