2月3日
朝、目を覚ますと外は雨。
それがやがて雪に変わって、みるみる白く積もり始めた。
午前中はユニオン・スクエアのグリーンマーケットに行こうと思っていたが、この天候ではとても無理。
チェックアウトぎりぎりまで部屋でうだうだして、お昼を食べに外に出た。
雪は横なぐりに吹き付けてくるし、足元はびちゃびちゃ。エンパイア・ステートビルのてっぺんも霞んでいる。
これからしばらくアジアの食べ物にはお目にかかれそうにないので、選んだのはコリアン・タウンのこちらの店。
なかなか広い店内に、韓国人、日本人、中国人とアジア系のお客が集まってくる。
韓国料理店らしく、すぐにやってくるおかずの数々。
キムチやきんぴらをつまんでいるうちに主役のサムゲタンがぐつぐつと煮立ってやってきた。
本場物に比べるともち米や朝鮮人参などの詰め物がいささか少ないが、しっかり暖まって満腹、満足。
ホテルからは愛想もサービスも悪いタクシーに乗って42丁目のポートオーソリティー・バスターミナルへ。
わかりづらい小さな看板のところで20分ほど待って、バスでニューアーク空港へ。
ニューアーク空港はニュージャージー州にあるので、ニューヨーク州のマンハッタンからタクシーで行くととても高くつく。バスなら16ドルで済むのだが、バス乗り場のわかりづらく、不親切なこと。
しかし乗ってしまえば空港までは30分強。
すぐにヒューストン経由ブエノスアイレス行きのユナイテッド航空にチェックインして、広いターミナルを出発ゲートへ。
地面に雪は積もっているが、これぐらいの積雪はいつものことだろう。
と軽く考えていたのが甘かった。
次々に聞こえてくるアナウンスは出発遅延やフライトキャンセルのお知らせばかり。
そのうちに自分が乗るヒューストン行きも30分遅延が1時間遅延になり、2時間を過ぎてもまだ搭乗開始にならない。ヒューストンでの乗り継ぎに2時間見ていたけど、これじゃブエノスアイレス行きに間に合わないじゃないか!
長蛇の列に並んで、一人奮闘する係りのおばさんにご相談。
ブエノスアイレス行きは一日一便しかないので、どうしても一日遅れにならざるを得ない。
それでも翌日の席を確保してもらえたのはいい方、同じ列に並んでいたインド人のお姉さんはオースチンに行きたいのにフライトキャンセル続きでもう2日も待っているとか。今度の便もまだウェイティングとやらで、本当にお気の毒。
しかし他人の同情をしている場合じゃない。
ブエノスアイレス行きが明日の晩出発となると、予約しているアルゼンチンの国内線に間に合わない。
あせりくるって南極旅行を手配してもらった日本の旅行代理店に電話するが、ああ、誰も応答しない!
とパニクッたところでよく考えたら日本はまだ早朝だった。
気持ちを落ち着けてメールで予約変更のお願いを送信。うまく手配できればヒューストンに着いたところで連絡が来るはず。
こんな時にスマホはやっぱり便利だ。
結局ヒューストン行きは3時間遅れでニューアークを出発。
遅れたのはヒューストン・ベースの乗員が来るのが遅れたせいとか。
広いアメリカの航空会社は乗員をあっちこっちから飛ばして運行する。だからどこかの空港で遅れや運休が出れば、全く関係のない空港にも影響が出る。それで年がら年中遅延やキャンセルがでるのだろう。
ニューヨークからヒューストンまでは4時間のフライト。
しかし国内線の座席にはオーディオもなく、エコノミーではソフトドリンクだけが無料で、食事もアルコールも有料。
メニューを見ても食指が動かないので、夕食は持っていたスナック菓子で済ませてしまった。
お昼をしっかり食べておいてよかった。
ヒューストン到着は22:40。
着いて早々にメールをチェックすると、期待通り日本から連絡が入っていた。
予定していた日の午後の便への変更はできなかったが、船の出港当日の早朝の便の予約が取れるとのこと。
ぎりぎりだけれど何とか間に合う。
今日が平日で本当によかった。これが休日で日本から助けてもらえなかったらどんなに大変だったことか、とほとんど泣きながら日本に電話を入れた。
さてそれからスルーでチェックインした荷物を取り戻すのに時間がかかり、さらに空港近くのホテルに電話してお迎えを待って、ようやく部屋に入れたのは午前1時。
空港から5分ほどの Baymont Inn。
部屋はなんとベッドが3つもある続き部屋で、ミニキッチンまで付いている。
これで99ドル。
空港には「ホテルは航空会社持ちよ。私はそうしてもらったわ」と言う人もいたけど、係員は違うと言うし、もう交渉する気力もない。
こんなお泊りセットをもらっただけでおとなしく引き下がる。
疲れた。
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朝、目を覚ますと外は雨。
それがやがて雪に変わって、みるみる白く積もり始めた。
午前中はユニオン・スクエアのグリーンマーケットに行こうと思っていたが、この天候ではとても無理。
チェックアウトぎりぎりまで部屋でうだうだして、お昼を食べに外に出た。
雪は横なぐりに吹き付けてくるし、足元はびちゃびちゃ。エンパイア・ステートビルのてっぺんも霞んでいる。
これからしばらくアジアの食べ物にはお目にかかれそうにないので、選んだのはコリアン・タウンのこちらの店。
なかなか広い店内に、韓国人、日本人、中国人とアジア系のお客が集まってくる。
韓国料理店らしく、すぐにやってくるおかずの数々。
キムチやきんぴらをつまんでいるうちに主役のサムゲタンがぐつぐつと煮立ってやってきた。
本場物に比べるともち米や朝鮮人参などの詰め物がいささか少ないが、しっかり暖まって満腹、満足。
ホテルからは愛想もサービスも悪いタクシーに乗って42丁目のポートオーソリティー・バスターミナルへ。
わかりづらい小さな看板のところで20分ほど待って、バスでニューアーク空港へ。
ニューアーク空港はニュージャージー州にあるので、ニューヨーク州のマンハッタンからタクシーで行くととても高くつく。バスなら16ドルで済むのだが、バス乗り場のわかりづらく、不親切なこと。
しかし乗ってしまえば空港までは30分強。
すぐにヒューストン経由ブエノスアイレス行きのユナイテッド航空にチェックインして、広いターミナルを出発ゲートへ。
地面に雪は積もっているが、これぐらいの積雪はいつものことだろう。
と軽く考えていたのが甘かった。
次々に聞こえてくるアナウンスは出発遅延やフライトキャンセルのお知らせばかり。
そのうちに自分が乗るヒューストン行きも30分遅延が1時間遅延になり、2時間を過ぎてもまだ搭乗開始にならない。ヒューストンでの乗り継ぎに2時間見ていたけど、これじゃブエノスアイレス行きに間に合わないじゃないか!
長蛇の列に並んで、一人奮闘する係りのおばさんにご相談。
ブエノスアイレス行きは一日一便しかないので、どうしても一日遅れにならざるを得ない。
それでも翌日の席を確保してもらえたのはいい方、同じ列に並んでいたインド人のお姉さんはオースチンに行きたいのにフライトキャンセル続きでもう2日も待っているとか。今度の便もまだウェイティングとやらで、本当にお気の毒。
しかし他人の同情をしている場合じゃない。
ブエノスアイレス行きが明日の晩出発となると、予約しているアルゼンチンの国内線に間に合わない。
あせりくるって南極旅行を手配してもらった日本の旅行代理店に電話するが、ああ、誰も応答しない!
とパニクッたところでよく考えたら日本はまだ早朝だった。
気持ちを落ち着けてメールで予約変更のお願いを送信。うまく手配できればヒューストンに着いたところで連絡が来るはず。
こんな時にスマホはやっぱり便利だ。
結局ヒューストン行きは3時間遅れでニューアークを出発。
遅れたのはヒューストン・ベースの乗員が来るのが遅れたせいとか。
広いアメリカの航空会社は乗員をあっちこっちから飛ばして運行する。だからどこかの空港で遅れや運休が出れば、全く関係のない空港にも影響が出る。それで年がら年中遅延やキャンセルがでるのだろう。
ニューヨークからヒューストンまでは4時間のフライト。
しかし国内線の座席にはオーディオもなく、エコノミーではソフトドリンクだけが無料で、食事もアルコールも有料。
メニューを見ても食指が動かないので、夕食は持っていたスナック菓子で済ませてしまった。
お昼をしっかり食べておいてよかった。
ヒューストン到着は22:40。
着いて早々にメールをチェックすると、期待通り日本から連絡が入っていた。
予定していた日の午後の便への変更はできなかったが、船の出港当日の早朝の便の予約が取れるとのこと。
ぎりぎりだけれど何とか間に合う。
今日が平日で本当によかった。これが休日で日本から助けてもらえなかったらどんなに大変だったことか、とほとんど泣きながら日本に電話を入れた。
さてそれからスルーでチェックインした荷物を取り戻すのに時間がかかり、さらに空港近くのホテルに電話してお迎えを待って、ようやく部屋に入れたのは午前1時。
空港から5分ほどの Baymont Inn。
部屋はなんとベッドが3つもある続き部屋で、ミニキッチンまで付いている。
これで99ドル。
空港には「ホテルは航空会社持ちよ。私はそうしてもらったわ」と言う人もいたけど、係員は違うと言うし、もう交渉する気力もない。
こんなお泊りセットをもらっただけでおとなしく引き下がる。
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