7月16日
朝早くに目を覚ますと天気がいい!
1階に降りて駒ヶ根市の方向を見れば山の稜線がきれいに見える。残念ながら富士山は見えなかったけれど。
部屋の窓からも日の差してきた千畳敷カールが今日はくっきり。
朝食は食堂で7時から。
煮物やらサラダ、ソーセージなどボリューム満点で、このホテルは食事がいい。
今日の予定は天気次第と思っていたが、素晴らしい晴天なので登山をすることに決定。
早朝出発もありだが、ど素人の二人では不安なのでロープウェイが動き出して他の登山客がやってくる8時まで待ち、チェックアウトをして荷物を預け出発。
昨日も歩いた遊歩道を行くと前を歩いていた人が「あっ、クロユリがある」とかがみこんだ。後から覗き込んでみると確かにクロユリ。
1つ気が付くとあちこちに咲いていて、なんで昨日は全く気が付かなかったのだろう。
八丁坂の分岐点からも下の駒ヶ根市までよく見えたが、今日はここから八丁坂を上がる。
下から見てもすごい急斜面、岩の階段をひたすら上るけれど
その脇にはハクサンイチゲやイワカガミ、
ミヤマキンバイ、ミヤマキンポウゲなどたくさん咲いているのでゆっくり行く。
ホテルもだいぶ下に見えて来たら
最後は階段を上がって
標高2850mの乗越浄土に到着。すごい名前。ここまで70分。
眼下にはホテル、右手に見えるのが宝剣岳。
左手に行けば伊那前岳
反対側の先には山小屋が二つ見えて、その向こうに見えるのが中岳。
山小屋の前には天狗岩があって
その先の景色も爽快。
ここから中岳までは大したのぼりではなく
20分で標高2925mの中岳山頂に無事到着。
これだけの登りでも乗越浄土が眼下になる。
この中岳から向こうにやっと見えたのが標高2956mの木曽駒ケ岳。
山頂にはたくさんの人の姿が見えるが、今日の我々はここまで。
イワツメクサやツガザクラ
イワウメの写真を撮ったら来た道を戻る。
帰路は往路よりも足元が怖いので慎重に下って
乗越浄土から25分で無事八丁坂の下まで帰還。
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