Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

明るいポーランド 19 さらにヴロツワフ散策

2019-12-12 16:41:36 | ヨーロッパ

10月6日 続き

お腹を満たしたら大学のすぐ隣に建つイエズス聖名教会を覗かせていただく。
 
ロンプラに言わせると「ヴロツワフで最も美しい教会」だけれど、バロック・ロココはいささか苦手なのですぐに退散。

オドラ川べりを東に進むとこの町の屋内市場が見えてくる。
 
入り口には1908年の銘も見えて、市場好きとしてはぜひ営業中を見てみたかったが、ここも日曜のため残念ながらお休み。

 市場のすぐ前にはトラムも通る赤い橋があるので、ここでオドラ川を渡ってカテドラル島へ。

ヴロツワフの町は7,8世紀にこのカテドラル島から始まったそうだが、13世紀にタタール(モンゴル人)に破壊され、その後現在の旧市街に町の中心が移されたのだそうだ。

島には名前の通り教会が多くて、この縦長の教会は砂上の聖母教会。
 
教会の前にはなぜかムスタングが何台も並べられて、お兄さんたちが熱心にエンジンなど覗き込んでいる。

その先にあるのが洗礼者ヨハネ教会。
 
ここも例によって戦争でひどく破壊されたが、現在は針のような尖塔まで見事に復元されている。

  
 
近くに来てみると入り口周りの彫刻もきれいで
  
 
薄暗い内部もステンドグラスや聖歌席の彫刻など見事。正面にはヴィト・ストヴォシュ派の祭壇があるはずなのだが、修復中とみえて写真を写した布が掛かっているだけ。残念。
やっぱりロココよりゴシックが好きだ。

この教会の尖塔にも登れる、ということで本日3か所目の高い所へ(笑)。我々どれだけ高い所が好きなんだか。
 
入り口こそ石段だが、その先にはエレベーターがあるのでここは楽ちん。

 

3か所の中でもここが一番高くて、旧市街の外に新しいアパート群がどんどん建てられている様子がよくわかる。


この後はまた旧市街に戻って、これは中央市場のすぐ隣につながる塩の市場。
 と言っても今は塩ではなく花屋が並んでいる。

 
凝った建物を眺めながらさらに歩いて
 
新市街の目抜き通りらしき所へも足を踏み入れてみると、そこだけ行列の出来ている店がある。
すぐにネットでNasza Paczkarniaと言う店名を調べてみると、この町で有名なドーナッツ屋らしい。
 
それでは、と我々も列に並んでカスタードクリームのドーナッツを一つお試し。
フワフワと軽くて甘すぎないが、特筆すべきでもないような。

この後はスーパーでお土産を買おうと大きなモールに行ってみたが、なぜか日曜も営業しているはずのカルフールがお休みで、他のスーパーも閉まっている。
お惣菜を買って今夜はお家ごはんにしようと思っていたのに。

 仕方がないのでzabkaというポーランドのコンビニへ。
このお店、年中無休、6時から23時まで営業とヨーロッパとは思えないほど勤勉で、店内もそこそこ清潔で品数もある。

 というわけで今夜はスープ2種類にタイグリーンカレー、ビーツサラダにソーセージ入りのプレッツェル。
タイカレーとエスニック風味のスープ、ずっとポーランド料理だったので新鮮でおいしく感じた。


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コメント
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