Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

台湾で女子会 10 林百貨店

2014-09-05 16:36:51 | 東アジア
7月7日 続き

さて、散々引っ張った林百貨店

宿泊していたホテルのお向かいにあったのだが、あまりに近すぎて正面からの写真は到着した夜しか撮っていなかった・・・。
 これは泊まっていた部屋の窓からの姿。

日本統治時代に建てられたこの建物については入口に中英日本語でこんな説明書きがあった。

訪問したこの日はリニューアルオープンからまだ3週間。週末の大行列は一度に入れる人数を制限していたためのようで、月曜の朝でさえも長くはないが開店前から入口に行列ができていた。

時間ピッタリの11時に扉が開いて店内へ。
 
一階にはお土産に良さそうなお茶やお菓子、調味料などの食品類。
 
窓枠や壁、棚のダークな木材と白い柱や天井のコントラストがおしゃれだ。

  
台南エリア初だったというエレベーターを横目に階段を上がるが、ちょっとしたところにもレトロな演出がある。

上から見ようと屋上に上がると、この小さな部屋は林百貨店グッズのお土産コーナー。
 
 その先にはなんとお稲荷さんの跡があって、この百貨店の竣工を待たずに亡くなってしまった創立者の林さんの位牌がここに収められているとか。
 この脇にもまたかわいい部屋、これはエレベーターシャフトで内部を覗けるらしいが、今は立ち入り禁止。
このすぐ下の階のレストランもまだ工事中だったので、これらがこの先どう変身するかはお楽しみ。

改めて下の階の売り場を見てみると
  
広くはない店内だがゆったりと商品が並べられ、扱われている商品は台南の物が多く、どこにでもあるグローバルブランドなどは置いていない。バッグを買った合成帆布の製品もここに並べられると一層おしゃれ。
 
CDショップの試聴コーナーやお茶屋さんのカウンターも元の建物の構造を活かしているのではないだろうか。
 4階のカフェがまた素敵で、時間さえあればここでお茶がしたかった。

結局駆け足の見学になってしまったが、この新しいデパートのセンスの良さには脱帽。
なんと言っても地元台南の特産品を前面に出し、それでいて単なる土産物屋に堕することなく、あか抜けているところが素晴らしい。
日本の地方のデパートでこんな店があるだろうか。

感心しつつ、道を渡って急いで荷造りをし、タクシーで高鐵の駅から台北へ。
台南から台北でも2時間かからず、あっという間。
 台北の駅は日本の駅を参考にしているのだろうか、構内にまるでデパ地下のように小さな店がたくさん入って、3年前に比べてもびっくりするほどにぎやかになった。
しかし中央の吹き抜けが広いまま残され、そこにぺったり人が座り込んでいるところはやっぱり台湾。

駅からはまたタクシーを拾って松山空港へ向かうが、途中でちょっと寄り道をしてもらった。
 
相変わらずそっけない見かけだが、台湾の千疋屋とも言うべき「百果園」。小さな店内のテーブルはマンゴーかき氷を食べるお客さんで埋まっていたが、たぶん全員日本人。この店、台湾人より日本人の知名度が高いようだ。
ここでパイナップルとバナナのジャムを買って今回のミッションは終了。

 なんだか幼稚園のようにかわいらしくなった空港待合室から18時15分発の中華航空に乗り込んで
 
機内食をしっかりいただいたが、ホワイトチョコのかかった雑穀クッキーがおいしかった。これ、どこかに売っていないかな。

21時55分には羽田に到着して、今回の女子旅も無事終了。
3泊4日でこれだけ遊べる台湾、やっぱり最高だ。


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コメント (5)
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