7月20日
ゆっくり朝食をいただいた後、川渡温泉の「みやま」さんを出てともちゃんの車で最初に向かったのはこちら。
鳴子からちょっと古川方面へ戻ったところにある「あ・ら・伊達な道の駅」。
かなり大きな道の駅で、農産物売場は大きく、なぜかロイスの売店まで入っていて、週末だからかお客さんでいっぱい。
今日帰るのであればおいしそうな野菜も買って帰りたいところだけれど、まだもう一泊するので日持ちするものを。気仙沼産のオイスターソースの瓶がおしゃれで、これもお買い上げ。
次はまた鳴子方面に戻って、中鉢温泉のお向かいにある小さなピンクのプレハブ小屋に立ち寄り。
同行者の一人がここで野菜ジェラートが食べられるとの情報を仕入れていたのだ。
店内もピンク一色でふわふわかわいらしいが、素材の野菜は地元産にこだわっているようで、トマトとかアスパラとかおもしろいフレーバーがいっぱい。自分がチョイスしたのは宮城産サクランボと、グレープフルーツ&紫蘇のジェラート。サクランボの方は正直期待したほどではなかったが、紫蘇のジェラートはさわやかでとてもおいしい。
今年4月にオープンしたと言うこのお店、クリーム系は設備の関係で委託製造だがソルベ系は完全自家製とかで、確かにソルベの方がフレーバーが立っておいしい。じきにクリーム系も自家製にすると言っていたおねえさん、ぜひ頑張っていただきたい。
鳴子温泉からはちょっと山の中に入って鬼首温泉へ。
ここの間欠泉を一度見てみようと立ち寄ったわけだが、こののぼりの所から階段を下りて行くと
入口からぷんぷん昭和のにおいがする。
入場料を払って階段を下りるとちょっとした公園のようになっていて、ここに間欠泉が2つある。
手前の「雲竜」は名前のわりにたいしたことがないのだが、奥の「弁天」は
10分ごとに10メートルほども吹き上がって、結構な迫力。
さらに奥に進むと大きな露天風呂があって、4,50人は入れそうなほど広い。薄濁りのお湯はぬるめの適温で一応脱衣場もあるが、歩いて来れば外から簡単に見えるところだし、一部女性用なのか簡単に囲った部分もあるがそこもスカスカの囲い。お湯の鮮度もあまり良くなさそうで、さすがに入っている人は一人もいない。
全体に3,40年前から時間が止まってしまったような観光施設で、それが面白いと言えば面白いが、ちょっともったいない。
他に見るところもなさそうなので鳴子温泉まで戻り、山形方面へ向かう。
宮城県と山形県のちょうど県境にあるのは「封人の家」。
封人とは国境を守る役人のことだそうで、この築300年とも言われる家は新庄領の庄屋の家。ここに松尾芭蕉と曾良も泊まったらしいということで、玄関前には2人の姿もある。
大体この辺りは「おくの細道」の行路に当たると言うことで「芭蕉ゆかり」を売りにしていて、お昼を食べようと入ったお向かいの蕎麦屋も、壁一面に俳句が貼り出されている。
もっとも「今日のメニュー からあげセットの大盛りだ」なんて、俳句じゃなくて川柳だろう。
こちらのおそば、いかにも田舎風の太麺で、サービスに出してくれたきゅうりのからし漬けもおいしかったが
他にお客さんもなく、まかないを食べ始めたお店の人が「これもよかったら食べて」とまた丸のままのきゅうりを差し出してくれたのも田舎らしい大らかさ。
なんでも岩魚の養殖をしている農家が週末だけやっている店だそうで、自慢の岩魚は食べなかったと言ったら
「じゃあ帰ってから食べて」と売り物のひらきを4匹もくれた。なんとも太っ腹なこと。
このすぐそばにはJRの堺田駅があって
以前この陸羽東線に乗った時、確か分水嶺の看板があったな、と思ったらやっぱり
ここにその看板があった。
そして駅前にあるこの小川。
どうということもない、跨ぎ越せるほどの小川だが、よく見ると向こうから流れてきた水がこの石碑の所で右と左に分かれて反対方向に流れていく。「水の分かれるさまが見える大分水嶺は全国的にも珍しい」と看板にもある通り、これはちょっとすごいのかも。
感心しつつ、今夜の宿へ向かった。
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ゆっくり朝食をいただいた後、川渡温泉の「みやま」さんを出てともちゃんの車で最初に向かったのはこちら。
鳴子からちょっと古川方面へ戻ったところにある「あ・ら・伊達な道の駅」。
かなり大きな道の駅で、農産物売場は大きく、なぜかロイスの売店まで入っていて、週末だからかお客さんでいっぱい。
今日帰るのであればおいしそうな野菜も買って帰りたいところだけれど、まだもう一泊するので日持ちするものを。気仙沼産のオイスターソースの瓶がおしゃれで、これもお買い上げ。
次はまた鳴子方面に戻って、中鉢温泉のお向かいにある小さなピンクのプレハブ小屋に立ち寄り。
同行者の一人がここで野菜ジェラートが食べられるとの情報を仕入れていたのだ。
店内もピンク一色でふわふわかわいらしいが、素材の野菜は地元産にこだわっているようで、トマトとかアスパラとかおもしろいフレーバーがいっぱい。自分がチョイスしたのは宮城産サクランボと、グレープフルーツ&紫蘇のジェラート。サクランボの方は正直期待したほどではなかったが、紫蘇のジェラートはさわやかでとてもおいしい。
今年4月にオープンしたと言うこのお店、クリーム系は設備の関係で委託製造だがソルベ系は完全自家製とかで、確かにソルベの方がフレーバーが立っておいしい。じきにクリーム系も自家製にすると言っていたおねえさん、ぜひ頑張っていただきたい。
鳴子温泉からはちょっと山の中に入って鬼首温泉へ。
ここの間欠泉を一度見てみようと立ち寄ったわけだが、こののぼりの所から階段を下りて行くと
入口からぷんぷん昭和のにおいがする。
入場料を払って階段を下りるとちょっとした公園のようになっていて、ここに間欠泉が2つある。
手前の「雲竜」は名前のわりにたいしたことがないのだが、奥の「弁天」は
10分ごとに10メートルほども吹き上がって、結構な迫力。
さらに奥に進むと大きな露天風呂があって、4,50人は入れそうなほど広い。薄濁りのお湯はぬるめの適温で一応脱衣場もあるが、歩いて来れば外から簡単に見えるところだし、一部女性用なのか簡単に囲った部分もあるがそこもスカスカの囲い。お湯の鮮度もあまり良くなさそうで、さすがに入っている人は一人もいない。
全体に3,40年前から時間が止まってしまったような観光施設で、それが面白いと言えば面白いが、ちょっともったいない。
他に見るところもなさそうなので鳴子温泉まで戻り、山形方面へ向かう。
宮城県と山形県のちょうど県境にあるのは「封人の家」。
封人とは国境を守る役人のことだそうで、この築300年とも言われる家は新庄領の庄屋の家。ここに松尾芭蕉と曾良も泊まったらしいということで、玄関前には2人の姿もある。
大体この辺りは「おくの細道」の行路に当たると言うことで「芭蕉ゆかり」を売りにしていて、お昼を食べようと入ったお向かいの蕎麦屋も、壁一面に俳句が貼り出されている。
もっとも「今日のメニュー からあげセットの大盛りだ」なんて、俳句じゃなくて川柳だろう。
こちらのおそば、いかにも田舎風の太麺で、サービスに出してくれたきゅうりのからし漬けもおいしかったが
他にお客さんもなく、まかないを食べ始めたお店の人が「これもよかったら食べて」とまた丸のままのきゅうりを差し出してくれたのも田舎らしい大らかさ。
なんでも岩魚の養殖をしている農家が週末だけやっている店だそうで、自慢の岩魚は食べなかったと言ったら
「じゃあ帰ってから食べて」と売り物のひらきを4匹もくれた。なんとも太っ腹なこと。
このすぐそばにはJRの堺田駅があって
以前この陸羽東線に乗った時、確か分水嶺の看板があったな、と思ったらやっぱり
ここにその看板があった。
そして駅前にあるこの小川。
どうということもない、跨ぎ越せるほどの小川だが、よく見ると向こうから流れてきた水がこの石碑の所で右と左に分かれて反対方向に流れていく。「水の分かれるさまが見える大分水嶺は全国的にも珍しい」と看板にもある通り、これはちょっとすごいのかも。
感心しつつ、今夜の宿へ向かった。
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