最近諸事情があり、よく実家に帰っているが、稲川という川沿いの桜が綺麗に咲いていたので、写真に撮ってきた。身の回りがあわただしいので、ゆっくり花見をする暇もないため、これが花見代わりというわけである。
桜は稲川橋というところから上流に300mくらい続いており、なかなか華やかで良い。田舎なので、花見客もなくゆっくり桜を鑑賞しながら散策することもできる。桜が途切れるところから、少し山側に歩くと、秋芳洞との関係で有名な自住禅寺がある。
かってこの寺を開いた寿円禅師は、旱魃で苦しむ村人たちを救うため、秋芳洞にこもって雨ごいを続けた。雨が降り出した時、禅師は、道内から流れ出ている水の中に身を投げたと伝えられている。その遺骨灰を混ぜて作ったと言われる禅師の像が、秋芳洞入り口にある開山堂に祀られている。
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・秋芳洞3
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・自住禅寺