Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

17年台湾縦断 16 北埔

2017-06-11 18:40:06 | 東アジア
4月15日

ホテルに朝食は付いていないので瑞穂で買った粽を食べて、本日の活動開始と地下鉄駅に向かうが、ふと見ると脇道に屋台が集まっている。
 
さらにその先を折れるとローカルそのものの短い市場通りが朝からにぎわっている。

おなじみの八百屋や総菜屋はもちろん、めちゃくちゃカラフルな魚屋やめずらしいサメの燻製肉屋さん。
  
 
季節の竹の子も大量販売しているし、ここだけ行列ができている葱餅は絶対においしそう。これは明日買わねば。

台北駅からは高鐵で新竹へ。
 切符は券売機で買ったが、わかりにくいシステムに白人のおじさんは係員を呼び、別の女の子たちはクレジットカードが通らなくて四苦八苦。自分も280元の切符を買うのに1000元札を入れたらどうしても通らず、500元札を入れたらおつりが10元コイン22枚で却ってきた

 緑の田んぼを見るうち、30分で新竹到着。
 
高鐵新竹駅は例によって郊外に建てられているので周りには何もなく
 
広いバス乗り場から獅山旅客センター行きのバスに乗車。

満員の乗客と共に運転手が大音量でかける演歌を聞くこと40分。
 目的地の北埔に到着。
ここは客家の町と言うことで漠然と山の中を想像していたのだが、道中は市街地が続いてちょっと意外。

到着はしたが地図を持たず、どちらに行っていいのかわからないのでまずは腹ごしらえをすることにした。
 目についた小吃店の水晶餃というのに惹かれて注文してみると
 
まわりはタピオカの皮に挽肉餡が詰められたものが登場。タピオカはもちもちしているが中の餡が少なくて、正直6個はもてあましてしまった。
ここは素直に客家名物の板絛を頼めばよかったか。

お腹を満たしたところで案内看板を見ながら街歩き開始。
街の中心らしい慈天宮を目指して歩いて行くと
 
台湾の観光地らしく、道の両側に食べ物を売る店が出現してここは大にぎわい。
 
客家らしい漬物やういろうの様なお菓子
 
干し柿や金柑もここの特産品らしい。

大勢の売り子の間を抜けてお宮に到着。
 
 
みかんの顔はお宮の人の手すさび?

お参りを済ませて脇道に入ってみると
  
狭い道の続く中に古い井戸があったり
  
 
昔ながらの家があったりで、普通の住宅街なので建て直された家も多いが、人通りも少なくて歩くのが楽しい。

 
角が生えたような門は公館や小さな廟の入り口。中には入れない。 

 
この辺りは東方美人茶の産地なのでお茶屋さんもいっぱい。

なのでそのうちの一軒で一休み。
 
水井茶堂は1930年代に建てられた日本式家屋だそうだが、
 和風というよりはエキゾチックな雰囲気。

客家と言えばお茶とごま、かぼちゃの種などをすりつぶしてお湯を注ぐ擂茶が名物で、隣のテーブルでも日本人のご夫妻がすりこ木で奮闘中。
 
でも一人では飲みきれないので、アイス東方美人茶と生姜糖のお菓子を所望。このお菓子がなにげにおいしくて、食べきれない分は持ち帰らせてもらった。なにしろお茶と合わせて200元と、いつもの夕食よりお高いのだから。
しかしお茶もすっきりとおいしく、さかんにポーズを取りながら写真を撮っているお嬢ちゃんたちを見ながらゆっくりさせていただいた。


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コメント (2)
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