7月6日 続き
玉井市場の見学の後はバスで15分ほどで「緑果子」という小さなカフェへ。
ここはこれからマンゴー狩りをさせていただく農家の経営。
少し涼しくなるまでこちらで休憩、ということで
マンゴーアイスにドライマンゴーの入ったパン、それに本日が誕生日という参加者のおすそわけでマンゴームースが出されたのだが、正直こんなものを食べている場合じゃない。
テーブルの上にはフレッシュマンゴーが山盛りになった大きなボールが置かれていて、「これがなくなったらおかわりもできますよ~」となんとも太っ腹。完熟マンゴーはもちろんジューシーで甘くて、これはやっぱりこのまま食べるのが一番おいしい。
このマンゴーを剥くのにはちょっと鎌のように湾曲した小さなナイフを使い、これを手前ではなく、向こう側に動かすのが日本とは逆で面白い。
おかわりをするまでもなくマンゴーでおなか一杯になってしまい、ちょっと外を散歩。
芝生の向こうの大きな建物はオーナー一族のマンゴー御殿(笑)、周りの家々もすべてマンゴー農家だろう。
やがて陽もちょっと傾きだしたところでいよいよマンゴー狩りに出発。
バスで5分ほど行くとまわりの山は白い花が咲いたよう。
これがすべて袋を掛けられたマンゴー。
イケメンの若旦那からマンゴー狩りのコツをまず聞き、籠を借りて畑へ出陣。
マンゴーは枝からぶらーんと長い蔓のようなへたが伸びてその先に一つづつなっている。
品種によってかけられた袋の色が違い、我々が採る愛文マンゴーは白い袋。「透かして見て赤いのを採ってください」と言われるが、袋の上からではどれが赤いのかよくわからない。しかし「一番おいしいのは完熟して袋の中に実を落ちているやつ」とこちらは袋の形をよく見ればわかるので、われわれはもっぱらこれを狙う。
高いところにある袋は高枝ばさみを使い、山の斜面を登り、枝の下を覗き込んで一人2つづつのノルマを達成。
袋を開けるまでは色も大きさもわからないのでドキドキだが、落ちた実狙いが功を奏して見事に赤いものばかりそろった。食べ頃は2,3日後ということで持ち帰ったが、おいしかったのは言うまでもない
それにしても日当たりのためかマンゴーの畑は結構な急斜面、マンゴーの実は重いし、袋掛けも収穫も大変そう。
出荷の最盛期とあって作業場では子供たちまで駆り出されて、ご苦労様。
ライチー狩りもおもしろかったが、マンゴー狩りもおもしろかった、と大満足で農場を離れる。
次に向かったのは山の中に入った仙湖レジャー農場。
山一つがまるまるレジャー施設になっているらしく、バンガローの宿泊施設やプールなどもあるが、頂上からの景色はなかなか。
周りは竜眼の木だらけで、マンゴーの次はこちらの収穫時期になるらしい。種が大きいけど、竜眼も大好きなんだよね~。
この頂上にあるレストランで今夜の夕食。
売りは食べ放題の山菜鍋ということだが
山菜というより雑草鍋っぽい。
他にも豚と春雨の煮込み、ワラビののり巻きと竹の子
鶏のスープ、揚げ魚の餡かけ
豆腐料理に山菜てんぷらと品数は多く出たが
一番おいしかったのはこの卵焼きだったかも。
食事の後はまた30分ほどバスに乗って關仔嶺温泉へ。
もう暗くなっていたのでさだかではないが、結構大きな温泉街っぽい。
その中でも一段と大きな關仔嶺統茂温泉会館に案内され、広いロビーを突っ切って奥の更衣室へ。
關仔嶺温泉は泥湯で有名なのだが、泥パックができるのは混浴の露天ということなのでまずは水着に着替えて外へ出る。
中央にあるのはほとんど温泉らしからぬプール。なぜかここが一番にぎわっているが、さらにすすむと小さな浴槽がいくつもあり
一番奥に目当ての泥湯があった。浴槽内は名前の通り、まるでセメントを溶かしたような灰色で底は全く見えない。が湯温は40℃ほどもあって温泉らしく、おお、快適。
泥パックが入っているはずの容器が空だったので、苦労して浴槽の底にたまった泥をすくって腕に塗ってみるとにおいはちょっとへどろっぽい。しかししばらくしてから洗い落とすと肌がつるつるして、これはいいかも~。
だが温泉はやっぱり水着より裸で入りたい、ということで裸で入れる内湯へ移動。
中に入ってみるとこちらの浴槽も20人は入れそうなほど大きく、泥の濁り具合も露天と遜色がない。湯温は露天より高めで、これなら最初からこちらに入ればよかった。
他にサウナもあり、シャワーもたくさんあって、建物の外観やロビーに比べると豪華さや清潔感はあまりないが、前日の東埔温泉に比べると満足度はずっと高い。時間も1時間半ほど取ってくれたのでゆっくりできた。
ただこの關仔嶺温泉、他にもっと成分の濃い旅館があるらしい。
ここはまた泊りがけで来ないと。
温泉を出た後のバス車内は皆さんお休みタイム、うとうとしているうちに小一時間で高鐵の嘉儀駅に到着して22時、ツアー終了。盛り沢山ながら効率的でいいツアーだった、と台湾NAVIに感謝。
ほとんどの方が台北に帰る中、我々はまた駅舎がそっくりな台南へ戻った。
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玉井市場の見学の後はバスで15分ほどで「緑果子」という小さなカフェへ。
ここはこれからマンゴー狩りをさせていただく農家の経営。
少し涼しくなるまでこちらで休憩、ということで
マンゴーアイスにドライマンゴーの入ったパン、それに本日が誕生日という参加者のおすそわけでマンゴームースが出されたのだが、正直こんなものを食べている場合じゃない。
テーブルの上にはフレッシュマンゴーが山盛りになった大きなボールが置かれていて、「これがなくなったらおかわりもできますよ~」となんとも太っ腹。完熟マンゴーはもちろんジューシーで甘くて、これはやっぱりこのまま食べるのが一番おいしい。
このマンゴーを剥くのにはちょっと鎌のように湾曲した小さなナイフを使い、これを手前ではなく、向こう側に動かすのが日本とは逆で面白い。
おかわりをするまでもなくマンゴーでおなか一杯になってしまい、ちょっと外を散歩。
芝生の向こうの大きな建物はオーナー一族のマンゴー御殿(笑)、周りの家々もすべてマンゴー農家だろう。
やがて陽もちょっと傾きだしたところでいよいよマンゴー狩りに出発。
バスで5分ほど行くとまわりの山は白い花が咲いたよう。
これがすべて袋を掛けられたマンゴー。
イケメンの若旦那からマンゴー狩りのコツをまず聞き、籠を借りて畑へ出陣。
マンゴーは枝からぶらーんと長い蔓のようなへたが伸びてその先に一つづつなっている。
品種によってかけられた袋の色が違い、我々が採る愛文マンゴーは白い袋。「透かして見て赤いのを採ってください」と言われるが、袋の上からではどれが赤いのかよくわからない。しかし「一番おいしいのは完熟して袋の中に実を落ちているやつ」とこちらは袋の形をよく見ればわかるので、われわれはもっぱらこれを狙う。
高いところにある袋は高枝ばさみを使い、山の斜面を登り、枝の下を覗き込んで一人2つづつのノルマを達成。
袋を開けるまでは色も大きさもわからないのでドキドキだが、落ちた実狙いが功を奏して見事に赤いものばかりそろった。食べ頃は2,3日後ということで持ち帰ったが、おいしかったのは言うまでもない
それにしても日当たりのためかマンゴーの畑は結構な急斜面、マンゴーの実は重いし、袋掛けも収穫も大変そう。
出荷の最盛期とあって作業場では子供たちまで駆り出されて、ご苦労様。
ライチー狩りもおもしろかったが、マンゴー狩りもおもしろかった、と大満足で農場を離れる。
次に向かったのは山の中に入った仙湖レジャー農場。
山一つがまるまるレジャー施設になっているらしく、バンガローの宿泊施設やプールなどもあるが、頂上からの景色はなかなか。
周りは竜眼の木だらけで、マンゴーの次はこちらの収穫時期になるらしい。種が大きいけど、竜眼も大好きなんだよね~。
この頂上にあるレストランで今夜の夕食。
売りは食べ放題の山菜鍋ということだが
山菜というより雑草鍋っぽい。
他にも豚と春雨の煮込み、ワラビののり巻きと竹の子
鶏のスープ、揚げ魚の餡かけ
豆腐料理に山菜てんぷらと品数は多く出たが
一番おいしかったのはこの卵焼きだったかも。
食事の後はまた30分ほどバスに乗って關仔嶺温泉へ。
もう暗くなっていたのでさだかではないが、結構大きな温泉街っぽい。
その中でも一段と大きな關仔嶺統茂温泉会館に案内され、広いロビーを突っ切って奥の更衣室へ。
關仔嶺温泉は泥湯で有名なのだが、泥パックができるのは混浴の露天ということなのでまずは水着に着替えて外へ出る。
中央にあるのはほとんど温泉らしからぬプール。なぜかここが一番にぎわっているが、さらにすすむと小さな浴槽がいくつもあり
一番奥に目当ての泥湯があった。浴槽内は名前の通り、まるでセメントを溶かしたような灰色で底は全く見えない。が湯温は40℃ほどもあって温泉らしく、おお、快適。
泥パックが入っているはずの容器が空だったので、苦労して浴槽の底にたまった泥をすくって腕に塗ってみるとにおいはちょっとへどろっぽい。しかししばらくしてから洗い落とすと肌がつるつるして、これはいいかも~。
だが温泉はやっぱり水着より裸で入りたい、ということで裸で入れる内湯へ移動。
中に入ってみるとこちらの浴槽も20人は入れそうなほど大きく、泥の濁り具合も露天と遜色がない。湯温は露天より高めで、これなら最初からこちらに入ればよかった。
他にサウナもあり、シャワーもたくさんあって、建物の外観やロビーに比べると豪華さや清潔感はあまりないが、前日の東埔温泉に比べると満足度はずっと高い。時間も1時間半ほど取ってくれたのでゆっくりできた。
ただこの關仔嶺温泉、他にもっと成分の濃い旅館があるらしい。
ここはまた泊りがけで来ないと。
温泉を出た後のバス車内は皆さんお休みタイム、うとうとしているうちに小一時間で高鐵の嘉儀駅に到着して22時、ツアー終了。盛り沢山ながら効率的でいいツアーだった、と台湾NAVIに感謝。
ほとんどの方が台北に帰る中、我々はまた駅舎がそっくりな台南へ戻った。
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