Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ラダックのドライ・アプリコット

2018-10-09 17:03:40 | チベット文化圏
ラダックでお土産になるものと言ったらアプリコット、以上。
と今までにも何回か書いてきたような気がする。

そんなわけで今回もレーのゾムサとアプリコット・ストアでアプリコット・ジャムを買ったが、その他にもう一つ。

まわりがアンズ畑だらけのカルツェのアプリコット専門店で
 
一番いいの、と指名して購入した丸干しアプリコット、一袋220ルピー。
色は黒ずんでいるし、まるで梅干しのような見た目だが、漂白もせず完全に天日干しされたこのアンズはまさに自然食品。カチカチに乾燥しているが、このままかじるとじんわりとアンズの甘さが広がっておいしい。

とは言え種もそのままなので食べにくく、これを買ったのは自分でジャムにするため。
日本に帰ってから何日も置かずにこの丸干しアンズを水に漬けて柔らかくしたが、これは3年前の経験があるから。
この時はラダックの北、ヌブラのトゥルトゥク村でやはり丸干しアンズを買ったが、これをしばらく放置していたら中から小さな蛾が飛び立ってくれちゃったのだ。

今回も水に漬けて柔らかくなったところで実を割って種を除くと、案の定小さな白い幼虫が何匹かこんにちわ。
うげげ、と思いながらもこれぞ天然ものの証し、と文字通り水に流して、お砂糖を少しと、だいぶ前から残っていたシナモンをたっぷりにクローブ、ちょうどもらったすだちにシークワーサー・ジュースも加えて実をつぶしながら煮れば
 
簡単にアプリコット・ジャムの出来上がり。

色は悪いがスパイスの効いた濃厚な味はヨーグルトにぴったり、と自画自賛。
一袋でジャム瓶が3ついっぱいになった。

ついでに他にラダックで買った物と言えば
 新しくできていたこぎれいなコンビニで飲み物各種。
Amulのラッシーは甘さにちょっと癖あり、それより隣のカルダモン・シェークが思いのほかのヒット。

 街道筋の雑貨屋やチャイ・ストップで買った小袋スナック菓子はどれもスパイシーなマサラ味で、辛いもの好きにビールのつまみに出したら大好評。
その手前はピーナッツをキャラメルで固めたもので、不気味な子供の顔が怪しいがとてもおいしい。

ザンスカールでは残念ながら買うものは何もなかった。


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コメント (5)
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