マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

房総の急行電車(その2)

2007-04-29 23:19:38 | その他電車
こんばんわ。

本日3回目の更新となります。先日アップいたしました房総の急行電車(その1)に続いて(その2)をお届けいたします。
ただし、今日の写真は凄過ぎます。心してご覧ください。

前回アップした写真は昭和54年のもので、53・10改正後においてワンポイントでイラスト入りになったものですが、今回ご覧いただくのは改正以前で、イラストの入っていないシンプルなヘッドマークです。
詳細な記録は無いのですが、買ってあった入場券から昭和51年6月6日に撮影したものと思われます。まだ中学生になったばかりの頃で、ポケットカメラで撮影していますので、構図も然ることながら、画質は最悪です。色調も劣化によるものか、かなり変な色をしていましたので、スキャニング後に色補正を掛けております。


両国駅にて 165系 「外房」

両国駅にて 165系 「鹿島」

錦糸町駅にて 165系 「内房」

画像縮小の相性も悪いらしく、画像が大荒れです。
この頃のヘッドマークはシンプルで好感が持てましたが、既に各方面とも特急網が整備されており、また、快速運転もあったので、わざわざ有料の急行で直角の座席に座る必要も無く、どの列車を見ても相当乗車率が悪いようでした。個人的には、急行が中途半端というより、銚子や鹿島への特急列車の必要性が良くわかりません。
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都営バス(いすゞキュービック)

2007-04-29 15:02:52 | バスの写真館
こんにちわ。

今日は久しぶりにバスネタをお届けいたします。

平成18年末から19年始に掛けて、都営バスの撮影をしてきましたが、そのときにアップしていない画像がありますので、いすゞキュービックに的を絞ってお届けいたします。


A504(小滝橋営業所)


A504(小滝橋営業所)
A番台車は近いうちに引退が予定されています。4月14日に用事があって高田馬場へ行ってまいりましたが、そのときは未だA番台車は元気に走っておりました。


C180(小滝橋営業所)


D262(小滝橋営業所)


D294(小滝橋営業所)

D番台車は、キュービックの特徴を残す前面窓とツーステップの組み合わせの最終グループに属します。時間的にはまだ活躍できるものと思いますが、都営バス自体いすゞキュービックは少ないので、お早めに撮影されたほうが良いかもしれません。
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103系3000番台(川越線)

2007-04-29 02:15:44 | その他電車
こんばんわ。

今日は、103系3000番台の写真をお届けいたします。

103系3000番台は、元73系旧型国電の一族であるクハ79600番台とモハ72970番台を新性能(103系)化した車輌です。旧型車の車体のみを更新する事例は多々ありますが、車体をそのままに新性能車に改造する例は、国鉄時代にはほとんど見られません。そういった意味では、国電の歴史上でも貴重な車輌と言えます。しかも、後年には冷房改造も行われていることが、暫定使用ではなくなってしまったことの事情が覗えます。


平成2年1月14日 川越線 西川越~的場間にて 3両編成非冷房時代の103系3000番台

昭和60年3月、東北新幹線上野開業・埼京線開通に合わせて、直通運転される川越線も全線電化されることになりました。計画当初、埼京線(仮称「通勤新線」)は、大宮~川越間及び大宮~宮原(高崎線)間に乗り入れる予定でしたが、宮原への乗り入れは理由は良く解りませんが頓挫しています。大宮附近には電車区を設置するような用地確保が困難だったことから、川越線への乗り入れは已む無しといったところではないでしょうか。

川越線電化にあたり、埼京線への直通電車は山手線の205系化で捻出した103系10両編成を使用し、大宮~高麗川の相互発着電車は103系3連を充てることになり、ここで白羽の矢がたったのが、仙石線の新性能化(103系・105系化)で余剰となった旧型車でした。(まさか、103系化されるとは思いもよりませんでしたが・・・。)
改造は、クハ1両はモハ1両と組んで電動ユニット化、もう一方のクハとあわせて3連化され、残ったモハ1両は電装解除の上サハ103系3000番台となり、中央線で使用されることになりました。もちろん、当初は冷房化は実施されていません。


平成14年5月3日 川越線 笠幡~的場間にて


平成14年5月3日 川越線 笠幡~武蔵高萩間にて

上の2枚の写真は、4連・冷房化された晩年の103系3000です。山手線のE231系化に伴って大量に捻出された205系及び臨海高速鉄道の余剰車の購入により、同線の103系3000番台も置換えられることになりました。

これは私の推測ですが、川越線の区間運用車は、せいぜい10年程度使用し「そのうち余剰となる103系で賄えば良い」程度に思っていたのが、強力な要望によって電化された八高線の需要が意外と伸びてしまい、必要な車輌数が確保できなくなってしまった。結果、209系の新規導入、中央線からの201系乗り入れで対応するがそれでも足りなく、103系の一般型を半自動化等により最小限確保(3500番台化)し、3000番台と容易に連結可能な中央線のサハ1033000番台を呼んで対応した。と、考えております。

推測の域を出ない勝手な想像ですが、同僚と再開し、元の4連で最後の活躍をすることができた同車たちは、大変幸運な車輌たちであったと思います。
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