普段から基本自宅で仕事をしている身なれど、この3週間は会議もすべてオンライン、めっきり外に出なくなって完全に運動不足なので久しぶりにカメラを持って近所の公園に出かけてみた。
思い起こせば花用にとマクロレンズを買って試運転をしたのがぴったり1年前。
今年は去年よりもずいぶん早く桜が咲いたが、葉は出かかっているものの意外に花は残っていて、暖かい週末なので家族連れでお花見をしていたり、やはり運動不足なのかジョギングをしている人がいっぱい。
地面には花びらが一面に散り敷き、大きな鳥も我が物顔に歩いている。
去年と全く同じ時期なので咲いている花も同じ。
この虫は撮っている時には気が付かなかった。
一回り公園を歩いても7,000歩にも満たないが、近所においしいピザ屋さんがあるのでつい寄り道。
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1月25日 続き
キナバル山のツアーからはまだ明るいうちに戻れたので、おやつを求めてまた街中へ。 まずやってきたのは昨晩も訪れたドリアン・マーケット。
と言ってもドリアンが食べたいわけではなく、目当てはどうしても気になったまるでタワシのような果物。
これはタラップと言って、ネットで調べるとほぼボルネオでしか食べられないとある。
そこでかわいいお姉さんに一番小さいのを選んでもらい、実を開けて後ろのテーブルで食べさせてもらう。
実際に触ってみるとトゲトゲは柔らかくて皮も手で簡単にむける。そして中には小さな白い粒がブドウのようについていて、これが柔らかく甘酸っぱくてすごくおいしい!
味は釈迦頭やチェリモヤに一番近いだろうか、癖がなくて誰にでも好まれそう。
夢中になって片面7粒を食べ、種が結構大きいので残りも楽勝、と引っくり返したらなんとそちらには実がなくて、本来は周りにぐるっと実が付いているはずなのでこれははずれだったみたい。
これで10リンギット(約270円)は安くはないが、珍しいものが食べられたので満足。というか、これならもっと大きいのを買えばよかった。
タラップでおなか一杯にはならなかったので、次はパンタイ通りにあるココナッツ専門店「ロイヤル・ココナッツ」でココナッツ・プリン、12リンギット。
こちらは大きな実の中にプリンが満タン、周りの果肉もほじって食べられるので食べで十分。
おなかが満たされたら次は買い物でホテルの近くの大きなショッピングセンター、スリア・サバへ。
と言ってもしょせんスーパーにしか用はないのだが
さすが春節で館内は真っ赤。
玄関の前では地元の少年団が獅子舞や龍舞の準備中だったが、なかなか始まらないので離れてしまった。
そして今夜の夕食に、と選んだのはオーストラリア・プレイスの一角にある小さな店。
Little Sulapというこちらはボルネオ原住民のドゥスン族の料理が食べられるというので来てみた。
メニューは多くはないし、それ以前にドゥスン料理はわからないので定食の「アンブヤットセット」15.9リンギットを頼んでみると アジのような魚を唐揚げにしたものに野菜の炒め物や漬物が3種類、ターメリックのスープとチリソースが乗ったざる、そして糊のようなものがいっぱい入ったどんぶりが来たがこれがアンブヤットと呼ばれるサゴ椰子のでんぷんを練ったもの。
面白いのはこれをつなげた竹箸で食べることで、2本を少し広げた状態で糊の中に突っ込み、箸をくるくると回して取ったらスープかチリソースにつけて食べる。
これがなかなか難しくて、コツをつかむまでアンブヤットをいくらも食べられないのだが、でんぷんはお腹の中で膨れるので、食べられないぐらいがちょうどいいかもしれない(笑)。もちろん頼めば普通のフォークを持ってきてくれる。
アンブヤットには味がないが酸味の効いたスープや野菜類が面白く、魚がカラッと揚がっておいしい。
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1月25日 続き
ラフレシアを見た所から15分で次の目的地、ポーリン温泉に到着。
が、公園に入る前に門前の食堂で昼食。
誰でも食べられる中華だったが、8人に出された料理はこれだけで追加はなし。少なすぎる。
食事を終えたらポーリン温泉に入場。
園内には背の高い木がいっぱい。
少し行くと名前の通りの温泉があって、屋外プールや足湯で大勢の人が楽しんでいる。
しかし我々はこれを横目に見ながら先に進み、まずはキャノピーウォークへ向かう。 すると現れるのは結構急な登り道、キャノピーへの入り口まで200mほど上がらなければならないということで、ガイドと一緒に行くことになってはいたが子供もいるので時間がかかりそう。なのでこの後温泉にゆっくり入りたかった自分は一人で先に行かせてもらうことにした。
山道をガシガシ歩いて到着した、これがキャノピーウォークの始まり。
5本のキャノピーで全長175m、高さは40mあるそうだが、足元は木が密生しているのであまり高さを感じず、恐怖感もない。 見晴らしが利くところの景色もこんなもので、正直あまり面白くない。
ということでさっさと渡ってすぐに降りてきたが、山道の往復で45分かかった。
さて、それでは温泉、とすぐに屋外プールの脇にある事務所へ。
こちらの温泉、屋外プールは水着着用だが、裸で入れる個室があるのでそれに入るために急いで降りてきた次第。 受付では部屋はふさがっている、15分待てばデラックス・ルームが空くと言うので20リンギット払ってしばらく待つ。
そして案内されたのがこちら。この1棟に部屋が2つあって、それぞれトイレとシャワーも付いている。浴槽は3,4人でいっぱいになる大きさだが、蛇口を全開すればそれほど時間もかからずいっぱいになる。
というわけで一人で悠々と入浴。公園内にある源泉では弱いながらも硫黄の香りがしていたがこちらではほとんどにおいはなく、お湯も無色透明。これという浴感もなかったが後でしばらく汗がひかなかったところはさすがに温泉。
個室内は清潔だし、30分ほど入れたので満足。
ツアーの皆さんと合流したらあとはコタキナバルに帰るだけ。 帰路にはキナバル山もすっかり雲に隠れてしまって、ホテルには2時間半、17時半に帰り着いた。
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