薔薇に続いては紫陽花の季節。
紫陽花で有名と言えば鎌倉。通常であれば観光客であふれかえるこの場所にでかけることはないのだが、「今こそチャンス」という友人に誘われてでかけることにした。
まずは高校生でいっぱいの北鎌倉の駅に8時半に到着。
ここからはこの周辺を縄張り散歩コースにしている友人のガイド付きなので楽ちん。
ド定番の明月院からスタートすべくお寺への狭い道に入って行くと途中からもう行列ができていて
9時の開門の10分ほど前から入場を開始してくれたが
両脇に名物のブルーの紫陽花が続く通路はもうスマホを構える人でいっぱい。
拝観料500円也を支払って門を入り、本堂である方丈にまっすぐ向かうとここにもまた行列。
ちゃんと並んでこの丸窓越しの景色を撮ってみたが、向こうのお庭にも人がいて入ってしまうのがちょっと興ざめ。
窓の前にいる虎は「疫病退治に参上」なのだそうだ。
この方丈の脇から裏に回るにはさらに500円必要だが
奥のお庭では花しょうぶがちょうど見ごろ。
様々な色合いの紫がとてもきれいだ。
崖に掘られた古いお墓やお堂を見ながら境内をさらに歩けば
姫アジサイのブルーでいっぱい。
他の種類もわずかに植えられているが、抑えた色合いのものばかりなので全体の印象がシック。
大体このお寺は演出がとても上手。
しかし今頃「新平家物語」なんぞ読んでいるが、これを読むと源氏より平家に同情してしまうんだな。
←人気ブログランキングへ一票、お願いします。