1月25日
温湯温泉からのバス、黒石の市街に入った所で降りる。
かっこいい消防署の建物など見ながら歩くと
「日本の道百選 こみせ通り」の看板が見えた。
こみせとは雪や日差しを避けるためのアーケードで、江戸時代の黒石藩の時代からの物。
このような造りは新潟など他の雪国にもあるが、この黒石ではひさし部分はそれぞれの家の私有地を公共の道に充てていて、それが他の町とは違うのだそう。
最盛期には総延長5キロ近くもあったそうだが、現在のこの街並みは300mほどだろうか。
こみせの上の建物も美しい。
この道の中ほどに重要文化財に指定された藩御用達商人の高橋家があるので見学したいと思っていたのだが
冬は冬眠中とのことで残念。
こちらは造り酒屋の鳴海家。
築200年以上の店内ではお酒の試飲もできる。
こみせは古い木造家屋ばかりではなく、昭和っぽい広告の付いた柱などもあっておもしろいのだが、見るところはさほどないので、通りを一往復したら観光は終了。
そこでちょっと早めの昼食をこちらで。
黒石やきそば専門店「すずのや」。
4人掛けテーブルが5つの店内はおじさんが一人で切り盛り。壁にはB-1グランプリやテレビ取材の写真がたくさん飾られ、「ぴったんこカンカン」も来たらしい。
さて黒石焼きそばには普通の焼きそばの他につゆ焼きそばもあってどちらにしようかと迷うが、この店にはその両方が一度に食べられる「化け焼きそば」なるものがあるのでそれを注文。
店主自らが書いたらしい黒石焼きそばの説明書など読むうち、トレイが運ばれてきた。
これが化けそば、600円。
まずは普通に焼きそばを食べ、半分ほどになったらつゆをかけ、天かすとねぎを入れて食べよとのこと。
焼きそばにはキャベツとたまねぎ、豚肉が入ってウスターソース味。一番の特徴は麺で、かん水の入った中華麺ではなく平べったい稲庭うどんのような麺なので、ソース味の焼うどんと言った感じ。
半分になったところで指示通りつゆをかけてみると、これがだしの効いた日本そばのつゆ。てっきりラーメンスープだと思っていたので驚いたが、麺がうどんなのでこれはソースの入ったかけうどん。天かすがぴったりで、結構さっぱり食べられる。
元々子供の駄菓子のようなものだったらしいのですごくおいしいというものでもないが、ちょっと脱サラっぽい感じのご主人とのおしゃべりも楽しく、お昼にちょうど良かった。
駅までの雪道をこわごわ歩いて行くと途中でつゆヤキソバンに遭遇。
しかしなぜかこれが郵便局のイベント(?)らしい。
ストーブの炊かれた駅からまた弘南鉄道に乗車。
かなたにきれいな岩木山が見える一面雪の田んぼは夏には田んぼアートのキャンバスとなるところ。近くには期間中だけ列車の停まる「田んぼアート」駅まであって、これもいつか見に来なければ。
この後は弘前でちょっと寄り道して、新青森からはやぶさで東京へ帰還。
今回は新潟からぐるっと東北一周。
やっぱり大人の休日パス、最高。
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温湯温泉からのバス、黒石の市街に入った所で降りる。
かっこいい消防署の建物など見ながら歩くと
「日本の道百選 こみせ通り」の看板が見えた。
こみせとは雪や日差しを避けるためのアーケードで、江戸時代の黒石藩の時代からの物。
このような造りは新潟など他の雪国にもあるが、この黒石ではひさし部分はそれぞれの家の私有地を公共の道に充てていて、それが他の町とは違うのだそう。
最盛期には総延長5キロ近くもあったそうだが、現在のこの街並みは300mほどだろうか。
こみせの上の建物も美しい。
この道の中ほどに重要文化財に指定された藩御用達商人の高橋家があるので見学したいと思っていたのだが
冬は冬眠中とのことで残念。
こちらは造り酒屋の鳴海家。
築200年以上の店内ではお酒の試飲もできる。
こみせは古い木造家屋ばかりではなく、昭和っぽい広告の付いた柱などもあっておもしろいのだが、見るところはさほどないので、通りを一往復したら観光は終了。
そこでちょっと早めの昼食をこちらで。
黒石やきそば専門店「すずのや」。
4人掛けテーブルが5つの店内はおじさんが一人で切り盛り。壁にはB-1グランプリやテレビ取材の写真がたくさん飾られ、「ぴったんこカンカン」も来たらしい。
さて黒石焼きそばには普通の焼きそばの他につゆ焼きそばもあってどちらにしようかと迷うが、この店にはその両方が一度に食べられる「化け焼きそば」なるものがあるのでそれを注文。
店主自らが書いたらしい黒石焼きそばの説明書など読むうち、トレイが運ばれてきた。
これが化けそば、600円。
まずは普通に焼きそばを食べ、半分ほどになったらつゆをかけ、天かすとねぎを入れて食べよとのこと。
焼きそばにはキャベツとたまねぎ、豚肉が入ってウスターソース味。一番の特徴は麺で、かん水の入った中華麺ではなく平べったい稲庭うどんのような麺なので、ソース味の焼うどんと言った感じ。
半分になったところで指示通りつゆをかけてみると、これがだしの効いた日本そばのつゆ。てっきりラーメンスープだと思っていたので驚いたが、麺がうどんなのでこれはソースの入ったかけうどん。天かすがぴったりで、結構さっぱり食べられる。
元々子供の駄菓子のようなものだったらしいのですごくおいしいというものでもないが、ちょっと脱サラっぽい感じのご主人とのおしゃべりも楽しく、お昼にちょうど良かった。
駅までの雪道をこわごわ歩いて行くと途中でつゆヤキソバンに遭遇。
しかしなぜかこれが郵便局のイベント(?)らしい。
ストーブの炊かれた駅からまた弘南鉄道に乗車。
かなたにきれいな岩木山が見える一面雪の田んぼは夏には田んぼアートのキャンバスとなるところ。近くには期間中だけ列車の停まる「田んぼアート」駅まであって、これもいつか見に来なければ。
この後は弘前でちょっと寄り道して、新青森からはやぶさで東京へ帰還。
今回は新潟からぐるっと東北一周。
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