Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

15年初春の東北 5 大鰐温泉

2015-02-08 16:12:37 | 国内旅行
1月24日

秋田で乗り継ぎの合間にコーヒーを飲み、
 
ハチ公神社まである犬自慢の大館でさらに乗り換えて
 やって来たのは大鰐温泉。

この駅のお向かいにあるのが
 「大鰐町地域交流センター 鰐come(わにかむ)」
 
入口を入るとすぐに農産物を中心とした物産販売所があるが
 ここで有名なのはなんと言っても説明展示まである大鰐温泉もやし。

実は今回の休日パスの旅、最初に思いついた目的はこのもやしを食べること。
温泉を利用した土の室で育てられると言うこのもやしは冬だけの出荷、しかも生産量が少なく、日持ちもしないので通販でも手に入れることができない。
一度これを食べてみたいと思ってやってきたのだが、そのわりには随分遠回りをしてやって来た(笑)。

というわけで、まずは販売所の先にあるお食事処に直行して、大鰐温泉もやしそばを注文。
 
週末で大盛況の食堂、しばらく待ってアツアツのお蕎麦がやって来たが、あら、思ったよりもやしが少ない。
と思ったのももやしの太さがお蕎麦の太さと同じ、つまりかなり細いので見分けがつかなかったのだが、食べてみても量はあまりなく、確かにシャキシャキするが味はよくわからない。それより食感が食べでのあるシャモロックの方が印象的で、おそばもおいしかったが、ここはもやし丼を頼んだ方がよかったか。

お腹を満たした後はこの食堂のさらに奥にある「鰐の湯」へ。
 
入湯料500円を払って中に入ればロビーは広々として、アイスクリームなども並ぶカフェまである。

 男女日替わりになるお風呂、本日女性はつつじの湯。
 
お客さんがいっぱいだったので中はHPの写真をお借りしたが、入るときれいな洗い場がずらりと並び、浴槽は温度の違うものが二つに、ジャグジーとサウナもある。露天にも大きな浴槽が二つあって、人が多くてもゆったり入れる。

ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉と言うお湯は無色透明でにおいもなく、露天は気温が低いためかぬるめだったが、内湯でしっかり温まることができた。
そして驚いたのはお風呂を出た後。体がポカポカとしてなかなか汗が引かず、コートも着ないで雪景色のテラスでしばらく涼まなければならなかった。今回の旅では4ヶ所の温泉に入ったが、入浴後のポカポカはここが一番。見た目ではわからない温泉パワー、たいしたものだ。

少し涼んで落ち着いたところで野菜の販売所に戻りお買いもの。
 
買うのはもちろんもやし。珍しいそばもやしもあったが残念ながらこちらはすぐ食べなければダメとのことで断念、豆もやしは新聞紙にくるんで冷蔵庫に入れれば2,3日は大丈夫とのことなので一束270円のこれと、700円とお高いが日持ちのするおひたしを購入。

その晩は宿の冷蔵庫に入れ、帰宅後にこのもやしを食べてみた。
 
しっかりとした根のあるもやしは長さが30cm以上。これを豚肉と少しの青ネギを入れてシンプルに酒、醤油、塩で炒めてみたところ、軽く炒めただけでは青くさい感じがしてあまりおいしくない。そこでさらに火を入れるが、普通のもやしとは違ってまったく水分が出ない。かなりしっかり炒めてから食べてみると、シャキシャキ感は全く失われず、パワフルな野菜の味がして、これは確かにおいしい。
たかがもやしと侮るべからず、これはわざわざ大鰐温泉まで行った甲斐があった。

と言いつつ、本日の泊りは大鰐温泉ではなく、
 駅に戻ってさらに移動する。


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コメント (2)
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