ネットで珍しいウズベク料理屋があることを発見、新宿に用があった一日、ちょっと足を延ばして高田馬場へ行ってきた。
JRの改札を出て目の前、斜めに伸びるさかえ通りをしばらく行く。
両側には居酒屋やら中華やら、小さな飲食店がぎっしり。
その道をまっすぐ歩いて、まだかな、もう通り過ぎてしまったかと思った頃、やっと目指す店の小さな立て看板を発見。
このこぎれいなビルの3階にあるのが「サマルカンドテラス」。
エレベーターを降りるとこの扉。Openとはあるけれど店名はなく、中も見えないのでおそるおそる開けると
室内は両側が一面の窓になっていて明るく、内装はモダンなカフェ風で、これ見よがしのエスニック風はほとんどない。
ただしカウンターの中の人も、オーナーらしき人も明らかにウズベキスタン人。
メニューはこれだけで、スープは羊と豆スープと麺入りの野菜スープの2種類と説明されるので、ラグメンにも心惹かれつつ、羊に転んでスープを注文。
やがてやって来たのはこちらのプレート。
スープの他にひき肉がぎっしりの揚げマントゥとラタトゥイユのような野菜を包んだクレープが乗っていて、特にクレープがおいしい!
スープはひよこ豆と骨付きの羊。お肉はスプーンで簡単にほぐれる柔らかさ、シンプルな塩味ながら出汁をよく出ていてうまい。
運ばれてきた時には量が少ないかと思ったが、豆がいっぱいなので完食すればしっかり満腹。
正直、ウズベキスタンで食べた料理よりおいしくて、けれど日本人向けにしているというわけではなく、料理人の味付けのセンスがいいのだと思う。
お昼もちょっと遅めに行ったので客は少なかったが、来るのは日本人客。
ウズベキスタン人と思われる人たちは食事ではない用事で来てオーナーと話し込んだりしている。
日本在住のウズベキスタン人って何人ぐらいいるのだろうか。
キッチンのカウンターにナンがあったので一つお持ち帰り。
ぎっちりと詰まったナン、初めてウズベキスタンに行った24年前を思い出した。
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