Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

中央アジアの車事情

2014-01-07 18:11:37 | 中央アジア
タジキスタンに行って驚いたことの一つはバイクが一つも走っていないこと。

大体どこの国でもまずは自転車を買い、少し経済的に余裕ができたらバイクを買い、さらに裕福になれば車を買うもの。それで今の東南アジアなどはどこもバイクがあふれている。

ところがタジキスタンを始め、ウズベキスタンでもキルギスでもバイクはおろか、自転車の姿もほとんど見ない。珍しくバイク乗りがいるなと思えば、たいていヨーロッパあたりからの旅行者だ。

では何に乗っているのかと言えば
 タジキスタンの都市部では圧倒的にドイツ車。
ワーゲンやらオペル、おベンツ様の姿も珍しくなく、これらはドイツで中古を買い、タジキスタンまで転がして来ればいい儲けになるんだそうだ。

これがウズベキスタンではほとんど韓国車。90年代に韓国の大宇が工場まで作って市場を独占したそうだが、大宇がその後GMに買収されて、今ではシボレーの工場になっているのをアンディジャンで見た。

あとはどこの国でも旧ソ連製のぼろ車。
 
 本当に動くのかいな、と言うような車もよく見る。

 さすがに我々ツアーの四駆は一台の韓国車を除いて三菱やトヨタの日本車で、ドライバーたちは「やっぱり日本車が一番」と言っていたけれど、日本車をこれほど見ない地域も珍しい。

日本企業もまだまだがんばる余地があるぞ。


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コメント (4)
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