2月2日 続き
ブルックリンで次に向かったのはブルックリン博物館。
地下鉄駅を出ると目の前にあるが、思いのほかの大きさにびっくりする。
入場料は「いくらでも任意」とのことなので10ドル支払ったが、あとでパンフレットなどをよく見ると「推奨12ドル」とあった。
まずは1階を軽く覗くと Connecting Cultures と題された大きな部屋がある。
時代や地域を越えてつながりのあるものを並列した、博物館のショーケースのような展示。
その隣にはアフリカのセクションがあってちょっとおもしろそうだったが、館内が広いので飛ばすことにする。
2階はアジア・イスラム部門とのことなので楽しみに上がると
残念なことに現在改装のために閉鎖中。一部の収蔵品のみ棚に並べて展示されているが、なかなか良さそうなものがあるので改装後も見てみたいもの。
3階の中央には大きな吹き抜けのスペースがあり、レセプションなどに使われる様子。
その周りの回廊にはヨーロッパの絵画が飾られているが、中世から近代まで、ちょっと総花的な感じ。膨大なコレクションの一部だけが常時展示されているものと思われる。
この回廊から入ったところにあったのはアッシリアのレリーフ。
イラクのニムルッドから出土した紀元前9世紀のものだが、精緻な浅浮彫りがすばらしい。
そしてこの部屋からつながっているのがブルックリン博物館の目玉、エジプト・コレクション。
彫像から副葬品などの小物まで展示は多岐に渡り、
大英博物館のような大物こそないが質のいいものが多く、
アマルナ美術の小部屋は自分の好み。
ミイラだってもちろんあるし
猫族の特別展示室まであるのが面白い(2014年末までの特別展示)。
かなりのスペースを占めるエジプト美術を見終わり、4階に上がると
古いアメリカの家の内部を再現した部屋がいくつもあって楽しい。
さらにこの階にはフェミニスト・アートの展示室があって、その目玉が The Dinner Party というインスタレーション。
これは古今東西の傑出した女性たちを顕彰するというもので、大きなパネル展示の隣の部屋に巨大な三角形のディナーテーブルがある。
このテーブルには39の座席があり、ハトシェプスト、エリザベスI世など、それぞれにふさわしい装飾のクロスが敷かれ、ジョージア・オキーフの女性器を思わせる花の絵のようなモチーフが描かれた皿が置かれている。
一つ一つ見て回るとこれが実に面白い。
とじっくり見て回っているうちにここでタイムアップ。
アフリカやアメリカの展示も見てみたかったが、この博物館の規模と内容を見くびっていた。
ニューヨークと言えばメトロポリタン美術館が定番だが、こちらの博物館も来る価値がある。
博物館を堪能した後はブルックリンに多いと言う中近東料理屋に行こうと思ったが、地下鉄の降車駅を間違えたら迷子になった。
仕方がないので今夜もまたホテル近くのスーパーで買い出し。
せめてものタブーリ・サラダとギリシャ風ヨーグルト。
朝のフレンチトーストでまだ胸焼けしているのだった。
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ブルックリンで次に向かったのはブルックリン博物館。
地下鉄駅を出ると目の前にあるが、思いのほかの大きさにびっくりする。
入場料は「いくらでも任意」とのことなので10ドル支払ったが、あとでパンフレットなどをよく見ると「推奨12ドル」とあった。
まずは1階を軽く覗くと Connecting Cultures と題された大きな部屋がある。
時代や地域を越えてつながりのあるものを並列した、博物館のショーケースのような展示。
その隣にはアフリカのセクションがあってちょっとおもしろそうだったが、館内が広いので飛ばすことにする。
2階はアジア・イスラム部門とのことなので楽しみに上がると
残念なことに現在改装のために閉鎖中。一部の収蔵品のみ棚に並べて展示されているが、なかなか良さそうなものがあるので改装後も見てみたいもの。
3階の中央には大きな吹き抜けのスペースがあり、レセプションなどに使われる様子。
その周りの回廊にはヨーロッパの絵画が飾られているが、中世から近代まで、ちょっと総花的な感じ。膨大なコレクションの一部だけが常時展示されているものと思われる。
この回廊から入ったところにあったのはアッシリアのレリーフ。
イラクのニムルッドから出土した紀元前9世紀のものだが、精緻な浅浮彫りがすばらしい。
そしてこの部屋からつながっているのがブルックリン博物館の目玉、エジプト・コレクション。
彫像から副葬品などの小物まで展示は多岐に渡り、
大英博物館のような大物こそないが質のいいものが多く、
アマルナ美術の小部屋は自分の好み。
ミイラだってもちろんあるし
猫族の特別展示室まであるのが面白い(2014年末までの特別展示)。
かなりのスペースを占めるエジプト美術を見終わり、4階に上がると
古いアメリカの家の内部を再現した部屋がいくつもあって楽しい。
さらにこの階にはフェミニスト・アートの展示室があって、その目玉が The Dinner Party というインスタレーション。
これは古今東西の傑出した女性たちを顕彰するというもので、大きなパネル展示の隣の部屋に巨大な三角形のディナーテーブルがある。
このテーブルには39の座席があり、ハトシェプスト、エリザベスI世など、それぞれにふさわしい装飾のクロスが敷かれ、ジョージア・オキーフの女性器を思わせる花の絵のようなモチーフが描かれた皿が置かれている。
一つ一つ見て回るとこれが実に面白い。
とじっくり見て回っているうちにここでタイムアップ。
アフリカやアメリカの展示も見てみたかったが、この博物館の規模と内容を見くびっていた。
ニューヨークと言えばメトロポリタン美術館が定番だが、こちらの博物館も来る価値がある。
博物館を堪能した後はブルックリンに多いと言う中近東料理屋に行こうと思ったが、地下鉄の降車駅を間違えたら迷子になった。
仕方がないので今夜もまたホテル近くのスーパーで買い出し。
せめてものタブーリ・サラダとギリシャ風ヨーグルト。
朝のフレンチトーストでまだ胸焼けしているのだった。
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