Luntaの小さい旅、大きい旅

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祝・沼尻シェフ復活 「トラットリア ダディーニ」

2014-09-27 18:36:40 | 食べ歩き
お気に入りだった恵比寿のイタリアン「ダディーノ」が閉店したのが2009年の年末。

以来、お店を移ったと聞くたびに追っかけをしてきた沼尻シェフがようやくまたご自分の店を開店すると連絡をいただいたので、オープン2週目にうかがってみた。

今度のお店は三田線の白山駅から徒歩3分ほど、京華通りという商店街を入った右手にある。

路面側がすべてガラスのお店、引き戸を開けると中はオープンキッチン。
 2人掛けテーブルが5つに、カウンター席が4つある。

今度のお店はトラットリアと名乗る通り、以前のリストランテよりもぐっとカジュアルにアラカルトのシェアを想定しているようだが、以前との比較の意味で税抜き4500円のおまかせコースをお願いしてみた。

 まず登場した突出しはバイ貝のワイン蒸し。
 オードブルはカツオのたたきとフルーツトマト。
酸味ににんにくがよく効いて、海の物のこういう扱いは以前の通り。

パスタは2種類。
 さんまのトマトソースに
 ポルチーニと秋らしさいっぱい。
パスタはもちろん手打ちで期待通りのおいしさ、ポルチーニは甘さが感じられておいし~。

メインはたっぷりのルッコラの下にメキシコ産というビーフ。
 
刺しの入りすぎた和牛などは脂っこすぎて好きではないのだが、これは赤身でも柔らかく、いつもながら完璧な焼き加減。量もかなりあって、もうおなかはかなり苦しい。

しかしデザートを断るわけもなく
 
時節柄予想通りに登場したフランは中に柔らかい栗がいっぱいで甘い香りがすばらしく、コーヒーと共に供されるプチフールともども、お姿は見えなかったが以前の通り奥様の担当とのこと。

 シャイなシェフはオープンキッチンでの接客にまだ慣れない様子だが、ウェイター氏、アシスタントの若い女性ともども皆さんポロシャツ姿で気楽な雰囲気。

メニューもパスタが中心で、以前よりもぐっとお手軽な値段になった。

おいしさは変わらないし、普段使いにいい感じのお店になり、近所だったらしょっちゅう入り浸ってしまいそう。
しかし以前の繊細で洗練されたコースに慣れた身としてはちょっと寂しさも感じてしまう。
これは人数を集めておまかせスペシャルコースをお願いしないといけないか。

 ぼけてしまったがこれがお店の外観。

 ご近所でしたらぜひごひいきに。


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コメント (4)
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