Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

水戸の梅まつり 1 偕楽園

2021-03-19 14:52:29 | 国内旅行

以前から一度は行ってみたいと思っていた水戸の梅まつり、調べてみたら何のことはない、品川から特急1本、1時間ちょっとで行けるとわかったのでちょっとフライングをして出かけてきた。

 品川始発の特急ひたちは全席指定。
平日午前の乗客はほとんどスーツ姿のビジネスマンだが、1車両に10人も乗っていない。

新幹線とはちょっと違った景色を見ながら、1時間20分で水戸駅に到着。
すぐに偕楽園行きのバス乗り場に行ってみると、この期間だけはバスの一日切符がたったの100円、しかも各施設の入場料が割引になると太っ腹。
 
地図などもらってすぐに来たバスに乗り込む。

繁華街を通り、15分ほど。ほとんどの人は終点の「偕楽園前」まで乗って行くが、2つ手前の「好文亭表門入り口」で下車。
 標識の通りに狭い路地を入っていくと、両側は元武士の家だろう、立派な門構えの家が続く。

5分ほどで静かな表門に到着。
 
お庭は無料と聞いていたのだが今年から有料になったそうで、それでもたったの300円、それがフリー切符のおかげで230円。

この表門から好文亭へ向かうと梅ならぬ竹林や杉林が続くのだが
 
木の間に大きな卵がいっぱい。これ、夜にはチームラボのライトアップがあるのだそうだ。

 
やがて見えてきた好文亭は徳川斉昭が建てたもの。手前の平屋は奥御殿、奥の二層三階建てが来客をもてなすための別荘。

順路は奥御殿から始まるのだが、こじんまりした各部屋の襖絵がそれぞれ異なった花。
  
 
戦災で焼けてしまったものを1955年に復元したそうだが、とても上品できれい。
  
 
梅や桜ももちろんあって、水戸派で好戦的な斉昭のイメージがちょっと変わる。

 お庭を見ながら好文亭へ。
 
2階に上がるとお庭の先に千波湖が広がり
 
 左手奥に梅林が見える。

梅園が目当てではあるけれど、その前に眼下に広がる芝生の広場へ。
 
雲一つない晴天で最高のピクニックスペース。
 周りにいくつか売店や屋台が出ていて、その一つで買ったチーズケーキ、中には梅ジャムも入っておいしい。

お腹を満たしたところでやっと団子より花。
  
 
100種、3000本の梅林の中を小道が何本も通っていて、有名(らしい)木の周りには柵囲いがしてある。

 
梅は桜よりも枝ぶりが面白くて
 

長いしべやコロンとしたつぼみがかわいい。

 
しだれ梅やピンクと白が交互に咲く枝など眺めて歩くうちに東門に到達して偕楽園のお散歩は終了。

 
こちらは駐車場が近いので入って来た表門よりずっと人が多く、門の前には屋台もたくさん出て縁日状態。

 徳川光圀、斉昭を祀る常盤神社の前を通ってバスで水戸駅へ戻った。


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コメント (5)
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