11月10日 続き
白谷雲水峡を出たら島の海岸沿いを反時計回りにドライブ。
まず停まったのは東シナ海展望所。
沖に見えるのは隣の口永良部島。
入り口には亀の親子の石像が並んでいるが、これって亀じゃなくてスッポンだよね。
少し南に下って永田いなか浜。
このきれいな砂浜には夏になるとウミガメが産卵のためにたくさん上がってくるそうで、砂の上に落ちているつぶれたピンポン玉のようなものが亀の卵の殻。
それにしてもこの砂浜、「いなか浜」とはひどい名前じゃないだろうか。
夏には海水浴客やサーファーが来るという町からちょっと山側に入ると
この島の名産であるポンカンやタンカンの畑があるが、実はまだ青くて収穫には少し間がある。冬の観光客が来ない時期にはガイドさんたちは柑橘の収穫バイトに駆り出されるのだとか。
本日のお昼はちょっと雨がぱらつくので東屋の下で
ホテルで用意してもらったおにぎり弁当。
この駐車場は横河(よっご)渓谷の入り口なので、お弁当を食べたら遊歩道を少し歩く。
大きなシダやクワズイモの葉の間を歩いて行くと
緑の渓流が見えてくる。
大きな岩の間を澄んだ水が流れてとてもきれい。
夏ならば絶対に水の中に入りたくなるような所だが、ここはちょっとした雨でも増水しやすく危ないのだそうだ。
また海岸沿いに戻って少し行くと、崖の上に白い灯台が見えてきた。
小さいけれどかっこいい灯台は明治30年に作られたと入り口上に銘板がある。
ここから先、島の西側は断崖が海に落ち込んで家などはない。
その断崖の上を通る西部林道は車のすれ違いも難しいような細い道で周りは緑一色。
注意看板の通り、ここに入るとすぐに猿の姿が見えて、あっちにもこっちにも10頭ほどの群れが現れる。
屋久島の猿はそれほど狂暴そうではないけれど、一度だけ車を降りたら群れが近寄って来た。
普通は人を見て近寄ることはないそうなのだが、最近お客さんを案内するガイドではない島の人で餌を与えている者がいるらしい、とはガイドさんの話。
サルの他にこの林道で遭遇するのは屋久シカ。
小さくて体に斑点があるのでまだ子供かと思ったら、ちゃんと角のあるこれは大人のオス。
屋久シカは小さいのでよく間違えられるのだとか。
この道を通り過ぎただけでも10頭ほどは見かけただろうか、島全体で2万頭ほどはいるらしい。
ちなみにこの島には猪や熊など危険な動物はいないそうだ。
約20キロの西部林道を抜けたら大川の滝へ。
この日は水量が少なかったようで、多い日には2本見えるという滝のうち1本しか見えなかったが、岩の上を滝の近くまで行けたり、屋久島は日本国内にしては自由だ。
西海岸も南端まで近づくとまた民家が現れて
中間というところでガジュマルが絡まりあっている所を見学。
その向こうには特徴的な姿の烏帽子岳が見えて、本日の宿泊地はもうすぐ。
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