11月29日 続き
市場からホテルに戻り、お菓子など食べながらまったり。
チェックアウトは12時だがその前にフロントから電話がかかってきて「今日は金曜日ですべての施設がクローズしてしまうので2時までチェックアウトを延ばしていいです」と言う。
そう、厳格なイスラム国家であるブルネイではお店もレストランも金曜の12時から2時まではすべて閉まってしまうと言う。
それは知っていたのでありがたい申し出ではあるが11時半にチェックアウトをして荷物を預け、車を呼ぶことにした。
ブルネイの「7つ星ホテル」なら営業しているだろうから、そこでゆっくりランチでもしようと思ったのだ。
やってきたDartのドライバーは中国系。フロントのお姉さんは12時からは車も呼べないと言っていたが、「僕ら中国系は動いているよ。この時間、高級ホテルに行くのは正解だね。」
と言うことで車で20分、B$15をかけてやってきたのは海辺に建つ The Empire Hotel。
玄関を入り、にこやかに迎えてくれたドアマンに「ランチはどこで食べられますか」と聞くと、「申し訳ありませんが今日は金曜日なので2時まではすべてクローズです」って、ええ~、外国人の多いホテルなのに?
イスラム圏にはそこそこ旅行しているし、ラマダン中にも行ったことがあるが、ここまで厳しい国は初めてかもしれない。
とにかくホテル内に入ってみる。
元王族の迎賓館だったという建物、どこも大理石と金の装飾で贅沢だが
確かにレストランはすべて閉まっていてどうしようもない。
仕方がないので2時までホテル内の見学をすることにしよう。
玄関からまっすぐ行った先には大きな窓で明るいラウンジ。
その先は吹き抜けになっていて背の高い柱や下のレストランの絨毯がきれい。
下から見上げる白黒の大理石の柱は一層豪華だ。
庭に出てみるとホテル棟がいくつも並んでいるのが見え
正面にはプール。しかしここも係のスタッフがいなくて、この時間は遊泳禁止らしい。
ホテルの敷地は広くてビーチもあるが
その先に見える海は波もたってあまりきれいではない。
外のベンチでしばらく風に吹かれていたが、やっぱり湿度が高くて暑い。
そこで屋内で椅子を見つけて本を読んでいたが、館内にも庭にもお客さんの姿はほとんどない。みんな部屋にこもっておとなしくしているのだろうか。
やっと2時になって、営業を開始したロビーラウンジへ。
本当はここでアフタヌーンティーがしたかったのだが、今は週末しかやっていないとのことで海老サラダとテタレ、B$32。
こちらのホテル、豪華な施設で7つ星ホテルと言われているが、実際にはそんな格付けは存在しないので5つ星、行ってみた感じも5つ星が妥当だろうと思う。
周りには何もなくて海もそれほどきれいではない、自分ならここに宿泊はしないな、と思いながら湧いて出てきたお客さんたちを見ながらまたDartで泊まっていたホテルへ。
空港へはまた無料で送ってもらって、やっぱり自分にはこちらの方が合っている。
便数がそれほどないので広々とした空港、2階にラウンジがあるのでそちらへ。
今日はエコノミーだが、ここはプライオリティパスで入れるのだ。
国王ご夫妻が迎えてくださる Sky Lounge。
奥にダイニングエリアもあってかわいいクッキーや料理もそこそこあるが
アルコールはもちろんない。
クロワッサンサンドを食べつつ、18:50に出発したロイヤルブルネイは1時間で目的地、サラワク州のクチンに到着。
ブルネイ国内では問題なくつながったアジア28か国をカバーするSIMがなぜかクチンではネットに繋がらなくて、仕方なくタクシーにしたら市内までは定額で35リンギット(約1300円)。
20分の道中、ブルネイから来たので余計そう感じたのかもしれないが、クチンが予想外の都会でびっくりした。
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