Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

21年3月の東博

2021-03-07 12:27:08 | 機内食・映画・美術展

年に何回か寄らせてもらう上野の東京国立博物館、数年前からメンバーズプレミアムパスなる物を買っていた。
これは5000円で全国4か所の国立博物館が何回でも入場無料、それに東京の特別展については無料観覧券が4枚つくというもので、昨年から平常展でも入場料が1000円に値上がりし、特別展は2000円になっていたのでとてもお得。

ところがこの4月から会員制度が変更になって、このありがたいプレミアムパスは今年の3月いっぱいで廃止になってしまうという。
そこで1年有効のこのパスを買っておこうと特別展がなく静かな東博へ。
そしてせっかく来たのだからと、久しぶりに本館の平常展を一回り。

入ってみればたくさんの収蔵品は頻繁に展示替えされているので見たことのないものがいっぱい。

 
一番好きな彫刻室は展示の数は少ないがいつ来ても逸品ぞろい。

 
これも大好きな焼き物部屋には竪野系薩摩焼と言うのが出ていて、江戸時代のものだがモダンな感じで素敵。

一部屋はこの時期なのでお雛様の特別展示。
  
 
古い時代のお雛様が素朴な顔でかわいくて
 
左右に並ぶ犬筥、ほしい。

 
立派な衣装のお人形も素晴らしいのだが
 
小さな雛道具のマニアックさがすごすぎる。

ところでこのお雛様展示、去年企画したものの臨時休館で1日しか開けられなかったもののリベンジなのだそう。
その際に作られた担当学芸員の紹介ビデオが愛とくやしさにあふれているので、いつまで見られるかわからないがリンクを貼っておく。
【オンラインギャラリーツアー】三田研究員が語る、特集「おひなさまと日本の人形」 - YouTube

二階に展示されている着物も春らしい柄。
  
 

そして以前に覗いたことのある高円宮の根付コレクションをまた見てみると

棚の中の作品がすべて入れ替わっていて、今回も超かわいい。
このコレクション、全体でいくつあるのだろうか。

本館は建物自体も魅力的で
 特に庭に面したこの休憩スペースが素敵すぎる。
 ここで写真を撮っていると監視員のお姉さん、「ここは建物好きの皆さんに人気があるんです」とうれしそう。
 
照明器具もかっこよくて、今年もパスで通わないと。

 
上野公園では噴水の脇の寒緋桜がきれいだった。


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コメント (2)
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