Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

明るいポーランド 22 ポーリッシュ・ポタリー

2019-12-20 19:59:32 | ヨーロッパ

10月7日 続き

第一希望に振られたので駅まで戻って線路をくぐり、10分ほど歩いて第二候補のレストランに到着。

 
田舎家風のかわいらしい外観のこの店
 
中も山小屋風でとても感じがいい。お客さんはどうも外国人観光客が多いようだが
 ポーランドらしく、とクワスとコンポートを飲むうち運ばれてきた料理は
 
キノコと豚肉の煮込みも、かりかりベーコンのたっぷり入ったサラダも量がたっぷりでおいしくて、しかもこれらすべてで36.5ズロチ(約1100円)とびっくり価格。
壁際に置かれていた素朴な見た目のデザートもおいしそうだったので食べたかったのだが、「時間がなくなる」と友人に言われて泣く泣くお会計。

それと言うのもわざわざこの町までやって来たのは表題のポーリッシュ・ポタリーを買うため。
石巻(!)の食器屋でとてもかわいいのが並んでいるのを見て、それまでポーランド行きにあまり興味を示さなかった友人が「行きたい!」となったのだ。

 
レストランの庭には巨大な土鍋や食器類が飾られているし
 交差点にも大きなポットとカップが並んでいるように、ボレスワヴィエツこそポーリッシュ・ポタリーの生産地なのだ。

 そこでまずはレストランに一番近く、各メーカーのアウトレットがずらりと並んでいるこちらへ。
 
それぞれ入り口の装飾もかわいく
 中に入ればこの状態。
形も大きさも様々、各店見比べると柄にもそれぞれ個性があって、もう見て回るだけでもうれしい悲鳴。
 
時節柄ハロウィーンやクリスマスの柄もあって、これがまた楽しい。

ここに並んでいる10軒ほどをすべて見て回り、次は道を隔てたお向かいの大きなメーカーへ。
  
 
ここは動物の置物が得意と見える。

 
その隣のメーカーは売店の前の飾り付けがかわいかったので入りたかったのだが、残念ながら閉まっていて入れず。

そして最後の一軒は駅に一番近く、売店も一番大きかったこちら。
  
  
 
売店の前にはアウトレット品のテントまであったが
 
やっぱり正規品の方がいいものがある。

というわけでお昼を食べてから2時間見て回り、結局4軒のお店で買ったのはこれら。
 全部合わせて188ズロチ(約5640円)がどれだけ安いかはわからないが、どれもとても使いやすくて、特に右上のボウルが使い勝手が良い。わざわざポーランドの隅の町まで行った甲斐があったと言うもの、もっと買いたかったがさすがに重さを考えてブレーキがかかった。

雑に紙でくるまれただけの食器類に気を付けつつ、列車の時間に合わせて駅に戻る。
 
と、予定していた列車が遅れていて、上下線とも同じホームに止まるもので逆方向の列車に乗ってしまった。

検札に来た車掌さんが親切に「次の駅で降りて待てばいいからね」と超過料金も取らずに教えてくれたが
 
おかげで周りに全く何もない駅で30分ほども待つ羽目になり
 
ヴロツワフに着いた19時前には暗くなりかけていた。

この後は最後の買い出しにスーパーに行ったりしてさらに遅くなったので、ポーランド最後の夕食はまたアパートのある中央広場の店にした。
 
締めもポーランド料理が良かろうと選んだこの店、内装はいい感じだったのだが
 
タルタルステーキもビゴスもいまいちでがっかり。
いつも最後の食事は外してしまう気がするのはなぜだろう。


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コメント (4)
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