Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

冬のウィーン 9 パン買って帰国

2019-02-01 17:59:12 | ヨーロッパ
12月17日 続き

博物館前から移動して今度はヘレンガッセの駅近く、Am Hofのクリスマス・マーケット。
 ここは一昨日も通りかかったけれど、今度は中を覗いてみると
 
こちらにはソーセージやら、やたらカラフルなチーズやら、食べ物屋台が多くて、なるほどたくさんあるマーケットもそれぞれ特色を出しているとわかる。

ここのホットワインのマグがかわいくて、友人がお買い上げ。
 
Bioが売りらしいこちらのワインは前日よりも甘さ控えめ、スパイスも効いておいしかった。

さて、この近くにはガイドブックにも出ている老舗パン屋があるはずと探すもわかりづらくて、周りを歩き回って何とか見つけた。
 
なんとも雰囲気のある通りに建つArthur Grimmというパン屋さん。
 大きな昔風のパン屋さんで、パンの種類も豊富。

さらに駅の近くに戻ってもう一軒。
 こちらのJoseph'sという店は偶然通りかかったのだが、小さな店には買い物客が列を作り、大きなパンをいくつも買う人がいっぱい。そこでネット検索してみるとオーガニックパンで近頃人気の店と出た。

というわけで、この2軒で計4本の大きなパンを買って、友人とすべて半分づつ持ち帰り。
 大きなライ麦パンはキャラウェイが入ったオーソドックスなもの。
 これらもすべてライ麦パンだが、種が入っていたり、リンゴが入っていたり、それぞれ味わいが違ってどれもおいしい。

帰国してからも冷凍にしてしばらく楽しんでいたが、食べつくしてしまったのでまたパンを買いにウィーンに行きたいほど。
ただしアパートの近くのチェーン店のものは大したことはなかったので、ウィーンといえども店は選ばなければいけないらしい。

重いパンを抱えてアパートに戻ったら、最後の夕食は近所のレストランへ。
 
徒歩10分ほどのところにあった店はクリスマス仕様。
 
料理もクリスマス・メニューから鹿肉のグーラッシュと、友人はエビのパスタを選んだが、オーストリアははっきり言って料理よりパンのほうがおいしい。


12月18日

帰国日の朝、冷蔵庫に残った食材を片付けて、ゆっくり10時半にチェックアウト。
と言っても信用してくれたのだろう、「鍵を置いて出て行ってくれればいい」というので楽ちん。

空港までは今度はトリップアドバイザーで一番評判の良かったところにネット予約したら時間前にはちゃんと来てくれて、15分で到着、チップ込み30ユーロ。

 一国の首都とは言え小さなウィーン空港。
時間の余裕をもってチェックインしたのでラウンジを探すと
 こんなそっけない入り口で、ほんとにここでいいのかと恐る恐るドアを開けた。

 
すると中はそこそこに座席数もあって、人も少ないのでゆったり。
 
食べ物もそれなりにあるので
 こんな景色を見ながらゆっくりさせてもらった。

モスクワ行きのアエロフロートは定時に出発して予定通り到着。
乗り継ぎもスムーズだったのでまたラウンジを探すが、出発するターミナルDのラウンジはどこもいっぱいで入れてもらえそうにない。

そこで目についたアメリカンなカフェでケーキを頼むと
 
お味もアメリカンな甘さで途中で飽きてしまった。
 
自販機で売っていた宇宙食の方がよかっただろうか。

寒い中、またもやバス移動からタラップを上がって機内へ。
窓際席から雪の付いた翼を見ていると
 おお、除雪作業は出発直前にやるんだ。
ノズルからの液体で雪はもうもうとした煙と化し、片翼5分ほどで作業終了。

 夜のモスクワを発ち
 猪苗代湖の上を通って無事に成田に到着。

短いけれど充実したウィーンの旅だった。


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コメント (2)
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