おはようございます。
またまたくたばってしまったので、朝からのアップです。
EF65500番代のF型はご存知だと思います。かつての東海道ブルートレインで活躍した花形P型と同じスタイルを持ちながら、終始貨物機としての任務を与えられ、花形Pとは全く対照的な、地味な一生を送った車両。
高速性能を持ちながらも、長大貨物を牽くには性能的に一段劣ってしまったため、後進のEF66に高速貨物牽引の地位も奪われてしまいました。
重連総括を前提とした構造を有していたため、厳ついほどのジャンパ栓を持ち、さらには高速貨車10000系に対応するための密着自動連結器を有していました。
そんなF型500番代の中で、ちょっと変わったスタイルの機関車が居ました。それが画像に示すEF65522号機です。
昭和55年8月頃 品川駅にて
品川客車区の引上げ線にやってきたEF65522を撮った写真です。このブログを始めるまで、プリントアウトすらしていなかったモノクロ写真。そのスタイル、様相からP型だとばかり思っていたのですが、スキャニングしたらツララ切りが付いているのでおかしいな?と思ったんです。
調べてみましたら、やはりコレはF型のカマでありました。
F型なのに、重連対応のジャンパ栓類がなく、自動密着連結器にもなっていません。
どうも、脱線事故により大破し、復旧の際にF型の特徴である前面機器類を元の状態に復旧しなかったようです。かつての高速貨物を牽いた役割を、同型には見出すことが無かったということなのでしょう。ある意味、非常に可哀相な結末になってしまったわけです。
ツララ切りがあって、ホイッスルカバーも残っている状態の上越仕様となっていますが、スノープラウが付いていないという形態も非常に中途半端に感じます。
500番代F型の中で、いや、500番代の中でも随一の変形機である、と思います。
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EF65500番代のF型はご存知だと思います。かつての東海道ブルートレインで活躍した花形P型と同じスタイルを持ちながら、終始貨物機としての任務を与えられ、花形Pとは全く対照的な、地味な一生を送った車両。
高速性能を持ちながらも、長大貨物を牽くには性能的に一段劣ってしまったため、後進のEF66に高速貨物牽引の地位も奪われてしまいました。
重連総括を前提とした構造を有していたため、厳ついほどのジャンパ栓を持ち、さらには高速貨車10000系に対応するための密着自動連結器を有していました。
そんなF型500番代の中で、ちょっと変わったスタイルの機関車が居ました。それが画像に示すEF65522号機です。
昭和55年8月頃 品川駅にて
品川客車区の引上げ線にやってきたEF65522を撮った写真です。このブログを始めるまで、プリントアウトすらしていなかったモノクロ写真。そのスタイル、様相からP型だとばかり思っていたのですが、スキャニングしたらツララ切りが付いているのでおかしいな?と思ったんです。
調べてみましたら、やはりコレはF型のカマでありました。
F型なのに、重連対応のジャンパ栓類がなく、自動密着連結器にもなっていません。
どうも、脱線事故により大破し、復旧の際にF型の特徴である前面機器類を元の状態に復旧しなかったようです。かつての高速貨物を牽いた役割を、同型には見出すことが無かったということなのでしょう。ある意味、非常に可哀相な結末になってしまったわけです。
ツララ切りがあって、ホイッスルカバーも残っている状態の上越仕様となっていますが、スノープラウが付いていないという形態も非常に中途半端に感じます。
500番代F型の中で、いや、500番代の中でも随一の変形機である、と思います。
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