Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

旅のジェラート食べ比べ

2016-01-20 23:16:42 | ヨーロッパ
イタリアと言えばジェラート、滞在したのが秋も深まって寒くなってきた頃とは言え、ジェラートを食べずに帰れようか。

ジェラート行脚の始まりはスロベニアから。

リュブリャナの三本橋の近くにあったこちらのジェラート屋さんはまるでブティックのようにシックなお店。
 
カップもおしゃれな黒だが、お値段は安くて1.5ユーロ。
なにやらいろいろなフルーツやナッツが入ったフレーバーだったと思うが、お味は可もなく不可もなく。

ピランのヨットハーバーの近くにあったのは見るからに庶民的な昔ながらのお菓子屋さん。
 
店員のちゃらさもイタリアに近いことを感じさせるが、こちらはさらに安くて1スクープ1ユーロ。真っ黒いチョコレートだけは0.2ユーロ高くて、でもその分苦味も効いておいしかった。

イタリアに入り、トリエステで行ったのはガイドブックにも出ている有名店の「ザンポリ」。
  
ここはとにかく圧巻のフレーバー数で
  
フルーツ系からクリーム、チョコレート系まで、50種類以上ものフレーバーが並んでいるので選ぶのに困る。
1スクープ1.3ユーロでも2フレーバー選べるが、2スクープ入れてもらったのは
 松の実と青りんご。
と、これがどちらも自然なフレーバーが口いっぱいに広がり、しかもジェラートはしつこくなくて、ここまでのわが生涯最高のジェラート!

あまりにもおいしかったので、翌日も駅への道すがら、もう一度寄った。
 左は柿とドルチェ・デ・レッチェ、右はブドウとピスタチオだったと思うが、この店のフレーバーにははずれなし。柿も果物を食べているようだったが、地味そうなブドウが驚きのうまさ。
 
人気のこの店では昼間は持ち帰りの人も多くて、その場合は発泡スチロールのトレイに入れ、蓋をしたら包み紙でくるんでくれる。
保冷材など付けないのが驚きだが、包装紙でくるむのも最近の日本では贈答品以外ではないので懐かしい。

フィレンツェに移動して最初の晩に行ったのは「リナルディーニ」。
 
アイスクリームの世界チャンピオンの店だそうで、ピンクの内装もおしゃれだが
 
2.5ユーロでこの盛りは今までに比べると高い。桃&パッションフルーツとヘーゼルナッツもザンポリに比べて感動がない。

次に行ったのはサンタ・トリニタ橋のたもとの「ジェラッテリア・サンタ・トリニタ」。
 
思いがけず大きな店で内装もすっきりおしゃれだが
 こちらはこの盛りで1.9ユーロとリーズナブル。
左のグレーのはイタリアでは珍しい黒ゴマ、右はココナッツとベリーを選んでみたが、味はまあ想定内。

ジェラートを食べ続けて舌が肥えてしまったか、とフィレンツェで最後に入ったのはお昼を食べた「ヴェラザーノ」のお向かいにあった「ぺルケノ!」。
  
 
ここは小さい店ながらフレーバーの選択肢は多く、値段も2.5ユーロとお高いが、生姜と栗のジェラートはどちらもフレーバーがしっかりと立っておいしかった。

と言うわけで個人的な好みながら、フィレンツェの一番は「ぺルケノ!」、でも今回の旅の一番、と言うより今まで食べたことのあるジェラートでも一番はトリエステの「ザンポリ」と言う結果になった。

ちなみに生涯二番はアルゼンチンはウシュアイアのアイスクリーム屋さん


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コメント (3)
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