Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

15年秋の欧州旅 19 ウフィツィ美術館

2016-01-11 16:42:59 | ヨーロッパ
10月20日

前日いろいろ買いこんだもので朝ご飯。
  
真っ黒いのはイカスミのパン。チーズはスモークしたブッラータで、割ると中が柔らかいが燻製の香りがするという変わり種。

食事が済んだらまだ明るくなったばかりの町へ早速おでかけ。
 
ダビデのコピーが立つヴェッキオ宮の前を通り、
 やって来たのはウフィツィ美術館。
スロベニアからわざわざ遠いフィレンツェまで来たのもこの美術館が主目的。
と言うことでアパートを仲介してくださった方に予約をお願いし、開館時間の8時15分に入場すべくやって来たのだ。

かなり早めに到着したが、玄関前には1番フィレンツェカード保持者、2番当日券購入者とすでに行列ができている。一足早くここの見学を済ませたKさんから事前予約をした人は3番窓口と聞いていたが、その3番が見当たらない。どこにあるのかと周りを見渡して、ようやく3番窓口だけ道の反対側にあるのを発見。
 こちらにもそこそこの人数が並んでいたが、窓口が開けば予約番号を伝えるだけですぐにチケットが入手でき、道をまた渡って最優先で入場できる。入館料8ユーロに予約手数料4ユーロが加わるが、時間効率を考えれば絶対に予約した方がいい。
それにしてもフィレンツェの窓口はどこもかしこもなぜこんなにわかりにくいのだろうか。

と文句を垂れつつ入館すると、ウフィツィにやって来たのは37年ぶりながら 
 おお、この階段を上がったのは覚えているぞ。
  
しかし回廊の天井がこれほど華やかだったとは記憶になく、一体何を見ていたやら。

細長い建物の端からほぼ年代順に部屋が並ぶウフィツィは観易く
   
団体は大勢いるが有名作品だけを観てさっさと移動してくれるのでそれほど邪魔にはならない。

お宝ぞろいの絵画はもちろんだが
 
途中のトリブーナと言う部屋や
 
やはり回廊の見事な天井。
  アルノ川に面した窓からはヴァザーリの回廊やヴェッキオ橋も良く見えて、さすがウフィツィは素晴らしい。

 
有名なウルビーノ公夫妻の絵の裏にも馬車に乗った夫妻の絵があるのを観られたり、
 特別扱いのダヴィンチの絵がさすがに他とは違うオーラを発しているのを確認できたりも楽しいのだが、2014年からフラッシュなしの写真撮影が許可されたので
  
かわいい女の子を集めたり
 
絵の片隅をアップにしたりするのも楽しい。

2階を見終わるとヴェッキオ宮を見上げるテラスがあって
 
ここにはカフェテリアがあるが混んでいるのでパス。

階段を降りると時代の下った絵画が並んでいて
  ここはもう飛ばそうと思いながら、人間臭い表情の数々につい見入ってしまう。

 最後にはもちろんギフトショップがあって、ここを出たらお昼を優に回っていてさすがに疲れ果てた。

ゆっくり座ってランチをしようと、ウフィツィから遠くないこちらのカフェへ。
  
入口には美味しそうなパンやケーキが並び、その奥に入るとワインの並ぶケースがあって、狭いながらも落ち着いた雰囲気。
 
一つ一つ違ったハム類の乗るサンドイッチプレートとサラダを頼み、連れの頼んだハウスワインもなめさせてもらうとそのどれもがおいし~。 
ついでにケーキまで頼んでしまって、充実した午前だった。


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コメント (2)
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