Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

西モンゴルの旅 7 トレッキング2日目

2019-08-24 18:15:59 | チベット文化圏

7月21日

朝、テントの外に出てみると快晴のすばらしい天気で、山が朝日に照らされている。
 
 朝の気温はテントの中で5℃ぐらい、屋根には霜が降りていたので外は0℃近くまで下がっただろう。

本日はこのキャンプ地に連泊。
 朝食を済ませたら目の前の氷河を目指して出発する。

我々のキャンプ地から30分ほど歩くとたくさんのテントが見えてきて、ここが登山をする人たちの本来のベースキャンプ。
 ただしここでは目の前にサイドモレーンの壁が立ちはだかっているので、氷河は隠れてしまう。
若い欧米人がたくさん来ているが、彼らは4000m越えのフィティン峰やマルティン峰に登ることが目的なので、ここまでは馬で来るらしい。
 ここにあるアンテナの立つゲルにいるのは氷河を観測する研究者だそうだ。

ここを過ぎ、適当な場所でサイドモレーンを渡って氷河に降り立つべくさらに歩いて行く。

 
周りには登山者たちの荷物を運んできたラクダさんたちがたくさんいて、コブがちゃんと2つあることを確認。

 歩くうち真っ白に雪をまとったフィティン峰はますますきれいに見えてきて素晴らしい景色。しかし30分ぐらいと言われた地点を過ぎても氷河に降り立てそうなところはなく

ベースキャンプもすっかり見えなくなってしまった。

結局氷河に簡単に降りられそうなところはない、ということで1時間後にお茶休憩。

目の前は絶景。
 氷河もすぐそこだけれど、結構な高さのサイドモレーンをよじ登るのは無理。

この地点からさらに登るとモンゴルとロシアとの国境があるとのことで、元気な男性3人が添乗員とガイドと進んで行ったが、ここまでで十分へたってしまった残りの者は花でいっぱいのこの周辺でしばらくのんびり。
   
  
 
なにしろ今回は「花園を求めて」なのだから。

来た道を戻ってキャンプには13時に帰着、ダイニングテントにお昼が用意されていたが
 ソバの実のピラフのようなものはボソボソとして正直食がすすまない。

朝晩とは一転、昼間のテントの中は快晴だと暑くてとてもいられず
 
午後は周りを飛び回るトンビや氷河を眺めてのんびり。

 おかげで夜にはちゃんと食欲も復活した。


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コメント (5)
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