Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

イラン女性のおしゃれ

2014-09-25 13:22:24 | 中近東/北アフリカ
イランの観光地では学校の遠足によく遭遇した。

 シラーズのサアディー廟で遭遇した大集団は小学生。
  ちょっとイギリスの衛兵さんみたいな色合いの男の子もかわいいが、白い頭巾をかぶった女の子たちがかわいい。

 こちらはもうちょっと大きな女の子たち。
 
学校ごとに色が違って、制服のかわいさはブータンの次ぐらい。

 
これが高校生になると地味な青や黒になり、被り物も黒になるが、足元は思い切りスリムなジーンズ。

そして卒業すると
  トレンチコート風の上着のウェストをギュッと締め、スリムなパンツにゆったりスカーフを巻いた姿が多くなる。
 このコート、一見厚手の生地に見えるが、夏に向かう時期だったので触ってみればペラペラの薄地。

さらにボトムスの流行はスリムジーンズに代わってパツパツのレギンスらしく、
  
お店に並ぶ商品の派手なこと。「タイトなパンツははかないように」って旅行案内はなんだったんだ。
  特にテヘラン、それも空港にいたお客さんたちはぴちぴちで派手だった。

頭の方に目をやれば、上のオレンジのスカーフの女性のように、かろうじて引っかかっている人も多い。
  
さらにそこに大きなサングラスを乗せるスタイルも大人気だが、華やかな顔立ちに大きなサングラスは良く似合う。

それにしてもスカーフをひっかける高々と結い上げた髪はどうなっているのかと思ったら
  アクセサリー屋を覗いて納得。
頭の上でまとめた髪にさらにクリップで大きな造花を乗せているわけだ。

 
靴屋に並ぶハイヒールもハデハデ、シャネルの靴もある(笑)。

 
華やかなドレスも大人気のようだが、マネキンに無理やりかぶせたスカーフがちょっと悲しい。  

いまだにスカーフをかぶらなかったり肌を出していれば風紀警察に捕まって鞭打ち、黒ずくめのチャドル姿も珍しくはないイランだが、女性たちがおしゃれを楽しんでいるのはどこの国も一緒。

ところでイラン女性に最近人気なのはノーズ・ジョブ、すなわち鼻の整形なのだが、日本とは逆に骨を削って低くするのだとか。
地方では見かけなかったが、テヘランのちょっと裕福な北部では本当に何人も鼻に絆創膏を貼った女性に遭遇した。
お金のかかる美容整形はステータスなので、中には手術をしていないのに絆創膏を貼って歩いている女の子たちもいるらしい。

整形などしなくても美人の多いイランは女性を見ているだけでも楽しい。


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コメント (4)
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