Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

台湾のパイナップルケーキ食べ比べ

2014-09-21 19:59:26 | 東アジア
台中・台南で買ってきたパイナップルケーキ、もうずいぶん前に食べてしまったが味を比較してみた。

まずは一番有名な「微熱山丘」。
 長方形で結構大きく、持ってもずっしり重い。
中の餡はもちろんパイナップル100%、甘さと酸味のバランスがとてもいい。
ただしクッキーの方はちょっとパサつく感じで、大きさのためか形のためか、クッキーの主張がやや強い。一つで食べごたえ十分。

ところでパイナップル100%餡の元祖は「微熱山丘」だと思っていたら、実は台中の「日出」が2006年に始めたのが最初とか。
その「日出」のパイナップルケーキはオリジナル、パイナップルの種類が違う17号、クッキーに米粉を使ったものと3種類あり、味見させてもらったオリジナルはクッキー生地に入ったチーズがちょっと強かったので「米」を買ってみた。
 
米のクッキーと知っていても小麦粉との違いが判らず、これもチーズが入っているがそれほど気にならない。
こちらのジャムも酸味と甘みのバランスがよく、小ぶりなので全体のバランスもとてもいい。あっという間に一つ食べてしまう。

 
「楽楽斎」は台北に去年できたばかりの店だそうだが台北ナビが推しているらしく、これもマンゴーツアーのお土産にもらったもの。
五行説に基づいて色形フレーバーの違う5種類があるとのことで、たまたまもらったものは赤いハート形の紅麹。
ただし麹のくせなどはなく、しっとりしたクッキーはバターの風味が強くて、酸味の効いた100%パイナップルのジャムとのバランスもいい。ただ生地が柔らかすぎてぼろぼろと食べにくいのが玉にきず。

台南の林百貨店で買ったのはこちら。
 
「奇美食品」は台南が本社の冷凍食品などを作っている会社のようだが、最近はお菓子にも力を入れているらしく、パッケージがなかなかシック。
このパイナップルケーキはクッキーのバター風味がよく、ほろほろと食べやすくて、クッキー部分だけなら一番おいしいかも。
ただし餡は昔ながらの冬瓜の入ったもので、パイナップル100%餡に比べるとやはり印象が弱い。

同じく台南の、椪餅を買った「克林食品」でもばら売りを一つ購入(透明袋に入った丸いもの)。
 
ここのはご覧のとおり一つがとても大きく、表面も固い。
しかしナイフで切ってみるとサクサクで固くはなく、冬瓜入りのジャムも甘めだが穏やかな味で、全体のバランスがいい。

食べ比べてみると自分は酸っぱいものが好きなので100%餡の割合が多い日出が一番かと思うが、家族は微熱山丘がいいと言うし、結論は「どれも甲乙つけがたく、おいしい」。お粗末。


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コメント (4)
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