Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

「ルネ・ラリック リミックス」@東京都庭園美術館

2021-09-03 11:52:01 | 機内食・映画・美術展

8月は1度上野に行っただけで本当におとなしく家に引きこもっていたが、月末に終了間近の展覧会を見るため、近場の目黒におでかけ。

 
大好きな東京都庭園美術館で「ルネ・ラリック リミックス」展。
アール・デコのこのお屋敷以上にこの展覧会が似合う会場があるだろうか。

 
建物内に入ってすぐにあるホールには朝香宮邸で一番有名な玄関のガラスパネルの1枚が横に置かれていて、女性の横顔も素敵。

 応接室にはラリック初期のジュエリーが集められていて、やはりここが一番人気。
    
 
平日昼間でも若いお嬢さんたちが大勢来ていて、今回の展示は撮影OKなのでスマホのシャッター音があちこちで。
しかしお嬢さんたちは友人同士でもこそこそささやくだけで、東博のおしゃべりおばさんたちとは違う。

 
ダイニングルームのテーブルセッティングもこの部屋にぴったり。

  
2階の踊り場では大きな装飾パネルがまず迎えてくれて、これもいかにもラリックの乳白色のガラスが多数。

花瓶の展示が多いけれど、特に心惹かれたのは娘のシュザンヌがデザインしたというもの。
   
 ちょっとエスニック入ったり幾何学的だったり、これぞアールデコでアールヌーボーよりこっちが好き。

2階の寝室には女性のためのものも多くて、このパウダーパフのデザインはツボ。
 
ロシアバレエ団のレオン・バクストのデザインでラリックと共作なんて素敵すぎる。

   
  
香水瓶もいろいろあって、これがまたいい。

展示は新館に続いて、こちらには1925年のアールデコ展の資料がいろいろ。
 
  
中に朝香宮ご夫妻が見学している映像まであって、この経験がこのお屋敷につながるのだから面白い。

1時間ほどで見学を終えたら新館のカフェへ。
 チョコレートケーキをいただいたら中にはマンゴーのクリームとベリーのゼリーが入っていて、これがめちゃうま。以前見た時においしそうだと思った、その予想通り。
しかしこのカフェは展覧会チケットを買わないと入れないのだから敷居が高い。

優雅に過ごせる庭園美術館、次はいつになるだろうか。


 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする