4月15日 続き
北埔からまた好行バスに乗り、今度は竹東の駅前で下車。
駅前は交通量も多く思いのほか開けているが、駅舎は田舎駅そのもの。
この駅を通っているのはローカルな内湾線、各駅にキャラクターが存在するらしい。
しばらくすると反対方面行きの列車がやって来たが、車体はこれまたキャラクターだらけ。
乗り込んだ列車内も幼稚園バスのようで、ローカル線が幼児化するのは日本のまねなのか、どこも発想が同じなのか。
高層マンションの立ち並ぶ景色を見ながら竹中で六家支線に乗り換え、台鉄新竹駅まで30分。
新竹の駅は現存する中では台湾最古、日本統治時代の1913年に建てられたそうで、真ん中の時計台がかわいい。
駅前にはそごうデパートなどもあってにぎやか。
正面をまっすぐに行くとロータリーに清代の東門城がある。
新竹には日本統治時代の建築がいくつか残っているとのことなので、それらを探して歩く。
南国らしい木の奥の立派な建物は旧新竹州庁、現市政府。
そのすぐそばの新竹市美術館は旧市役所、消防署も古い建物だが、台湾も救急はやっぱり119番なのだろうか。
元信用組合やら映画館やら、他にも古い建物が結構あって、街並み探検もおもしろい。
やがてやって来たのは新竹唯一の観光スポット、城隍廟。
ずらり並んだスクーターの向こうにはまた小さな店がずらり、その奥の屋根が道教のお宮と言うことなので
店に挟まれたとても小さな廟入口から入ってみる。
ここに祀られている城隍神とは死者を裁く裁判官というから閻魔様のような神様らしいが
境内には紙のお札を燃やす立派な金爐があったり、金ぴかの布袋様がいらっしゃったりで、なにやら金運にも恵まれそう。
そしてこの廟が面白いのはお宮の正面。
香炉の向こうにいきなり屋根に覆われた屋台街が広がっているのだ。
この境内からも直接屋台に行けるが
こちらは外から屋台街への入り口。
明らかに廟への入り口より立派で大きい。
中にはびっしりと食べ物屋台が並び
台湾式牡蠣オムレツや肉圓も名物らしいが、新竹と言えば有名なのはもちろんビーフン。
と言うわけでまずはこの中でも一番人気という「阿城號米粉」へ。
注文すればすぐ出てくる炒米粉は35元。食べなれたものよりコシと弾力のあるビーフンはそれ自体ほとんど味付けがされておらず、上にかかった挽肉ともやしの餡で食べる感じ。脂っぽさもなくあっさりとすぐに食べてしまったが、それほど感動しなかったのはビーフン好きとして期待が高すぎたか。
さらにもう一軒はしご、次は肉燥飯の「柳家」。
お弁当がどんどん売れているこちらで
酸菜と香菜も乗り、黒胡椒のかかった肉燥飯30元とつみれスープ40元。
トロトロ甘辛味の肉燥飯もおいしかったが、それ以上に大きなお肉のつみれがプリプリでうまい!持ち帰り用のつみれをなぜ買って帰らなかったかと後で後悔したほど。
廟内で2軒はしごをしてもうお腹いっぱいになったが、帰る前にはもう一つ食べるものがある。
一日一デザートは廟を出てすぐの所にある「阿忠冰店」でかき氷。
間口は狭いながら、このひょろりとしたビルがすべて一軒のかき氷屋さん。どのかき氷にもかかるパイナップル・シロップでビルが建ったのだからたいしたもの。
と言うことでシンプルなパイナップル氷40元で締め。これ以上の具はもう入らん。
膨れたお腹を抱えて新竹駅へ。
少し待てば急行の自強号があったのに、すぐ目の前の各駅停車に乗ってしまったのは脳に血液が回っていなかったのかもしれない。
おかげで台北まで1時間40分もかかってしまって、疲れた。
やっぱり新幹線は速い。
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北埔からまた好行バスに乗り、今度は竹東の駅前で下車。
駅前は交通量も多く思いのほか開けているが、駅舎は田舎駅そのもの。
この駅を通っているのはローカルな内湾線、各駅にキャラクターが存在するらしい。
しばらくすると反対方面行きの列車がやって来たが、車体はこれまたキャラクターだらけ。
乗り込んだ列車内も幼稚園バスのようで、ローカル線が幼児化するのは日本のまねなのか、どこも発想が同じなのか。
高層マンションの立ち並ぶ景色を見ながら竹中で六家支線に乗り換え、台鉄新竹駅まで30分。
新竹の駅は現存する中では台湾最古、日本統治時代の1913年に建てられたそうで、真ん中の時計台がかわいい。
駅前にはそごうデパートなどもあってにぎやか。
正面をまっすぐに行くとロータリーに清代の東門城がある。
新竹には日本統治時代の建築がいくつか残っているとのことなので、それらを探して歩く。
南国らしい木の奥の立派な建物は旧新竹州庁、現市政府。
そのすぐそばの新竹市美術館は旧市役所、消防署も古い建物だが、台湾も救急はやっぱり119番なのだろうか。
元信用組合やら映画館やら、他にも古い建物が結構あって、街並み探検もおもしろい。
やがてやって来たのは新竹唯一の観光スポット、城隍廟。
ずらり並んだスクーターの向こうにはまた小さな店がずらり、その奥の屋根が道教のお宮と言うことなので
店に挟まれたとても小さな廟入口から入ってみる。
ここに祀られている城隍神とは死者を裁く裁判官というから閻魔様のような神様らしいが
境内には紙のお札を燃やす立派な金爐があったり、金ぴかの布袋様がいらっしゃったりで、なにやら金運にも恵まれそう。
そしてこの廟が面白いのはお宮の正面。
香炉の向こうにいきなり屋根に覆われた屋台街が広がっているのだ。
この境内からも直接屋台に行けるが
こちらは外から屋台街への入り口。
明らかに廟への入り口より立派で大きい。
中にはびっしりと食べ物屋台が並び
台湾式牡蠣オムレツや肉圓も名物らしいが、新竹と言えば有名なのはもちろんビーフン。
と言うわけでまずはこの中でも一番人気という「阿城號米粉」へ。
注文すればすぐ出てくる炒米粉は35元。食べなれたものよりコシと弾力のあるビーフンはそれ自体ほとんど味付けがされておらず、上にかかった挽肉ともやしの餡で食べる感じ。脂っぽさもなくあっさりとすぐに食べてしまったが、それほど感動しなかったのはビーフン好きとして期待が高すぎたか。
さらにもう一軒はしご、次は肉燥飯の「柳家」。
お弁当がどんどん売れているこちらで
酸菜と香菜も乗り、黒胡椒のかかった肉燥飯30元とつみれスープ40元。
トロトロ甘辛味の肉燥飯もおいしかったが、それ以上に大きなお肉のつみれがプリプリでうまい!持ち帰り用のつみれをなぜ買って帰らなかったかと後で後悔したほど。
廟内で2軒はしごをしてもうお腹いっぱいになったが、帰る前にはもう一つ食べるものがある。
一日一デザートは廟を出てすぐの所にある「阿忠冰店」でかき氷。
間口は狭いながら、このひょろりとしたビルがすべて一軒のかき氷屋さん。どのかき氷にもかかるパイナップル・シロップでビルが建ったのだからたいしたもの。
と言うことでシンプルなパイナップル氷40元で締め。これ以上の具はもう入らん。
膨れたお腹を抱えて新竹駅へ。
少し待てば急行の自強号があったのに、すぐ目の前の各駅停車に乗ってしまったのは脳に血液が回っていなかったのかもしれない。
おかげで台北まで1時間40分もかかってしまって、疲れた。
やっぱり新幹線は速い。
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