Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

山陽道の旅 2 宮島の夜

2023-10-28 12:24:10 | 国内旅行

10月18日 続き

大竹駅から宮島口まではJRで15分。
  
 
JRの駅から少し歩くとフェリー乗り場の大きな建物が見えて、フェリーは2社あるが出発の早いJR西日本フェリーの切符を買う。往復は400円だけれど、今月から入島料が100円かかるようになって合計500円。

 
桟橋にはすでにお客さんがたくさんいて、フェリーが着いたとたんに降りる人たちと交替で乗り込む。
 
対岸の宮島まではわずか10分、桟橋に着く前には有名な大鳥居に近づいて、海側から水に浮かぶ様子が見られてラッキー。もう一社を選んでいたらここまで鳥居に接近しなかったらしい。
 
到着した宮島側の乗り場には本土へ帰る人たちが大行列を作っていて、駅前には修学旅行生の大団体。予想以上の盛況ぶりだ。

フェリー乗り場からは荷物を引きずって5分ほど。
今夜お世話になるのは「菊がわ」さん。
  
  
案内されたお部屋は6畳ほどだろうか、すでに布団が敷かれてあとはちゃぶ台1つ置くのがやっとの狭さ。
しかし宮島の旅館はどこも驚くほど高くて、ここは夕食なしで一人13,500円とこれでもぐっとリーズナブルなお宿。内装はリニューアルして間もないのかとてもきれいで、フェリーから近く、静かなのもよかった。

荷物を置いたら今日は軽く散歩、と宿から近い町屋通りを歩いてみる。
  
  
本当の町屋の間にお店がぽつん、ぽつんとある静かな通りで、軒先にかかる献灯の絵が一つ一つ違ってかわいい。
 
通りの端まで行くと目の前に厳島神社の五重の塔が見えてきた。

ここから海岸の方へ行くと
 
潮が引いていて砂浜が見える。フェリー乗り場の観光案内所では今日はあまり潮が引かないので大鳥居までは歩けないかも、と言われたけれど
  
何のことはない、鳥居の下に人がいっぱい。海側から見た時は陸から離れて見えたが、歩いてみれば大した距離ではなくて、足を濡らすこともなく大鳥居の真下まで行くことができた。
 
干満の差は3mほどあるそうで、引き潮がちょうど夕暮れに当たったのは運が良かった。

厳島神社を外から一回りして、そろそろ夕食を、と宿でもらった食事処マップを見るが、水曜日はただでさえ少ない夕食の摂れる店のいくつかはお休み、ここならと入った所は18時なのにあと30分で閉店と言われてしまった。
そこで表参道商店街でほぼ唯一開いている店にしばらく待たされて入店。
 
入ってみると我々を除いてはほぼすべて外国人観光客。日本人はほとんど旅館で夕食なのだろうが、宮島のインバウンド率は想像以上に高い。
 ここでいただくのはもちろん穴子。
 
サラダに付いてきたいりこ味噌のドレッシングもタコ天もおいしかった。

食後は神社がライトアップされているというので西松原までまたお散歩。
 
が、意外に地味なライトアップでちょっと肩透かし。

 帰りの商店街はとても静かで、大型旅館の修学旅行生たちだけがにぎやかだった。


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